『妖狐×僕SS』名言クイズ(第1章編)162 Pt.

『妖狐×僕SS』単行本第1章より、登場人物の名言をクイズ形式で紹介する。

作成日時:2017-01-29 12:00 執筆者:マンガペディア公式

『妖狐×僕SS』名言クイズ(第1章編)

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概要

TVアニメも放送された『妖狐×僕SS』第1章から、登場人物の名言をピックアップして出題する。誰がどのようなシーンで発言したものか、記憶を思い起こしながらご覧いただきたい。

出題編

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第1問 「在るんだ 僕にも 解ろうとしてくれる人が 在るんだ」
第2問 「真っ当に他人と関われる自分になるまではって言うけど~それは他人の中で傷つけたり傷つけられたりして身につくスキルさ☆」
第3問 「これは この感情だけは自分だけのものだ」
第4問 「いーよ 俺は鈍くできてるからな」
第5問 「私より私の気持ち 大事に仕舞ってくれた……」

解答編① (第1問~第2問・第1巻より出題)

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第1問 「在るんだ 僕にも 解ろうとしてくれる人が 在るんだ」 【白鬼院凜々蝶】

旧家の令嬢である主人公「白鬼院凜々蝶」の心の声。彼女には、つい虚勢を張って悪態を吐いてしまうという悪癖があった。自分の価値は「白鬼院家の令嬢」という肩書きにあり、自分自身は取るに足りない存在だという虚無感から、他人を遠ざけようとしているうちに自然と身に付けてしまったものだ。周囲は「凜々蝶」を「性格の悪いお嬢様」と揶揄していたが、彼女のSS(シークレット・サービス)として仕えることになった「御狐神双熾」は、「凜々蝶」を「白鬼院家の令嬢」ではなく「白鬼院凜々蝶」一個人として扱い、悪癖の裏に隠した思いを汲み取ってくれた。出会った当初は「御狐神」のことも懐疑的に見ていた「凜々蝶」だったが、常に肩書きや表面的な態度ではなく自分自身と向き合ってくれた「御狐神」に対し、上記の言葉を胸に浮かべた。

第2問 「真っ当に他人と関われる自分になるまではって言うけど~それは他人の中で傷つけたり傷つけられたりして身につくスキルさ☆」 【夏目残夏】

第1問で解説した「凜々蝶」の悪癖について、「夏目残夏」が彼女に助言をした際の台詞である。「凜々蝶」は他人を不快にさせない自分になるまで人と関わるべきではないと考えていたが、それではいつまで経っても変わることができないと諭す「夏目」。それまでの振る舞いから、軽薄な印象が強く「凜々蝶」からもあまり好意的に思われていなかった彼だが、この鋭い指摘には「凜々蝶」もハッとさせられた。

解答編② (第3問・第2巻より出題)

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第3問  「これは この感情だけは自分だけのものだ」 【御狐神双熾】

「凜々蝶」とは面識がなかった頃、旧家の息子であり「凜々蝶」の婚約者でもある「青鬼院蜻蛉」のSSを担当していた「御狐神」。ある時、蜻蛉が「御狐神」に「自分のふりをして「凜々蝶」と文通をしろ」と命じたことから、「御狐神」と「凜々蝶」はお互い知らぬ間に文通を交わす間柄となる。「御狐神」は彼女の文通相手として相応しい男性の虚像を創って機械的に手紙を代筆していたが、彼女から届く温かな感情のこもった手紙に少しずつ自身の感情を揺り動かされてゆく。後に「凜々蝶」本人の姿を見るも、手紙の印象とはまるで違う「凜々蝶」の悪態ぶりに「向こうも代筆の虚像だったのか」と落胆してしまう。しかし、あの態度は幼いながらにさまざまな感情を向けられるうちに身につけた不器用な処世術であることを「蜻蛉」から教えられ、「御狐神」はやはり手紙を通して見ていた感情豊かで繊細な彼女こそが本当の姿だったのだと確信する。項垂れる「凜々蝶」の小さな体を見た時、手紙で演じていた虚像ではなく「御狐神」自身の心が強く動いたのだった。

解答編③ (第4問~第5問・第3巻より出題)

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第4問 「いーよ 俺は鈍くできてるからな」 【反ノ塚連勝】

マンションの住人が集まってタイムカプセルを埋める計画に「凜々蝶」を誘った「反ノ塚」。それまで他人と関わらないよう努めていた「凜々蝶」があっさり話に乗ってきたことを指摘すると、彼女は「これからはもう少し他人と接触していこうと思わなくも……思う」「当分は悪態をつくばかりで君達を不快にさせてしまうけどな……」と照れ臭そうに話す。先に紹介した「夏目」の助言をはじめ、マンションの住人たちと接することで少しずつ「凜々蝶」の心に変化が起きていたのだ。旧知の仲であり「凜々蝶」の本当の姿を知っている「反ノ塚」は、彼女が良い方向へ変わろうとしていることを嬉しく思い、笑顔で「凜々蝶」にこう言ったのだった。

第5問 「私より私の気持ち 大事に仕舞ってくれた……」 【髏々宮カルタ】

幼い頃に自身の感情の昂りからトラブルを起こしてしまった「髏々宮カルタ」は、自責の念にかられ、幼馴染の「渡狸卍里」に「気持ちを遠く 遠くにするの」と寂しそうにこぼした。そんな「カルタ」の姿を見た「渡狸」は、彼女が気持ちを遠くに置かなくていいように、何かあったときは自分が彼女を守ってやれるように強くなるのだと決意する。それ以来自分なりの試行錯誤を重ねて強さを追求し続けてきたが、当の「カルタは」その切っ掛けであるトラブルや自身の発言をすっかり忘れてしまっていた。脱力する「渡狸」だったが、「カルタ」は彼に対して「渡狸がいつも一緒にいてくれたから」と前置きして、この言葉をかける。記憶には残っておらずとも、「渡狸」が強さにこだわる理由が自分のためだったという事実を嬉しく思った「カルタ」は、あたたかい笑顔を浮かべていた。

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