概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
花園 広夢 (はなぞの ひろむ)
高校生3年生の17歳で、天才的な料理の腕を持つ少年。料理だけでなく、掃除や洗濯など家事全般を完璧にこなしている。実は作詞家である父、花園雪彦のゴーストライターも務める。細かいことによく気づく温厚な性格だが、料理を台無しにされるとキレる。
毬村 鈴子 (まりむら すずこ)
高校生3年生の17歳で、アイドル歌手でもある少女。計算高い性格で、元は花園広夢のカノジョだったが、広夢の父親、花園雪彦のことを好きになり、彼のプロデュースによって歌手デビューを果たした。軽そうに見えるが実は身持ちが固く、処女を守っている。
花園 雪彦 (はなぞの ゆきひこ)
花園広夢の父親で、作詞家。エッセイストでもあり、売れっ子作家。女ったらしで女性をとっかえひっかえしているのだが、一番好きなのは別居中の妻である花園緋沙子。端麗な顔だちで、キロに出演したのをきっかけにテレビに出る機会が増えた。
花園 緋沙子 (はなぞの ひさこ)
花園広夢の母親で、テレビ局のプロデューサーを務めるバリバリのキャリアウーマン。性格はきつく、怒るとめちゃくちゃ怖い。夫である花園雪彦とは別居中で一人暮らしをしているが、家事全般は苦手。
藤 小百合 (ふじ さゆり)
女子高から花園広夢の学校に転校してきた美少女。表面的には清楚で控えめなお嬢さまタイプなのだが、実は二面性を持っており、性格が悪い。他の女性が付き合っている男を横取りしてストレス解消をしている。
伊吹 (いぶき)
スポーツ用品会社の経営者である中年男性。スタイルが良く、スポーツマンで顔もカッコいい。花園緋沙子のことが好きなのだが、振り向いてもらえない。
美雪 (みゆき)
一重まぶた、二重あご、三段腹の赤ちゃん。女の子なのだが、誰もがびっくりするほどブサイク。母親は花園雪彦の元カノジョの中村リサ。花園広夢が、育児ノイローゼになったリサに無理やり押しつけられてしまう。
中村 リサ (なかむら りさ)
元モデルの女性。美人でスタイル抜群だが、頭は悪い。夫である中村雪之丞が海外出張中に美雪を出産するも、育児ノイローゼになってしまい、美雪を元カレである花園雪彦の家に押しつけてアメリカに夫を迎えに行ってしまう。
中村 雪之丞 (なかむら ゆきのじょう)
中村リサの夫で、美雪の父親。顔は美雪そっくりのブサイク顔だが、頭は良く、アメリカの大学教授をしている。2年の期限で海外出張をしており、美雪が生まれたことはおろか、妊娠したことすら知らなかった。
書誌情報
おいしい男の作り方 集英社〈集英社文庫 : コミック版〉
(2003-08-01発行、978-4086181136)
おいしい男の作り方 2巻 集英社〈マーガレットコミックス〉
第1巻
(1989-01-01発行、978-4088495354)
第2巻
(1989-01-01発行、978-4088495835)







