概要・あらすじ
西暦2026年の東京。弱小芸能事務所、神代芸能に務める久保田青春(アオハル)は、入社5年ながら担当したタレントは一人もおらず、会社のお荷物状態だった。忙しく働く周りの社員に、うしろめたさを感じていたある日、アオハルは社長の呼び出しを受けた。社長の用件は「なぜか森で迷っている、海外からの新人タレントのお迎えをすること」だった。その新人は、アオハルが担当することになっているという。初めてタレントを任される喜びに、アオハルは急いで森に向かう。しかしそこにいたのは、不気味で巨大なバケモノだった。突然襲いかかってきたバケモノから必死に逃れようとするアオハルだったが、やがて追い詰められて絶体絶命に。アオハルが死を覚悟した瞬間、銀髪の少年が現れてバケモノを退治する。少年の動きは人間のものとは思えないほど俊敏だった。しかもバケモノによって切断された腕も、瞬時に再生してみせた。少年の名はルカ・アーベル。芸人になるためにやってきたというルカこそが、アオハルが担当するタレントだった。
登場人物・キャラクター
久保田 青春 (くぼた あおはる)
27歳の男性。黒縁メガネとスーツが特徴で、弱小芸能事務所・神代芸能に勤務する。神代芸能の本当の業務が「魔界からのバケモノ駆除」であることを知らずに5年間を過ごす。ルカ・アーベルというヴァンパイアの少年の担当になり、ルカと二人で、魔界からやってくるバケモノを駆除し、魔界と現世をつなぐ穴(ホール)を修復する業務を遂行する。
ルカ・アーベル
ヴァンパイアの少年。身長165センチ、体重54キロで、銀髪とパーカーが特徴。日本のお笑いが好きで、芸人になるため神代芸能にやってくるが、マネージャーの久保田青春とともに、魔界からやってくるバケモノを駆除することになる。自己再生能力を持ち、頭部を破壊されない限り、元通りに再生が可能。また、体内に血液を取り込むことで、飛躍的に身体能力を向上させることができる。
クレジット
- 原案協力
-
Zoo