だいすき!! ゆずの子育て日記

だいすき!! ゆずの子育て日記

軽度の知的障害を持つ福原柚子が子供を産み、家族とともに協力しながら子育てや仕事に奮闘する様を描いた作品。「BE・LOVE」2005年6号から2012年4号にかけて連載された。2008年にはTBS系列にて香里奈主演でTVドラマ化されている。

正式名称
だいすき!! ゆずの子育て日記
ふりがな
だいすき ゆずのこそだてにっき
作者
ジャンル
家族
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あらすじ

軽度の知的障害がある福原柚子は、同じ施設で働いている知的障害者の沢田草介と恋に落ち、子供を妊娠する。柚子と草介は子供のために自立しようと考えるが、そんな中、草介が事故で急死してしまう。これによって、1人残された柚子だけでは育児は難しいと、家族をはじめとする周囲の人々からは出産を反対されてしまう。それでも柚子の意志は固く、そんな柚子の気持ちに心を打たれた福原柚子の母親を筆頭に、家族が一丸となって出産をサポートすることを決意。やがて柚子は無事に福原ひまわりを出産し、母親としての新しい生活をスタートさせることとなる。

メディアミックス

TVドラマ

2008年1月から3月にかけて、TBS系列にて『だいすき!!』のタイトルで、本作『だいすき!! ゆずの子育て日記』のTVドラマ版が放送された。プロデューサーは山本和夫、川西琢、脚本は渡辺千穂、篠崎絵里子、新井修子が担当した。キャストは福原柚子役を香里奈、福原蓮役を平岡祐太、安西真紀役を紺野まひるがそれぞれ演じている。

登場人物・キャラクター

福原 柚子 (ふくはら ゆず)

軽度の知的障害がある女性。知的障害者通所授産施設「ワークセンターたんぽぽ」に通っており、そこで知り合った同じ知的障害者の沢田草介との間に福原ひまわりをもうけた。ひまわりが生まれてからは、家族の協力を得ながら母親として子育てに奮闘している。真っ直ぐで優しい性格ながら、障害により人の気持ちを推し量ることが難しく、空気の読めない言動を取ることがある。 それでも、ひまわりが生まれてからは自立の念が芽生え、親元を離れてアパート「古楓荘」で暮らしながら、ベーカリー「小麦の王国」で働くなど、徐々に自分の力で生活することができるようになる。

福原 ひまわり (ふくはら ひまわり)

福原柚子と沢田草介との間に生まれた女の子。小学生の頃から母親の柚子をサポートしており、歳の割にしっかりした性格をしている。柚子の障害について自覚した時はショックを受け、一時期距離を置くなどしていた時もあった。しかし、障害があっても自分を想う母親の気持ちは本物であることを知った後は、その関係性は良好なものとなっている。 小学生の頃は空手を習い、中学からは陸上部に所属している。運動神経抜群で、空手でも陸上でも上位の成績を収めている。

福原 蓮 (ふくはら れん)

福原柚子の弟。介護用品の会社に勤めている。昔から姉の柚子のことで両親が悩んでいる姿を見ていたため、自分は心配をかけないように、しっかりしようと努めていた。その結果、若いうちから誰もが認めるしっかり者となった。柚子のことは「いなかったら楽だったかもしれないけど、いたほうがおもしろい」と捉え、大切にしている。そのため、柚子の障害についても最大限理解したうえで、両親にもしものことがあった場合は、自分が支えてあげないといけないと考えている。 また、柚子がいない時には福原ひまわりの遊び相手になるなど、子育てにも協力的。大学時代から付き合っていた藤川夏梅と結婚している。

福原柚子の父親 (ふくはらゆずのちちおや)

福原柚子と福原蓮の父親。優しい性格で、常に笑顔を絶やさない福原家の大黒柱。柚子の障害に対しても理解を示しており、柚子の出産に対しても早い段階から前向きな意見を発していた。

福原柚子の母親 (ふくはらゆずのははおや)

福原柚子と福原蓮の母親。軽度の知的障害を持つ娘の柚子のことを、特に気に掛けている。柚子が馬鹿にされないように、優しい女の子に育つようにと、小さい頃から何かと世話を焼いていた。多少、過保護な面があるが、それは柚子の身を常に考えて心配しているためである。最初は柚子の出産に難色を示していたが、柚子の熱意を理解し、出産を容認した。 以後は柚子の子育てに協力している。苦手なものは爬虫類で、亀ちゃんのことも苦手としている。

亀ちゃん (かめちゃん)

沢田草介のアパートで飼われていた亀。福原柚子と草介が初めて2人きりで出かけた縁日で見つけた亀で、草介の死後は福原家に引き取られた。柚子から毎日話しかけられており、亡き草介の代わりに福原ひまわりの成長報告を受けている。

沢田 草介 (さわだ そうすけ)

福原柚子の恋人で、知的障害者の男性。柚子との間に福原ひまわりをもうけている。柚子と出会うまでは天涯孤独の身で、子供の頃両親が亡くなって以来、ずっと1人で生きていた。そのため、柚子の妊娠を知った後は、自分に家族ができることを喜んでおり、柚子と生まれてくる子供のために自立しようと、就職先を探していた。しかし、ひまわりが生まれる前に事故に遭って亡くなる。

藤川 夏梅 (ふじかわ なつめ)

福原蓮の妻。もともと大学時代に4年間、蓮と付き合っていた。蓮から姉の福原柚子が知的障害者で、一生面倒を見なければならないということを知らされ、一度は結婚を諦めかけたこともあった。しかし自分が知的障害者のことへの理解を深めようと、知的障害者通所授産施設「ワークセンターたんぽぽ」にボランティア志願し、蓮に自分の気持ちを行動で伝えた。 その結果、蓮とは無事結婚し、2人の子供をもうけた。

藤川夏梅の父 (ふじかわなつめのちち)

藤川夏梅の父親。最初は自分の娘が知的障害者の姉を持つ福原蓮のもとへ嫁ぐことに猛反対していたが、実際に福原家や福原柚子の姿を見て考えを改め、2人の結婚を許した。

安西 真紀 (あんざい まき)

知的障害者通所授産施設「ワークセンターたんぽぽ」の支援スタッフを務める女性。福原柚子のことを特に気に掛けているスタッフで、日常的に柚子が福原ひまわりをしっかり育てられるように支援を行うなど、何かと協力的な人物。もともとは保育士志望だったが、学生時代に行った知的障害者入所施設での実習を経て、障害者支援に興味を持ち、現在に至っている。 柚子をはじめ障害を持つ人物が身近にいる分、障害に対して理解を示さなかったり、下に見るような相手に対しては、感情的になることがある。

片岡 幸子 (かたおか さちこ)

知的障害者通所授産施設「ワークセンターたんぽぽ」に通っていた女性。福原柚子を見て、「自分もいつかお母さんになりたい」という夢を持っていた。現在は職場で知り合った障害者枠で働いている男性と結婚している。

(げん)

知的障害者通所授産施設「ワークセンターたんぽぽ」に通っている男性。大阪で生まれ育ち、テレビなどの影響から、ワザと転んで笑いを取ろうとする癖がある。そのため、時に身体を張りすぎて怪我をすることもある。

下柳 (しもやなぎ)

福原ひまわりが通う「ひなぎく保育園」の園長を務める女性。知的障害者に理解があり、障害のある人ほど、多くの人とかかわることが大切だと考え、福原柚子に対しても優しく接する人格者。柚子からも強く信頼されている。

笹岡 (ささおか)

福原ひまわりが通う「ひなぎく保育園」の保育士を務める女性。ひまわりのクラスの担任。これまで送り出した子供は実に200人という、この道15年のベテラン。園長の下柳と同様に知的障害者には理解があり、福原柚子にもいいお母さんになってほしいと考えている。

大河内 (おおこうち)

福原ひまわりが通う「ひなぎく保育園」でクラス委員を務めている女性。他のクラス委員の保護者をとりまとめており、保護者の中でも発言力が強く、影響力もある人物。

野村 陽人 (のむら はると)

「ひなぎく保育園」に通う男子。福原ひまわりのクラスメイト。のちに小学校、中学校と、ひまわりと同じ学校に進学する。小学生の頃は空手をやっていたが、中学生からは野球部に所属している。小学校3年生まではひまわりのことを「ひまわりちゃん」と呼んでいたが、学年が上がるにつれて「福原」と呼ぶようになり、徐々にひまわりを異性として意識するようになる。

野村陽人の母 (のむらはるとのはは)

野村陽人の母親。夫の転勤の都合で、大阪から東京に出て来た。おとなしく人見知りで、大阪以外の環境を知らないため、なかなか東京に馴染めずに悩んでいる。福原柚子とは「ひなぎく保育園」で知り合い、いいママ友達となっている。

野村陽人の父 (のむらはるとのちち)

野村陽人の父親。妻から福原柚子の話を聞いた際、柚子が知的障害者であることを知る。自身が小学生の頃、知的障害者の同級生が突然暴れ出すような行動を起こしていたので、「あまり関わらない方がいい」と警告している。何かと影響されやすい性格。

緑井 直子 (みどりい なおこ)

福原ひまわりの通う「つつじ野市立つつじ野小学校」の若い女性教師。ひまわりのクラスの担任を務めている。少々気弱な性格で、保護者からは「覇気がない」と言われている。家に帰ってから漫画を描くことが趣味。

広澤 (ひろさわ)

福原ひまわりの通う「つつじ野市立つつじ野小学校」の男性教師。教育熱心で、常に生徒や保護者のことを気にかけている。いつも元気いっぱいで、声も大きい覇気のある人物。しかし、その熱さと声の大きさから、福原柚子には苦手に思われている。

前川 (まえかわ)

「つつじ野市立つつじ野小学校」に通う男子。福原ひまわりのクラスメイト。積極的で活発な性格だが、それゆえ他者を傷つけてしまうことがある。ひまわりに対してもやたらとちょっかいをかけるなど、いじめっこ体質。

前川の母 (まえかわのはは)

前川の母親。周りからはモンスターペアレントといわれている。自分の子供が少しでも怪我をすれば、小学校へ出向き担任の緑井直子につめ寄ったり、連絡網の連携が上手くいかないだろうという理由で、知的障害者である福原柚子を外そうと画策する。

林 さくら (はやし さくら)

「つつじ野市立つつじ野小学校」に通う女子。福原ひまわりのクラスメイトで、ひまわりと仲が良い。いつも身なりを綺麗にしていているので、ひまわりからは羨望の眼差しを向けられることも多い。優しい性格で、知的障害者に対しても差別することなく接する。

林さくらの母 (はやしさくらのはは)

林さくらの母親。福原柚子が知的障害者だということを知った際には、さくらに対して「福原ひまわりの家に遊びに行っては駄目」と言うなど、差別的な対応をしていた。しかし、実際に柚子と関わってからは、障害に対して理解を示し、最初の差別的な考えも改めている。

陽子 (ようこ)

「つつじ野市立つつじ野小学校」に通う女子。福原ひまわりのクラスメイト。特別支援学級に所属している知的障害者で、数字がわからなかったり、思っていることをうまく言えないため、周囲からの支援を必要としている。

木戸 信子 (きど のぶこ)

福原ひまわりの通う「つつじ野市立つつじ野中学校」の女性教師。ひまわりのクラスの担任を務めている。緑井直子から、ひまわりの母親である福原柚子についての申し送りも受けており、ひまわりの家庭事情も熟知している。何かあれば、ひまわりの学校生活をフォローしてくれる優しい人物。

浅井 (あさい)

「つつじ野市立つつじ野中学校」に通う男子。福原ひまわりの2つ上の先輩。女子部員たちから人気がある。偶然、陸上部の練習を見ながら考え事をしていたひまわりを見て入部希望者と勘違い。「走り切ったら気持ちいいよ」と話しかけて、ひまわりが陸上部に入部するきっかけを作った。

牧田 (まきた)

株式会社「牧田ベーカリー」の社長を務める男性。ベーカリー「小麦の王国」を経営している。知的障害のある人も充分に戦力になると考えており、「小麦の王国」で働きたいと志願した福原柚子の面接を担当し、採用を決定した。

平田 (ひらた)

ベーカリー「小麦の王国」の女性店員。知的障害に理解があり、その指導の仕方も心得ている。そのため、途中から藤本に代わって福原柚子の教育係を務めるようになった。誠実で優しく、安西真紀からも「良い人」と評されている。

平田 ゆり (ひらた ゆり)

平田の小学4年生の娘。知的障害者で、普段は学童保育に預けられている。5年生を目前に思春期を迎えており、我が強く感情の起伏も激しくなっている。そのせいで、最近は同じ学童保育にいる他の子供たちと喧嘩をすることが多い。

藤本 (ふじもと)

ベーカリー「小麦の王国」の女性店員。最初に福原柚子の教育係を担当した。せっかちな性格のため、物覚えが悪く具体的な指示がないと、思うように動けない柚子にイライラして、教育係を辞めてしまった。しかし、離れた位置から柚子の頑張りを見ている内に考えを改め、知的障害に理解を示すようになる。現在は柚子と一緒にお昼ご飯を食べるなど、良好な関係を築いている。

安藤 (あんどう)

ベーカリー「小麦の王国」の店長を務める男性。物腰が柔らかく、福原柚子の知的障害に対しても理解がある。自覚なくボケた発言をすることがあり、少々天然気味。安西真紀と関わるうちに、好意を抱くようになっていく。

矢野 (やの)

安藤が大阪に転勤した際、代わりにベーカリー「小麦の王国」の店長を務めることになった男性。以前は大手企業に勤めていたが、ミスをした上司の身代わりにクビになっている。また、そのことが原因で妻と別れており、現在は娘の奈々とも別々に暮らしている。無愛想ではあるが、知的障害者である福原柚子を気に掛けて手を差し伸べるなど、実際は心優しい人物。 柚子からも「いい人」と認められている。

奈々 (なな)

矢野の娘。大手企業に勤めていた矢野が仕事人間だったせいで、寂しい思いをしており、父親とは口を聞かなくなっている。両親が離婚してからは母親に引き取られたため、矢野とはもう何年も会っていない。

清水 隆 (しみず たかし)

テレビの製作会社勤務の男性。福原柚子が福原ひまわりとともに住むアパート「古楓荘」の102号室に住む。仕事が忙しいため、ほとんど家に帰ってこない。下っ端のADだが、最近では番組の企画を任せられることもある。カメラの扱いにも慣れているので、時々撮影要員として安西真紀にこき使われている。

渡辺 三郎 (わたなべ さぶろう)

医者を目指していた男性。福原柚子が福原ひまわりとともに住むアパート「古楓荘」の103号室に住む。医者一家に生まれ、渡辺三郎自身も、医者になるために医学部を受験しているが、三浪している。最近は和田香代子を見て、人を助ける弁護士になりたいと思うようになり、法曹関係の大学に進学することを考えている。

能見 (のうみ)

眉毛のない女性。福原柚子が福原ひまわりとともに住むアパート「古楓荘」の201号室に住む。何度か柚子に寝入り鼻を起こされているが、それでも優しく近所付き合いをしている。メイクを落とすと眉毛がなく、すっぴんで初めて会った時は柚子に驚かれていた。

山田 (やまだ)

福原柚子に攻撃的だった女性。福原柚子が福原ひまわりとともに住むアパート「古楓荘」に住む。柚子のゴミ袋の中身を監視したり、柚子に知的障害があると知ると、すぐに大家に苦情を入れるなど、攻撃的な人物。当初は柚子のことを警戒し、快く思っていなかったが、周囲の人々が柚子を認めていくうちに心境が変わり、次第に普通に接するようになる。

勝川 (かつかわ)

保健師の女性。福原柚子の担当を務めている。これまで何人もの知的障害を持つ母親をサポートしてきた経験を持つ。だが、その中で、本来母親として当たり前のことができないことを目の当たりにしてきており、知的障害者が子育てをすることに関しては反対している。

中田 慶彦 (なかた よしひこ)

「すすきノ原市役所」に勤める男性。脳梗塞を患い、左半身が麻痺している。表向きは明るく振る舞っているが、左半身が動かなくなっているため、仕事や実生活における自分の無力さを気に病んでいる。福原柚子とは同じ小学校の同級生で、当時は柚子をいじめていた。

中田 裕子 (なかた ゆうこ)

中田慶彦の妻。慶彦が脳梗塞を患って左半身が麻痺してからも、慶彦を気丈に支えてくれている。慶彦が普段から無理をして笑っていることも見抜いており、自分にだけは本心を打ち明けて欲しいと思っている。

久保田 (くぼた)

福原柚子の担当を務めるヘルパーの女性。業務はきちんとこなすが、ビジネスライクな性格。そのため、業務以外のことは「仕事ではないから」という理由で断ることもある。

和田 香代子 (わだ かよこ)

弁護士の女性。福原柚子が詐欺にあった時、担当を請け負った。障害者を対象とした弁護士チームを作ろうと考えており、和田香代子自身も障害者には理解がある。にこやかでふわふわした雰囲気の持ち主で、弁護士にはとても見えない。しかし、弱い者を食い物にする悪と相対する時には、普段からは想像もつかないような迫力で相手を威圧する。

ゆかり

軽度の知的障害を持つ女性。ファストフード店「ワクドナルドハンバーガー」に勤めている。最初はオーダーを間違えてはよく怒られて泣いていたが、徐々に仕事に慣れてきている。現在は「ワクドナルドハンバーガー」の給料と障害者年金で一人暮らししている。

井川 春子 (いがわ はるこ)

安西真紀の短大時代の同級生。知的障害者入所施設でともに実習をした過去がある。知的障害者の弟がいることもあって、知的障害には理解があり、福祉関係の仕事に就くことを希望していた。しかし、実習中に福祉に携わる自信をなくしてしまい、OLになった。

森野 (もりの)

安西真紀が短大時代に実習をしていた、知的障害者入居施設にいた女性。女性同士の関わり合いが苦手なため、実習などで若い女性が来ると、いじめていたので、施設内では有名だった。子供の頃は海の近くで育っていたこともあり、泳ぐことが得意。

上園 裕司 (うえぞの ゆうじ)

障害者を対象とした交流パーティに参加した男性。そのパーティで1人で緊張していたところを福原柚子に話しかけられ、梅あんぱんをもらって、柚子に好意を抱くようになった。将来的には年収1000万円を稼ぐことを目標としている。

秋山 (あきやま)

安西真紀の後輩で、福祉系の大学に通う女子。福原柚子の知的障害を理解したうえで、真紀の紹介により、中学生になった福原ひまわりの家庭教師を無償で務めている。教え方が上手く、ひまわりの成績の向上にも大いに役立っている。

たまよ

家庭に事情がある子供たちが集まる家で、一時的に保護されている小学生の女子。母親が知的障害者で、福原ひまわりと似た境遇にある。時々、そのことで悩むあまり、感情が爆発することがあるが、それでも母親のことは嫌っていない。

なみ

家庭に事情がある子供たちが集まる家で、一時的に保護されている小学生の女子。母親に暴力を振るわれており、身体にはその虐待で負ったあざや傷がある。現在は施設の人が里親となって引き取られている。

みどりさん

ミドリガメのキャラクター。福原ひまわりが好きなTVアニメに登場する。小金持ちで、甲羅の中に小銭を貯めているという設定。福原柚子の母からは「あまり可愛くない」「子供番組としてどうなの」と、その見た目と設定に苦言を呈されていた。

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