概要・あらすじ
送別会の夜、サラリーマンの古田年男は歩道橋から落下したことがきっかけで13歳まで精神が退行してしまう。その夜に何があったかを調べる古田年男とその息子・稔の前に、年男とツーショットプリクラを撮った女子高生があらわれ、カードとお金は返すからあの夜のことは忘れてください、と言って去っていった。古田の妻と稔は、古田年男が女子高生と援助交際をしたのでは、と疑う。
登場人物・キャラクター
古田 年男 (ふるた としお)
支社長として北海道への栄転を控えたサラリーマン。送別会の夜、歩道橋から落下したことで13歳の時点まで精神が退行する。自分自身の姿を13歳の少年として認識し、おやじとしては見ていない。
古田の妻
古田年男の妻。カルチャースクールをやめたくないとの理由により北海道への引っ越しに反対した。夫である古田年男と女子高生のツーショットプリクラを見て、夫が援助交際したのではないかと疑う。
稔 (みのる)
中学生になる古田年男の息子。転校が嫌で北海道への引っ越しに反対した。古田の妻と同様、自分の父親が女子高生と援助交際したのではないかと疑っている。
女子高生
送別会の夜、古田年男とツーショットプリクラを撮った。