きりひと讃歌

人が獣のような姿に変形してしまう奇病モンモウ病。青年医師小山内桐人は、モンモウ病に冒され、犬の顔をした男として放浪を強いられる。それが医師会会長選挙のための竜ヶ浦博士の陰謀だと知るが、復讐はやがて皮肉な結末へ。奇病を巡って、自分の生き方を追い求める人々を描き、医学漫画に変身テーマを盛り込んだ作品。

  • きりひと讃歌
  • 楽天
  • Amazon
正式名称
きりひと讃歌
作者
ジャンル
医療
レーベル
小学館叢書(小学館) / 小学館文庫(小学館) / ビッグコミックススペシャル(小学館) / 手塚治虫文庫全集(講談社)

総合スレッド

きりひと讃歌(漫画)の総合スレッド
2016.01.25 12:33

新着関連スレッド

モンモウ病(きりひと讃歌)の総合スレッド
マンガペディア公式 2016.01.25 12:40
ヘレン・フリーズ(きりひと讃歌)の総合スレッド
マンガペディア公式 2016.01.25 12:40

新着関連スレッドもっとみる

概要

M大医学部付属病院の小山内桐人は、人が獣のような姿に変形してしまう奇病モンモウ病を風土病であると仮説をたて、伝染病説を採る竜ヶ浦博士に疎まれるようになる。モンモウ病が発生する徳島県犬神沢へ調査に訪れた小山内桐人は、閉鎖的な村人から殺されそうになり、村の娘たづと結婚することで村の一員となるが、やがて、自身がモンモウ病に冒されてしまう。

犬男として台湾、中東を放浪し辛酸をなめ、ようやくシリアの難民居住区の医者として居場所をみつけたのもつかの間、自分の病が竜ヶ浦博士の陰謀であったことを知る。復讐を誓って帰国した小山内桐人は、医師会会長選挙の場で竜ヶ浦博士の行いを暴露するが、モンモウ病はその竜ヶ浦博士の体をも蝕み始めていた。

登場人物・キャラクター

主人公
M大医学部付属病院の医師。モンモウ病が伝染病であるとする竜ヶ浦博士に対して、風土病であるという仮説を立てる。モンモウ病が発生する犬神沢で自身がモンモウ病に罹ってしまう。村で生きるため村娘たづと結婚する...
M大医学部付属病院第二内科医長。日本医師会の会長選に出馬。モンモウ病が伝染病であるとする自説に対立する仮説を封殺しようと、風土病説を支持する小山内桐人を犬神沢へ調査にいかせる。自らもモンモウ病に冒され...
M大医学部付属病院の医師。小山内桐人の同僚で小学校からの友人。小山内桐人の婚約者である吉永いずみを襲って強姦する。南ローデシアでモンモウ病とそっくりなクオネ・クオラレ病を視察し、ヘレン・フリーズと出会...
小山内桐人の婚約者。失踪した小山内桐人の行方を探る。精神的に追い詰められた占部によって乱暴される。匂田市(かぎたし)のスラム街で、ハレ病(はれやまい)に苦しむ人々の世話をするヘレン・フリーズを助けて、...
犬神沢にやってきた小山内桐人にあてがわれた娘。父親はモンモウ病で死ぬ。排他的で村にあって、秘密とされていた開かずの小屋、それは、モンモウ病にかかった者が生肉を食べるための小屋だったが、その秘密を知って...
南アフリカ連邦(現南アフリカ共和国)の白人の修道尼。人種差別が当然である国で黒人だけがかかる病気とされていたモンモウ病に罹り、それを隠蔽しようとする修道院長に撃たれる。同じく、院長に撃たれた占部に助け...
万大人に雇われて人間天ぷらの芸を見せる女芸人。絶望する小山内桐人を慰めてともに万大人の屋敷を脱走する。障害のある人間と交わることで喜びを感じる変質者で、そういった者たちを山小屋へ連れ込んでは死ぬまで味...
フランクフルト大学の博士で、モンモウ病とそっくりな病気、クオネ・クオラレ病を放射能障害による風土病であると発表。伝染病説を固持する竜ヶ浦博士に衝撃を与える。
幼い頃の極貧生活から資産数10億元といわれる台北の富豪となる。あたりまえの快楽に飽き足らず、客を招いては酒池肉林の宴を開き、赤ん坊を大蛇に呑ませるといった常軌を逸した猟奇的な見世物を供する。拉致した小...
吉永いずみの父。竜ヶ浦博士の後援会長。竜ヶ浦博士を日本医師会会長にするために奔走する。
南アフリカ連邦(現南アフリカ共和国)の修道院長。人種差別が当然である国で黒人だけがかかる病気とされていたモンモウ病に白人の修道尼ヘレン・フリーズが罹ったことを隠蔽しようと、ヘレン・フリーズと占部医師を...
奥羽大学医学部教授。竜ヶ浦博士のエリート意識が気に入らず、医師会会長選挙で竜ヶ浦博士の対抗馬となる黒住東吾を応援している。占部が連れてきたヘレン・フリーズの顔の変形を手術で元に戻そうとするが、モンモウ...

場所

『きりひと讃歌』の登場する村。徳島県にあるモンモウ病が発病する閉鎖的な村。ここへ調査に来た小山内桐人は、村人に襲われそうになるが、村の娘たづと結婚することで村の一員となる。

その他キーワード

『きりひと讃歌』の登場する奇病。体のあちこちが麻痺し骨が変形、顔はとがり、背骨は丸くなり、手足の骨が萎縮し、たってあるくこともできなくなる。犬のような姿になってしまう。最初は激しい頭痛が起き、病気が進...