てつのサムソン

てつのサムソン

巨大ロボットを手に入れた少年が事件を解決するという、横山光輝の代表作『鉄人28号』の類型作品。スタートは小学一年生だったが、読者の進級と共に上の学年誌へと持ち上がりになり、4年に及ぶ人気連載作品となった。小学四年生に連載が移った折に『鉄のサムソン』と改題されている。

正式名称
てつのサムソン
作者
ジャンル
SF一般
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概要

近所の山林に落下した隕石を見物にいった少年、高山のぼるは、そこでロボットのサムソンを連れたおじいさんと出会う。手荒く追い払われるが、おじいさんが怪我をしたのを見て思わず駆け寄ってしまう。彼の優しさに心打たれたおじいさんは、世の中のために役立ててほしいとサムソンを譲り渡した。ギャングや日本征服を企むロボット軍団、船を襲う海賊に、のぼるサムソンと共に立ち向かっていく。

登場人物・キャラクター

高山 のぼる

いがぐり頭の元気な小学一年生。好奇心が強く、優しい心を持っている。物語が進むにつれ成長し、最後は小学四年生になっている。

サムソン

『てつのサムソン』に登場するメインロボット。白い巨大人型ロボットで、胸に赤い矢印が描かれている。怪力で頑強、マッハ5で空を飛び、目からライトを照射するなどの能力を持つ。隕石を内蔵したことで、百年間動くことができる。高山のぼるが持つサムソン操縦機で動く。普段は高山家の近くの空き地に置かれている。

おじいさん

高山家の近くのあるおばけやしきと呼ばれる洋館に住む、偏屈だが正義感溢れる老科学者。15年をかけて巨大ロボット・サムソンを作り上げた。隕石に近づきすぎて足に火傷を負い、それがもとで死亡する。高山のぼるにサムソンを託す遺言を残した。

おとうさん

高山のぼるの父。丸眼鏡をかけ、鼻の下にタワシヒゲを生やした太めの中年。サムソンが盗まれても、操縦機があるから学校から帰ってきてから動かせばいいとか、非常にノンキな性格をしている。

男爵

日本征服を企む謎の男。とある島にある秘密基地に隠れ住み、V4号艇をはじめ、アルキメデスやガイタンク、さらには多くの重火器を隠し持っている。サムソンを手に入れるべく部下たちを派遣する。

ベルモット

男爵の部下で、サムソンの強奪を最初に計画する青年。夜半に空き地に置かれたサムソンをトラックに乗せ、奪っていった。

バルバ

男爵に仕えるV4号艇の艇長。片目を眼帯で隠した男性。サムソンを侮って交戦し、その結果、V4号艇を失う。汚名返上とアルキメデスで再戦を挑むが、やはり敗退。落下傘で脱出したところを警察に逮捕されてしまった。

アルキメデス

『てつのサムソン』の登場する、巨大な鳥型の飛行ロボット。鷲の様な頭部に巨大な翼、4本の脚を持つ。武器として熱線砲を装備している。

スリー・ブラック

日本征服を狙う男爵の部下で、黒ずくめの衣装を着用し、顔を白いマスクで隠した3人組の男たち。奇術を使って素早く逃げることができる。

ガイタンク

『てつのサムソン』に登場するロボット。男爵が最後の切り札として繰り出した黒いロボット。サムスンより巨大でパワーがあるが、空を飛べなかったために高所から突き落とされて背中が損壊。漏れ出した燃料にピストルで火を付けられ爆散した。

サタン博士

世界一の科学者を自認するサタン科学研究所の所長。サムソンをライバル視し、自分が作ったロボットの優秀さを証明するために次々と怪ロボットを差し向けた。

ガマロボット

『てつのサムソン』に登場するサタン博士が差し向けた刺客ロボット。茶色の巨大なガマガエル型のロボットで、高い跳躍力と身動きがとれなくなるゴム粘液、溶解液を武器として使う。

その他キーワード

サムソン操縦機

『てつのサムソン』に登場する高山のぼるが持つロボットのサムソン用の操縦機。腕時計型で、レーダーの画面と6つのボタンで構成されている。のぼるのいる場所では彼の指示で動き、居ない場所では自動操縦装置のスイッチを入れることでサムソンが自己判断して行動する。

V4号艇

『てつのサムソン』に登場する兵器。男爵が与する組織が持つ水中艇。舳先には巨大な銛が付き、大砲や機関砲が装備されている。ベルモットを助けるためにサムソンと海中で戦うが、完膚なきまでに叩かれ沈没した。

ツマミナ一号

『てつのサムソン』に登場するサタン博士の最後の切り札。崩壊したサタン科学研究所の地下で、サタン博士が完成させた。2つの角を持つ黒い人型巨大ロボットで、目や指から熱線を出し、背中の収納式ロケットで空を飛ぶこともできる。サタン博士が直接乗り込み操縦した。

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