「冴羽獠」と「槇村香」の恋人未満の微妙な関係にやきもきした視聴者も多かったのではないだろうか。今回はそんな2人の関係を描いた、原作にないアニメオリジナルのエピソードを紹介する。
1987年から91年に放送された「北条司」原作のアニメ『シティーハンター』は全140話。今回はオリジナルで構成されたストーリーの中から、主人公「冴羽獠」と相棒「槇村香」にまつわるおススメエピソードを5作紹介する。
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「冴羽獠」と「槇村香」の恋人未満の微妙な関係にやきもきした視聴者も多かったのではないだろうか。今回はそんな2人の関係を描いた、原作にないアニメオリジナルのエピソードを紹介する。
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凄腕のスイーパー「冴羽獠」は、元刑事で親友の「槇村秀幸」とコンビを組み「シティーハンター」として裏社会の仕事をしていた。
勢力拡大を狙った麻薬密売組織「赤いペガサス」の依頼を断った「槇村」は、組織が差し向けた殺し屋によって息絶える。
「槇村」の意思を継いだ妹「香」が新しいパートナーとなり、「獠」は相棒として「香」の面倒を見ることとなった。その時のエピソードは「シティーハンター」第5話「グッバイ槇村 雨の夜に涙のバースデー」で描かれている。
それからは、美女好きの「獠」に手を焼くようになる「香」。次第に「獠」に惹かれていくがその気持ちを胸の内に秘め、女の子を追い掛けまわす「獠」に100tハンマーで成敗する日々を過ごすのだった。
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国際的な殺し屋「マイケル・ガーランド」から決闘を申し込まれた「獠」は、「海坊主」や「冴子」が見守る中廃墟のビルで「ガーランド」と対決する。
「香」は兄の時のように「獠」を失いたくないと、決闘の最中に飛び込んで来るのだった。シリアスな「獠」と真剣に気持ちをぶつける「香」の姿が描かれたエピソードだ。「ガーランド」の銃が「獠」に狙いをつけた瞬間、「獠」を庇うように飛び込んでくる「香」。「どうして来た?」という「獠」の質問に「兄貴の時みたいのは嫌だ!」と訴える姿は、2人が深い絆で結ばれていることを強く感じる場面だろう。
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犯罪組織「ロードスマフィア」に捕まった「香」は、東京湾に浮かぶマフィアの貨物船に監禁されていた。「香」を救出すべく「獠」は単身で船に乗り込む。
出航した貨物船でマフィア3兄妹と決死の戦いが始まるのだった。「俺は槇村に約束したんだ、必ずおまえを助けるって!」と自分を犠牲にして救出しようとする姿に心を打たれた人も多いのではないだろうか。滅多に本音を見せず心を閉ざしていた「獠」が「香」を想い人間らしさを見せるエピソードとなっている。
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狙撃から「獠」を守った「香」は歩道橋から落ちて頭を打ち、記憶喪失になってしまう。「獠」は出会ってからの記憶をなくした「香」をこのままを普通の生活に戻そうとする。
「獠」は名をあげようとして自分を狙ったチンピラ2人組のもとへ対決に向かう。記憶を失っても「獠」への想いが湧き上がる「香」は、戸惑いながらも本心が聞きたいと詰め寄る。
「獠」が気持ちを口にしようとした瞬間、爆発する廃工場の轟音がその後に続く言葉を掻き消すのだった。
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世界革命軍団「ブラックアーミー」は1千億円を要求し東京に原爆を仕掛けた。一味の手に落ちた「香」は、催眠術で操られ「セイラ」として「獠」の前に現れる。そして2人は原爆の仕掛けられた廃ビルの屋上で向かい合うのだった。「セイラ」として銃口を向ける「香」に、「獠」が言った台詞と共に重なる2人の唇はファンには堪らない名シーンであり、アニメ「シティーハンター」を語る上では外せないエピソードである。
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親友「ロバート」の命日の翌日に、スイーパー管理会社のマネージャー「ソフィー・シルバーマン」が「獠」の前に現れる。「獠」のアメリカでの窓口になりたいという申し出に喜ぶ「香」だったが、「ソフィー」の真の目的は「獠」に復讐する事だった。実は、「ソフィー」は「ロバート」の恋人だったのだ。
「獠」は「ソフィー」の望みを叶える為、「ソフィー」と対決するが、「撃つなら私を撃って」と「香」が「獠」の盾になる。「獠が死んだら生きてたって仕方ない」という、「香」の想いの強さが伝わるエピソードとなっている。
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