アニメの曲といえばアニソンと答えるのが当然だろうが、ここではアニメの中で使われる曲である劇伴(BGM)が素晴らしいアニメを7つピックアップ。アニメの良し悪しの決めての一つとなる劇伴。実際の作曲家とおすすめのサントラ盤も併せてにご紹介しよう。
劇中に流れる音楽が素晴らしいアニメをおススメのBGM、劇伴担当者と共に紹介する。
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アニメの曲といえばアニソンと答えるのが当然だろうが、ここではアニメの中で使われる曲である劇伴(BGM)が素晴らしいアニメを7つピックアップ。アニメの良し悪しの決めての一つとなる劇伴。実際の作曲家とおすすめのサントラ盤も併せてにご紹介しよう。
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『サザエさん』や『ドラえもん』に並ぶご長寿アニメであり、日本テレビでは唯一のアニメ枠で放送されている。劇伴の担当は「いずみたく」さんと「近藤浩章」さん。なによりもすごいことは、1歳の子どもから年配の人まで鼻歌で歌える劇伴曲が沢山あること。当然主題歌が絶対ではあるが、集中力の切れやすい小学生以下の子どもたちでさえ、真剣なまなざしでアニメをみるのは、やさしくも親しみやすい劇伴曲があるためだともいえるだろう。
おススメのサウンドトラックは、毎年発売される「それいけ!アンパンマン ベストヒットシリーズ」である。
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ハードボイルドかつコメディタッチで描かれる、宇宙を舞台に展開する壮大なSFアニメ。「ガンダム」シリーズで有名な「サンライズ」が作成し、関連製品が「ガンダム」シリーズに匹敵するほど大ヒットした作品だ。
劇伴、主題歌に関しては一部を除いて「菅野よう子」氏が担当。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や、名だたる大ヒットゲーム音楽を手掛けてきた彼女の、渾身の劇伴作品の一つといっても過言ではない。サントラの第一弾は「日本ゴールドディスク大賞」を獲得している。
おススメのサウンドトラックは、当然のことながら「カウボーイビバップ サントラ1」である。最初から最後まで、じっくりと『カウボーイビバップ』の世界を堪能できる一枚である。
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アニメにとって劇伴がどれだけ影響をするかということを証明したアニメとして『ルパン三世』は必ず名を挙げなければならない。ハードボイルドでありながら、ファニーな世界観を楽曲で見事に表現している。楽曲担当は「大野雄二」氏で、ほぼすべての「ルパン」作品の音楽を担当している日本音楽界の巨匠である。ジャズをベースとした音楽は自由の音楽だからできる多様な表現力をもち、ボーカル曲でも素晴らしい作品を残している。
オススメのサウンドトラックは今でもテレビで放映されると高視聴率となり、「ルパン」の映画シリーズでも不動の人気を誇る「ルパン三世 カリオストロの城 オリジナル・サウンドトラックBGM集」である。
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原因不明の大災害「セカンドインパクト」をきっかけに襲来する謎の生物「使徒」と、人型兵器「エヴァンゲリオン」に乗り込み、敵へと立ち向かう少年少女たちの戦いと日常を描くSFアニメ。
斬新なカットワークやそのストーリーから、未だその人気は途切れることをしらない、不朽の超大ヒット作品において、劇伴を担当したのが「鷺巣詩郎」氏。多くのミュージシャンへの楽曲提供もしている中で、最近では『進撃の巨人』や『シン・ゴジラ』などへの劇伴曲の提供もしている有名な作曲家である。オーケストラを用いた壮大な音楽表現はこのアニメの存在感をより一層盛り立てている。
おススメのサウンドトラックは、「NEON GENESIS EVANGELION Soundtrack」である。
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エリート音大学生「千秋真一」と同じ音大に通う「野田恵」、通称「のだめ」が出会うことで始まった、クラシック音楽にかける彼らの成長ストーリーをコメディタッチに描くアニメ。
今までになかったクラシックを題材とした作品として注目され、それだけでなくドラマ化、映画化と幅広いメディアで大ヒットした本作において、劇伴の監修を担当したのが「松谷卓」氏。「大改造!!劇的ビフォーアフター」の音楽や大ヒット映画『いま、会いにゆきます』などの音楽も担当し、自身がピアニストでもある為、個人名義でのオリジナルも世に送り出し、素晴らしい作品を残している。
おススメのサウンドトラックは、「のだめカンタービレ フィナーレ オールシーズンズベスト」である。
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日本の架空の地方都市である「冬木市」を舞台に、7人の魔術師が「英霊」とよばれる「サーヴァント」を召喚し、「聖杯」を巡る死闘「聖杯戦争」を繰り広げる姿を描いた、「 虚淵玄」原作の『Fate/stay night』を本編とするスピンオフアニメ。人間の奥底に眠る野望や憎悪が激しく入り乱れる描写は、切なくも愛おしい人間の心理を突いており、今までにないほどに素晴らしい作品となっている。
そんな本作の劇伴曲を担当したのが「梶浦由記」氏。壮大な世界観を表現するため、技法が沢山詰まっていて、大変聴きごたえのある楽曲である。他にも『魔法少女まどか☆マギカ』 や『ソードアート・オンライン』、『僕だけがいない街』 などのアニメ作品にも楽曲を提供している作曲家だ。
おススメのサウンドトラックは、「Fate/Zero Original Sound Track Ⅰ」であるのだが、これは完全生産限定版の「Fate/Zero Blu-ray Disc Box Ⅰ」の特典でしか手に入れられないものとなっている。
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「武田綾乃」氏の小説を華やかな吹奏楽の音と共に彩った青春アニメ。原作者の出身地でもある京都府宇治市を舞台に繰り広げられる、学生たちのストーリーと音楽が大変好評であり、第二期も放映されるほどの大人気アニメとなった。
劇伴の音楽担当は「松田彬人」氏。自身が大のアニメ好きであり、その特性をよく理解した楽曲の作りが評価されている。対応しているアニメ作品も幅広く、「涼宮ハルヒ」シリーズなどの美少女ものや「ガンダム」シリーズのロボットもの、『犬とハサミは使いよう』といったギャグタッチのアニメまで数多く担当している。
おススメのサウンドトラックは、「TVアニメ『響け!ユーフォニアム』オリジナルサウンドトラック おもいでミュージック」である。
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