ちびまる子ちゃん

ちびまる子ちゃん

作者さくらももこが生まれ育った静岡県清水市を舞台に、まる子と呼ばれていた幼少期の思い出を、時には可笑しく時には切なく綴ったエッセイ漫画。怠け者でおっちょこちょいなまる子が、愛嬌溢れる家族や個性的なクラスメイトたちと繰り広げる、一見どうでもいいような日常の出来事を、シュールにコミカルに描いていく。一話完結形式。なお、基本は小学3年生時の話だが、時折中学時代の回もある。第13回講談社漫画賞少女部門賞受賞、累計発行部数3200万部を超えるベストセラー作品。

正式名称
ちびまる子ちゃん
ふりがな
ちびまるこちゃん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
自伝・伝記
レーベル
りぼんマスコットコミックス(集英社)
巻数
既刊18巻
関連商品
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世界観

作者が小学3年生だった、1974年から75年の静岡県清水市が舞台になっており、70年代の懐かしい風景がそのまま描かれている。

公園の紙芝居おじさんや駄菓子屋だけでなく、当時一世を風靡していた山口百恵や山本リンダ、ザ・ドリフターズなども登場し、まる子がテレビの前で夢中になっている様子や、ライブを見にいったエピソードなどもある。

家族だけでなく、3年4組のクラスメイトも実在する作者の同級生がモデルになっており、主要キャラクターであるたまちゃんや永沢君、ハマジなどは、作者の著書の中で、その後の様子が語られることも多い。登場回数は少ないが、サッカー一筋の少年として描かれているケンタは、元サッカー日本代表の長谷川健太本人である。

登場人物の設定については一部フィクションも混ざっており、まる子の一番の理解者として描かれている祖父の友蔵は、実際には厳しく冷たい性格で家族からもあまり好かれておらず、作中で登場する友蔵は、理想のおじいちゃん像を描いたものであることが作者のエッセイで述べられている。

作品構成

本作品は1話完結型で構成されているが、前編・後編に別れるエピソードもわずかながら含まれている。一つ一つのエピソードは数ページという短編であり、「〜の巻」と表記される。基本的には、作者が小学3年生の時に体験した実話が元になっているが、中学・高校時代の話も頻繁に描かれており、その場合主人公は「まる子」ではなく「ももこ」と呼ばれている。また、作者が成人して東京で就職する時の話や、単行本4巻の中では、漫画家を目指す経緯やデビューが決定した日の話など、貴重なエピソードも数話収録されている。

登場人物は歳をとらない設定であり、単行本最終巻である16巻になっても、まる子は小学3年生のままで全く進級していないことになる。このような設定について、作者は単行本1巻の中で「サザエさんをお手本にしました」と述べている。

基本的にはギャグの要素が多く、まる子をはじめ登場人物たちの失敗や恥を笑う話が多い。例えば、本人は一生懸命やっていることが、他人の目からするとバカバカしく映ったり、何をやっても空回りするついてない人を見て、周囲の人間が同情とも嘲りともとれる笑いを送るなど、シニカルでシュールな笑いが多い。

笑えることを基本としていながら、両親の離婚の危機に直面したまる子が、家族がバラバラになる事を心配して涙を流したり、大好きな親友たまちゃんと大ゲンカをしてなかなか素直になれなかったりと、子供時代特有の、もどかしくて切ない感情がテーマになる話も多い。そのようなエピソードの場合、まる子の優しく勇気溢れる行動が、最終的に周囲の人間の心に変化をもたらすことで終わる。

ナレーションにあたる説明文は、少女漫画でありながら「だ・である調」が用いられており、登場人物たちの滑稽さをたんたんと述べることによって、本作をよりシュールなものに仕上げている。

あらすじ

主人公のまる子は、楽して生きることばかり考えている怠け者。計画性はなく、お小遣いを使い果たしては家族に儲け話を持ちかけたり、学校をズル休みすることやお手伝いを免れることばかりに頭を巡らしている。おバカでお調子者の言動ばかりするため、母すみれにはいつも怒られ、クールでしっかり者の姉さきことは、性格の違いから姉妹喧嘩ばかり。一方、超テキトー人間の父ヒロシに対しては、年寄りじみた口調でシュールなツッコミを入れるなど、子供らしさとシニカルな面を併せ持つ。そんなまる子を溺愛し、いつも味方になって馬鹿馬鹿しいことに付き合うのは祖父友蔵だ。しかし、この二人が張り切って何かをするたび、その努力は必ず裏目に出てしまい、トホホな結末に。

学校では、優しくてしっかり者の親友たまちゃんをはじめ、お金持ちで紳士な少年花輪君や、お笑い好きの野口さん、家が火事になった永沢君やムードメーカーのハマジなど、個性溢れるクラスメイトと、ワクワクすることやくだらないことに毎日大忙し。夏の日のマラソン大会も、ドキドキの授業参観も、子供のとき誰もが経験した当たり前の出来事を、まる子の目を通して可笑しくシュールに描いていく。

メディアミックス

アニメ

1990年1月7日~1992年9月27日まで、アニメ「ちびまる子ちゃん」の第1期が放送。1995年1月8日~現在までは、第2期が放送中。途中ブランクがあるものの、25年以上も続く長寿番組となっている。

初期の脚本は作者さくらももこ本人が務めており、エンディングやオープニングのほとんどの曲でも作詞を担当している。なかでも、B.B.クィーンズが歌う初期のエンディングテーマ「おどるポンポコリン」は、第32回レコード大賞を受賞。

劇場版アニメ

1990年に「ちびまるこちゃん」、1992年に「ちびまるこちゃん わたしの好きな歌」が上映される。

2015年12月23日には、テレビアニメ化25周年を記念し、「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」が公開される。清水の町にやってきた世界5カ国の子供たちが、まる子とともに大阪・京都に旅行するという物語で、外国の子供たちを演じる声優には、若手俳優の中川大志やダンサーのパパイヤ鈴木、バラエティで活躍する劇団ひとりや渡辺直美、ローラなど豪華ゲストがキャスティングされた。

3作品とも、原作と脚本をさくらももこ本人が担当。1作目は「ちびまる子ちゃん-大野君と杉山君-」として、2作目は同名タイトルで単行本が発売された。また、3作目は『りぼん』10月号(集英社刊)から、映画原作特別描き下ろし『ちびまる子ちゃん キミを忘れないよ』のタイトルで連載されている。

実写ドラマ

2006年4月、3編のオムニバスとしてドラマ版が放送される。さくら家自体は昭和感溢れるレトロな作りとなっているが、外の風景は現代のものである。

同年10月にはアニメ放送750回を記念し、ドラマ版第2弾が放送された。

4コマ漫画

2007年7月から、東京新聞や中日新聞など全11紙で4コマ漫画の連載がスタートする。登場人物などの設定は漫画やアニメと同じだが、原作が1974年から1975年の日本を舞台にしているのに対し、4コマでは現代を舞台にし、時事ネタなども描かれている。連載は2011年12月まで続き、単行本は小学館から全13巻が出版されている。

社会に与えた影響

1990年、米紙『ワシントン・ポスト』では、“日本人の心とマーケットをかっさらった漫画”として紹介された。同年、現在のユーキャン新語・流行語大賞にあたる、第7回流行語金賞を受賞。

作家情報

作者のさくらももこは幼い頃からお笑い好きであり、とくに萩本欽一やザ・ドリフターズ、ビートたけしからギャグの影響を強く受けたことを、自身のエッセイや雑誌のインタビューなどで語っている。

イギリスの絵本作家エロール・ル・カインの大ファンであり、高校生の時、書店で何気なく手に取った絵本の、繊細で美しい絵の世界観に魅せられて以降、その作風に強く影響を受けている。

単行本4巻に収録されている「夢の音色」は、デビューするまでの経緯が題材となっており、漫画家の夢を諦めかけた高校2年の時、学校の作文テストで好き勝手書いたエッセイが教師から思わぬ高評価を受け、そのことがエッセイ漫画家を志すきっかけになったとして描かれている。それから1年間に渡り『りぼん』に投稿し続けるが、その頃一緒に入選をしていたのが『ご近所物語』等で知られる矢沢あいであり、当時からその才能に一目おいていた。

『りぼん』で同時期に連載を持っていた漫画家の岡田あーみんとは親交が深く、作中でも度々友達として登場し、外見の可愛らしさなどにも触れられている。なお、岡田のデビュー作である『お父さんは心配性』のキャラクターが、本作品の単行本2巻「まる子デパートへ行くの巻」に登場したこともある。

こどものおもちゃ』で知られる漫画家の小花美穂がデビュー前にアシスタントを勤めており、単行本『ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君』の作者あとがきでも、小花の絵のうまさについて書かれている。

登場人物・キャラクター

さくら ももこ

ちびを表す「チビ丸」に、女の子の「子」をつけてそう呼ばれている。小学3年生(たまに中学生の話も盛り込まれる)。9歳にして、世の中を要領よく渡っていく術を日頃から考えている。怠け者でかなりゲンキンな性格。普段からババくさい言葉を使い、盆栽や落語、お茶などといった、年寄りくさい趣味を持っている。 好奇心旺盛ですぐに何かを始めたがるが、飽きっぽくて続かない。友達が辛い目に遭っていると、自分も涙を流して心を痛めるほど感受性の強い性格。祖父の友蔵とよくつるみ、くだらない事に精を出している。密かに漫画家を夢みている。

さくら さきこ

主人公まる子の姉。小学6年生。デキの悪い妹にいつも振り回されては文句を言っている。怠け者でお調子者のまる子と違い、計画的でクールな性格。まる子とはしょっちゅうチャンネルや物を巡って取っ組み合いの喧嘩をするが、実際は妹想いな優しい姉。姉妹の絆はかなり強い。まる子がこけしのようにさっぱりした顔立ちと言われているのに対し、目鼻立ちのくっきりした美人と評判。

さくら ひろし

主人公まる子の父親。酒さえあれば幸せという怠け者。子供相手に大人げない言動をしたりする。まる子がいじめらっ子をかばって怪我をした時も、笑ってバカにするなど少々非情な性格である。一家の主としては頼りないが、まる子はひろしの事を、人として面白がっている。お風呂でまる子に流行りの歌を習っては大熱唱し、のぼせている。 その歌声は近所でも有名。

さくら すみれ

主人公まる子の母親。さくら家一番のしっかりものだが、まる子以上の図太さやたくましさも併せ持つ。怠け者のまる子をいつも叱っており、「おばか!」が口癖。刺繍が得意。かなり常識人で、世間体を気にしたり心配性であったりする。

さくら 友蔵 (さくら ともぞう)

主人公まる子の祖父。まる子を溺愛し、すぐに甘やかしてしは母親のすみれに注意される。まる子の都合が悪くなれば真っ先に味方にされ、うまいこと口車に乗せられてしまう。まる子とコンビでくだらない事ばかりしているが、いつもの事なので家族は見て見ぬ振りを決め込んでいる。 まる子の良き相談相手で一番の理解者。

さくら こたけ

主人公まる子の祖母。存在感が薄い。登場回数の少なさを、作者自身も作品の中でいじっている。知識豊富で、生活の知恵を家族に教えてあげることが多好き。

穂波 たまえ (ほなみたまえ)

主人公まる子の大親友。思い付きですぐ軽率な行動にでるまる子を、呆れながらも優しく見守る。ロマンチストであり、たまに自分をアルプスの少女「タミー」にしたてあげ、空想に浸っている事がある。まる子のトンチンカンな言動にいつも心の中で突っ込みをいれているが、口には出さない。 普段はおっとりして冷静だが、まる子とは一度本気で喧嘩をした事がある。

穂波 真太郎 (ほなみ しんたろう)

たまちゃんの父。まる子の祖父友蔵の言葉をきっかけに、娘の成長を事あるごとに写真で記録するようになった。その腕前は確かで、雑誌のコンクールでも入賞するほど。しかし片時もカメラを手放さないので、たまえはうんざりしている。

戸川 秀之 (とがわ ひでゆき)

主人公まる子の担任の先生。優しく穏やかな口調で、あまり生徒たちを叱らない。

永沢 君男 (ながさわ きみお)

主人公まる子のクラスメイト。たまねぎ頭が特徴的。被害妄想が激しくいつも周囲を暗い空気にする。家が火事に遭ってからは暗さに拍車がかかり、心に深い闇を抱えている。卑屈な発言ばかりして周囲に気を遣わせておきながら、自分は他人の弱みをズバズバ指摘する嫌な性格。

浜崎 のりたか (はまざき のりたか)

主人公まる子のクラスメイト。お調子者で、授業で先生に質問される度に、くだらない答えでみんなを笑わせたがる。まる子あげたお土産のバッチに「I LOVE YOU」と書いてあった事がきっかけで、クラスのみんなからはカップルだと噂される。

藤木 茂 (ふじき しげる)

主人公まる子のクラスメイト。かなりの小心者で、クラスメイトからは卑怯者呼ばわりされている。肝試しの時にまる子を置きざりで逃げ出した事があり、まる子や永沢には「藤木のひきょうを治す会」なるクラブを作られてしまった。親友の永沢が誰かと楽しそうに話していると、嫉妬心を抱く。 唇が常に青ざめていて不健康な見た目。

花輪 和彦 (はなわ かずひこ)

主人公まる子のクラスメイト。金持ちのお坊ちゃまで、キザで嫌味な性格。女ったらしで常に自分の面子を気にしている。グローバルな教育を受けており、女子のことを「ベイビー」と呼んだり、インド哲学について語ったりする。クラスで揉め事が起きた時などは、ヒッピーを思わせる格好で平和を説くなど、かなり強烈なキャラクター。 連載開始時はちょい役であったが、読者からの高い人気を得てレギュラーとなる。名前の由来は、実在の漫画家・花輪和一だと思われる。

丸尾 末男 (まるお すえお)

主人公まる子のクラスメイト。学級委員長を務めている。委員長であることに命を懸けており、誰かが良い行いをする度、自分の座を狙っているのでは!? と疑ってかかる。「ズバリそうでしょう」が口癖。空気の読めない発言でよく周囲をイライラさせる。名前の由来は、実在の漫画家・丸尾末広だと思われる。

野口 笑子 (のぐち えみこ)

主人公まる子のクラスメイト。無口で無表情なため、暗く思われ近づく者も少ない。しかし実はお笑いや落語といった事が大好きで、自称「先祖代々暗いお笑い好き」である。お笑い好きのまる子とは同じにおいを感じており、珍しく野口本人から友達になってくれと頼んだ。笑う時なぜか必死で声を押し殺し、「プププ」と笑う。

富田 太郎 (とみた たろう)

主人公まる子のクラスメイト。顔が豚に似ており、語尾に「ブー」をつけてしゃべる。男子の前では子分キャラだが、女子の前では見栄を張って偉そうに振舞う。

山根 つよし (やまね つよし)

主人公まる子のクラスメイト。超ネガティブ思考な性格で、「バレンタイン」の時などは、自分がモテない理由を散々並べたあげく「生きている意味がない人間」とまで言い切った。常に胃腸が痛いと言っている。

小杉 太 (こすぎ ふとし)

主人公まる子のクラスメイト。すぐ泣く。大食いでありながらデブな体格を気にしている。「体力のあるデブ」と言われるために、トレーニングを重ねて体力テストに挑んだこともある。

とくぞう

主人公まる子のクラスメイト。花屋の息子で心優しい性格。かなりのお人よしで、自分より他人の事を第一に考える。クラスで盗難騒ぎが起きた際も、犯人を知っていながら自ら濡れ衣を着てしまう。しかし、普段の行いが良いためまる子や大野杉山によって潔白が証明される。

山田 笑太 (やまだ しょうた)

主人公まる子のクラスメイト。いつもアホ面で「アハハ」と笑っている。まる子にはバカそのものと思われており、エイプリールフールでは真っ先にだます対象にされてしまった。しかし純粋すぎる故に、明らかな嘘を信じ切ったある意味天才でもある。精神年齢が低く思ったことは何でも口にするが、良くも悪くも裏がないので嫌われてはいない。

土橋 とし子 (つちはし としこ)

主人公まる子のクラスメイト。まる子の仲良しグループの一人。かなりおっとりしていて大人っぽい性格。

みぎわ 花子 (みぎわ はなこ)

主人公まる子のクラスメイト。学級委員を務める。普段は夢見る乙女キャラだが、自分中心に物事が進まないと女王様のようにわがままに振舞う。花輪くんに恋しており、他の女子が仲良くしていると激しく怒る。名前の由来は、実在の漫画家・みぎわパンだと思われる。

大野 けんいち (おおの けんいち)

主人公まる子のクラスメイト。文武両道でクラスでも一目置かれる存在。女子から人気があるが、本人は硬派でプライドが高いためあまり相手にしない。親友の杉山と常に行動を共にしている。正義感が強く弱い者いじめは見過ごせない。3年生が終われば転校することになっている。

杉山 さとし (すぎやま さとし)

主人公まる子のクラスメイト。親友の大野と同じく、運動神経が抜群。正義感が強く、とくちゃんが盗難事件で犯人になってしまった時も、最後まで信じて守ろうとした。

前田 ひろみ (まえだ ひろみ)

主人公まる子のクラスメイト。口うるさく気性が荒いのでクラスメイトからは煙たがられている。掃除係では放課後の掃除をクラス全員に強要するなど、迷惑な張り方をする。自分の主張が通らなければ、人目をはばからず号泣して醜態をさらす。

冬田 美鈴 (ふゆた みすず)

主人公まる子のクラスメイト。大仏のようなクルクル頭が特徴的。乙女チックな性格。空気が読めず、特に女子からは距離を置かれている。なにかとまる子まる子やたまえの仲間に入ってきたがり、迷惑がられている。

関口しんじ (せきぐち しんじ)

主人公まる子のクラスメイト。クラスのいじめっ子で、弱い者がいるとすぐ手を出す。しかし実は優しい一面もあり、まる子が自転車の練習をする時も最初はからかっていたが、最後は放っておけず練習に付き合った。

長谷川 健太 (はせがわ けんた)

主人公まる子のクラスメイト。サッカーが大好きな少年。サッカー部で毎日一生懸命練習するケンタの姿に感動したまる子は、自分も何かに燃えて生きたいという思い、なぜあ浪曲を始める。高校の全国大会で神シュートを決め、チームを優勝に導いた。作者の同級生だった、元サッカー日本代表の長谷川健太がモデル。

西城 秀治 (さいじょう ひでじ)

花輪くんの家の使用人。両親が家を空けがちな花輪にとっては、いつも寄り添ってくれる友達のような存在。まる子を含め子供たちからも慕われる優しい人柄。

佐々木 しげお (ささき しげお)

主人公まる子が尊敬する近所のおじいさん。木に対する愛が尋常ではなく、商店街に苗木を植えては育てている。

ひろあき

主人公まる子のいとこで神奈川在住。正月や七五三など、行事の度にさくら家に訪れる。まる子の事を呼び捨てにする生意気な5歳児だが、自分の姉を一生懸命守ろうとしたり、まる子に時々甘えたりと子供らしい部分もある。

えびすくん

主人公まる子のクラスメイト。クラスからの人望が厚いもて男。まる子と一緒に学級委員長に推薦されたが、丸尾の異常なまでの対抗心に圧倒され、まる子と2人で辞退した。

プサディー

主人公まる子がバンコク旅行に行った際出会った少女。素直で活発な性格であり、まる子とはすぐに仲良くなった。まる子が知らない島の遊びをいろいろ教え一緒に冒険もした。まる子には変な日本語を教え込まれる。

場所

清水 (しみず)

主人公まる子が生まれ育った静岡の街。サッカーが盛んで、市民は「日本のブラジル」だと言い張っている。

アニメ

ちびまる子ちゃん(第1期)

主人公のまる子は、平凡な6人家族で暮らす小学3年生。とぼけた家族や突飛な性格のクラスメイトに囲まれて、平穏ながら笑いあり涙ありの日常を過ごしていく。 関連ページ:ちびまる子ちゃん(第1期)

ちびまる子ちゃん(第2期)

主人公のまる子は、平凡な6人家族で暮らす小学3年生。とぼけた家族や突飛な性格のクラスメイトに囲まれて、平穏ながら笑いあり涙ありの日常を過ごしていく。 関連ページ:ちびまる子ちゃん(第2期)

書誌情報

ちびまる子ちゃん 18巻 集英社〈りぼんマスコットコミックス〉

第1巻

(1987-07-15発行、 978-4088534138)

第16巻

(2009-04-15発行、 978-4088568799)

第18巻

(2022-10-25発行、 978-4088676852)

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