ときめきトゥナイト

ときめきトゥナイト

作者である池野恋の代表作。第1部は魔界人の江藤蘭世、第2部は超能力を持つ人間、市橋なるみ、第3部は大魔女になる修行をしている真壁愛良がそれぞれ主人公のファンタジーラブ・コメディ。主人公たちは、自身の特殊能力や境遇に振り回されながら、運命に立ち向かい、直向きな恋愛を繰り広げる。集英社「りぼん」1982年7月号から1994年10月号まで連載。同誌1999年秋のびっくり大増刊号にて、完結編『ときめきトゥナイト―星のゆくえ―』が掲載された。

正式名称
ときめきトゥナイト
ふりがな
ときめきとぅないと
作者
ジャンル
ファンタジー
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概要・あらすじ

第1部の主人公の江藤蘭世は吸血鬼と狼女を両親に持つ魔界人だが、人間の少年真壁俊に恋をする。魔界人と人間との恋愛禁止令に反抗し真壁俊に片思いをする江藤蘭世だが、魔界で起こる事件に次々と巻き込まれていく。第2部の主人公の市橋なるみは第1部の主人公江藤蘭世の弟江藤鈴世の恋人である。

ただの人間であった市橋なるみだが、超能力が芽生えたことで異世界との関わりを持ってしまい、翻弄される。そして、第3部では第1部の主人公の江藤蘭世の娘である真壁愛良を中心に物語が展開する。

登場人物・キャラクター

主人公

人間界で生まれ育った、吸血鬼の父親と、狼女の母親を持つ魔界人である。明るく前向きな性格で、恋愛に一直線で料理や裁縫は得意だが勉強は苦手。噛みついた相手に変身できるという特殊能力があり、くしゃみをすると... 関連ページ:江藤 蘭世

市橋 なるみ (いちはし なるみ)

第1部では心臓病を患っており、入院先の病院で江藤蘭世の弟である江藤鈴世と出会った。心臓病が原因で死亡する運命であったが、江藤蘭世と江藤鈴世の尽力により生き永らえる。第2部では人間でありながら人間以外の動物や物と会話ができる特殊能力に目覚め、魔界との関わりを持ってしまい、翻弄されることとなる。 第3部では再び病に倒れるが、江藤鈴世が魔界人の力を捨て人間となることによって、命を救われた。後に江藤鈴世と結婚して2人の息子を授かる。

真壁 愛良 (まかべ あいら)

『ときめきトゥナイト』第3部の主人公で江藤蘭世と真壁俊の間に生まれた娘。人間界で暮らす魔界人であり、時間を戻することができる特殊能力を持っている。生まれた際、不思議な輝きを持つ石を手に握っており、その石をペンダントにし、御守りとして肌身離さず着けている。勉強は苦手だがスポーツ万能であり、明るく前向きな性格。 愛良は、魔界の魔女メヴィウスから、大魔女になるとの予言を受けている。99の能力を習得するためメヴィウスの弟子となるが、魔女は恋愛をしてはならないという魔界の掟について対立する。

口が悪く不器用だが、正義感が強く優しい不良少年。江藤蘭世の片思いの相手で、女子から非常にモテる。母子家庭で育ち母親思いで、プロボクサーになることが将来の夢。人間として育ったが、実は赤ん坊の頃に記憶を消... 関連ページ:真壁 俊

神谷 曜子 (かみや ようこ)

江藤蘭世の同級生で、江藤蘭世とは真壁俊をめぐる恋のライバルである。暴力団・神谷組の組長を父親に持ち、気が強く強引な性格で何かと江藤蘭世に突っかかる。一方で、真壁俊を長年想い続ける一途な面もある。呪文によってに頻繁に犬などの動物に変身させられるが、動物になった神谷曜子の活躍がしばしば事件解決の糸口となる事がある。 コメディリリーフ的存在でもある。

江藤 望里 (えとう もーり)

江藤蘭世の父親。吸血鬼の魔界人で、コウモリとコウモリ傘に変身できる特殊能力を持つ。ニンニクと十字架、日光が苦手であるが、伝承上の吸血鬼とは違い、それらがあっても死ぬことはない。人間界では売れない小説家であったが、『ときめきトゥナイト』第1部の中で執筆した『スーパーマント』が大ヒットした。 映画化もされたが、こちらは失敗に終わっている。第2部においては江藤蘭世と真壁俊をモデルにした『四界伝説』を出版する。恐妻家で妻の江藤椎羅とはよく夫婦喧嘩をするが、家族思いの優しい性格である。

江藤 椎羅 (えとう しーら)

江藤蘭世の母親。狼女の魔界人で、狼に変身でき、天候を操り嵐を起こす特殊能力を持つ。当初は江藤蘭世の真壁俊への恋に反対して遠ざけようとし、魔界の王子であるアロン=ルーク=ウォーレンサーが江藤蘭世に恋をし、結婚を迫った際は2人をくっつけようと画策した。 真壁俊が人間界へ追放された魔界の王子だと判明してからは、江藤蘭世の恋に反対しなくなる。気が強く怒りっぽい性格で夫の江藤望里とはよく夫婦喧嘩をする。

江藤 鈴世 (えとう りんぜ)

江藤蘭世の弟。魔界人で、狼に変身できる特殊能力を持つ。優しく思いやりがあり、成績優秀でスポーツ万能な少年。第1部において、後の第2部の主人公で、心臓病の少女市橋なるみに出会い恋に落ちる。第2部では市橋なるみの恋人であり、学校でも人気が高い美青年に成長し、市橋なるみと共に様々な困難を乗り越える。 第3部では再び病に倒れた市橋なるみの命を救うため、魔界人の力を捨て人間となり、小学校教諭となった。

アロン=ルーク=ウォーレンサー (あろんるーくうぉーれんさー)

魔界の王子。江藤蘭世に一目惚れし、何とか手に入れようと惚れ薬を使ったり江藤蘭世の両親を味方に引き入れようとしたりと画策する。我儘で寂しがりやな性格。真壁俊とは生き別れた双子の兄弟であることが判明し、最初は何かと対立するものの後に和解した。その後、フィラと婚約し、父親である魔界の大王レドルフ=エンバレン=ウォーレンサーの死後は魔界の大王に就任する。

サンド

霧を操る特殊能力を持つ魔界人。江藤椎羅に、人間相手の恋をする娘の江藤蘭世を監視するよう命じられるが、字が壊滅的に下手で、報告に失敗する。魔界の王家の側近であり、大王の使者を務め、江藤望里、江藤椎羅夫妻に大王からの命令を伝える役割も担う。6人兄弟。

レドルフ=エンバレン=ウォーレンサー (れどるふえんばれんうぉーれんさー)

真壁俊とアロン=ルーク=ウォーレンサーの父親で、魔界の大王。魔界に生まれた双子の王子は不吉とされており、その言い伝えを信じて真壁俊と魔界の王妃、ターナ=フェリア=ウォーレンサーを人間界へ追放したが、後に和解する。冥王ゾーンとの戦いで、江藤蘭世と真壁俊をかばって命を落とす。 第3部では子供時代の姿で登場し、我儘な王子であった過去が描かれている。

ターナ=フェリア=ウォーレンサー (たーなふぇりあうぉーれんさー)

真壁俊とアロン=ルーク=ウォーレンサーの母親で、魔界の王妃。魔界に生まれた双子の王子は不吉とされており、その言い伝えを信じた夫である魔界の大王、レドルフ=エンバレン=ウォーレンサーによって、息子の真壁俊と共にを人間界へ追放される。その際、魔界での記憶を失くしたところを修道女に拾われ、真壁華枝の名を貰う。 人間界では看護師として女手1つで真壁俊を育てていた。後に大王(レドルフ=エンバレン=ウォーレンサー)と和解し、王妃に戻る。

筒井 圭吾 (つつい けいご)

江藤蘭世の父親、江藤望里の小説『スーパーマント』が映画化した際、主人公役に抜擢される。一時、人間界に追放されたもう1人の魔界の王子である疑いがあるとして、殺されかけるものの、誤解であったことが判明する。江藤蘭世に一目惚れするが、江藤蘭世の真壁俊に対する恋心の直向きさを知り、身を引く。 実家は病院を経営しているが、育ての親を知らず、境遇が似通った真壁俊と意気投合する。真壁俊が、人間界に追放されたもう1人の魔界の王子であると判明し、江藤蘭世と共に逃亡していたときには、江藤蘭世が魔界人であることを知っても協力する。第2部ではラジオのDJとして登場する。

ジョルジュ

死神の魔界人。魂提供者のリストに従って、死期の近い人間の魂を取ることを仕事としている。市橋なるみの魂を取ろうとしていたところ、江藤蘭世と出会った。明るく優しい性格の持ち主で、江藤蘭世と江藤鈴世の頼みによって魔界の掟を破り、寿命が近かった市橋なるみの命を救う。 以降、魔界で事件が起こる度に江藤蘭世に協力する。『ときめきトゥナイト』第3部では、市橋なるみが再びリストに名前が挙がっていることを江藤家に伝えにくる。

ダーク・カルロ (だーくかるろ)

ルーマニアから来たマフィアのボスで、真壁俊に容貌が似ている。同じ夢を見ていた真壁俊の夢の中に江藤蘭世が閉じこめられた際、彼女と出会い、恋をする。強引に江藤蘭世を手に入れようとするが、真壁俊の前世の姿であるジャン=カルロの子孫と判明してからは、江藤蘭世や真壁俊らと協力して冥王ゾーンとの戦いに挑み、命を落とす。 死後も、江藤蘭世や真壁俊を天上界から優しく見守り、心の支えとなる。江藤蘭世と真壁俊の長男、真壁卓の名前の由来でもある。

メヴィウス

王家から信頼を受ける魔女の魔界人。魔界に生まれた双子の王子は不吉とされており、その言い伝えを信じた魔界の大王の命により真壁俊と魔界の王妃、ターナ=フェリア=ウォーレンサーの記憶を消して、人間界へ追放した。魔界についての豊富な知識を持っており、主要人物たちにその知識に基づいたアドバイスをすることもある。 また、水晶を用いて様々な予言をする。『ときめきトゥナイト』第3部では真壁愛羅が大魔女になるとの予言をし、真壁愛羅の師匠となるが、魔女は恋愛をしてはならないという魔界の掟を守ろうとしない真壁愛羅と対立する。

河合 ゆりえ (かわい ゆりえ)

江藤蘭世らが通う聖ポーリア学園高等部の生徒会長。成績優秀、スポーツ万能、品行方正な河合財閥のお嬢様。周囲にはプライドが高く取っ付きにくい人物と思われているが、実際は幼馴染で河合家の使用人の息子であった日野克に子供の頃から恋をしているという一途な面を持つ。 実は孤児院出身で、河合家の本当の娘が生後すぐ死亡したため、河合家の養女となった。江藤蘭世は恋のよき相談相手であり、江藤蘭世の協力によって後に日野克と結ばれた。

日野 克 (ひの すぐる)

江藤蘭世らが通う聖ポーリア学園高等部の問題児。真壁俊が立ち上げたボクシング部に入部する。生徒会長の河合ゆりえとは幼馴染で、母親は河合家の使用人であったが、亡くなっている。河合ゆりえのことが好きだが、身分の差と、母親の死後も経済的支援をしてくれている河合家に負い目を感じ、河合ゆりえに何かと反発する。 後に江藤蘭世の協力によって河合ゆりえと結ばれた。

ゾーン

魔界に勇者として美女の姿で復活するが、実は魔界を侵略し、魔界、人間界、冥界、天上界の4つすべての世界を支配を企む冥界の王である。2000年前、ノーゼという名で現れ、江藤蘭世の前世の姿であるランジェらを陥れた。復活後、江藤蘭世や魔界人たちを操り、魔界を混乱させるが、江藤蘭世の愛情の力により消滅し、暴力団神谷組で神谷曜子の付き人、惣という人間に生まれ変わり、人間界で生活をすることとなる。

青柳 幸太 (あおやぎ こうた)

市橋なるみ、江藤鈴世の幼馴染で、同級生。好きな子に素直になれないところもあるが、男気のある優しい性格。幼少期から市橋なるみを好きだったものの、彼女の恋人である江藤鈴世と親友であり、2人の関係を認めている。中学校では新聞部の部員で、将来の夢は記者になることである。 国民的アイドル安西二葉の隠れファンだが、安西二葉が市橋なるみと江藤鈴世の仲を引き裂こうとした際には彼女を叱っている。後に安西二葉と結ばれた。

安西 二葉 (あんざい ふたば)

市橋なるみ、江藤鈴世が通う中学校に転入してきた国民的アイドル。江藤鈴世に恋をし、市橋なるみと江藤鈴世の仲を引き裂こうとした。その後2人の仲を認め、市橋なるみの親友となる。気が強く我儘な性格だが、アイドルであることに疲れ普通の女の子のように恋愛することに憧れる少女らしい面も持つ。 当初は嫌っていた青柳幸太に徐々に惹かれていき、後に結ばれる。

チップル

魔界にある月の花の精。月の花にもたらされた予言により、市橋なるみがほんとうの居場所を教えてくれる人物だと考えている。江藤鈴世を助けるため月のなみだを取りに来た市橋なるみに接近した。月のなみだに魔法をかけ、江藤鈴世を二重人格にしたり、留学生として市橋なるみらのクラスに転入して来たりして、彼女たちを困らせる。 実は妖精界の王子であり、幼い頃、妖精界において悪の黒妖精達に反乱が起きたとき魔界に逃がされ、魔界の月の花に育てられた。後に市橋なるみやその義妹で妖精界のもう1人の生き残りである市橋マナらと共に黒妖精達を倒し、妖精界の危機を救って、妖精界の王となった。

市橋 マナ (いちはし まな)

市橋なるみの義妹。母が再婚したため、市橋なるみと義理の姉妹となった。実は妖精界の王子チップルのいとこであり、幼い頃、妖精界において悪の黒妖精達に反乱が起きたとき人間界に逃がされ、子供のいなかった育ての親夫妻の家の花壇で発見され、そのまま人間として育てられた。 後に市橋なるみらと共に黒妖精達を倒し、妖精界の危機を救った。戦いの後、人間界へ帰る際、妖精界に留まったチップルに「大人になったら迎えに行く」と宣言された。

ドゥーサ

妖精界を支配しようと企む、悪の黒妖精の王。妖精界の王となる条件の1つとして、人間界から市橋なるみ、魔界から魔界の大王アロン=ルーク=ウォーレンサーの娘、ココ=ティナ=ウォーレンサーを妻に娶ろうとした。気の強い性格の女性が好みで、犬が苦手である。 江藤鈴世に魔法の粉をかけ、一時、江藤鈴世は市橋なるみに関する記憶を失くした。最終的に市橋なるみや妖精界の王子チップルらに敗れ、力を失った。

真壁 卓 (まかべ たく)

『ときめきトゥナイト』第3部の主人公真壁愛羅の兄で、江藤蘭世と真壁俊の間に生まれた息子。第1部の主要人物であるダーク・カルロが名前の由来。ぶっきらぼうで口が悪いが、真壁愛羅のことを心配する妹思いの兄である。非常に女子にモテる。次第に魔界の王女であり、いとこのココ=ティナ=ウォーレンサーと惹かれ合い、紆余曲折の末結ばれる。

水上 開陸 (みなかみ かいり)

幼稚園時代に真壁愛羅と出会う少年。真壁愛羅との第一印象は最悪であったが、似たペンダントを持っていたことをきっかけに仲良くなる。一度消息を絶ち死亡説も持ち上がったが、真壁愛羅が小学生になってから魔界の反逆者たちが追放される無の世界に父親、妹と共に閉じこめられていたところを発見された。 実は父親のアルド(水上亜流土)は、魔界の王子の元側近であり、無実の罪で無の世界に投獄されていたことが判明する。事件解決後、真壁愛羅に淡い初恋の記憶を残して外国へ行ってしまった。

神谷 夢々 (かみや むむ)

真壁愛羅の同い年の幼馴染であり、神谷曜子の娘。神谷風とは双子。気が強く賑やかな性格であり、真壁愛羅の兄、真壁卓のことを幼い頃から一途に想っている。一度恋のライバルである魔界の王女で真壁卓の想い人のココ=ティナ=ウォーレンサーの後をつけ、魔界に迷い込んでしまったことがあるが、そのときの記憶は魔女メヴィウスによって消された。

神谷 風 (かみや ふう)

真壁愛羅の同い年の幼馴染であり、神谷曜子の息子。神谷夢々とは双子。大人しく心優しいが、少々臆病な少年。幼い頃から真壁愛羅のことが好き。魔界に迷い込んでしまった神谷夢々を助けるために真壁愛羅らと共に魔界へ足を踏み入れる。そのときの記憶は魔女メヴィウスによって消されたはずであったが、実際には消えていない。 このため、真壁愛羅が魔界人であることを覚えていたが、誰にも言わず黙っていた。魔法にかかった後遺症で怒ると周りの物を破壊する特殊能力を身につけてしまう。

ココ=ティナ=ウォーレンサー (ここてぃなうぉーれんさー)

魔界の大王アロン=ルーク=ウォーレンサーの娘で魔界の王女であり、真壁愛羅やその兄、真壁卓のいとこ。レオン=パドック=ウォーレンサーは弟である。我儘で気が強いが、好きな人の前で素直になれない面もある。『ときめきトゥナイト』第2部では江藤鈴世のことを気に入っており、無理矢理婚約しようとするが失敗し、第3部では江藤鈴世のことを諦め、その結婚を祝福する。 次第に真壁卓と惹かれ合い、紆余曲折の末結ばれる。

レオン=パドック=ウォーレンサー (れおんぱどっくうぉーれんさー)

魔界の大王アロン=ルーク=ウォーレンサーの息子で魔界の王子であり、真壁愛羅のいとこ。ココ=ティナ=ウォーレンサーは姉である。真壁愛羅のことが好き。一見柔和で優しい性格の持ち主だが、実は少し屈折しておりいたずら好きであるという二面性がある。

新庄 彬水 (しんじょう あきみ)

真壁卓の所属する高校のサッカー部のコーチで大学生。指導が厳しく、鬼コーチとして周囲に恐れられているが、実は花屋でバイトをしている心優しい青年。真壁愛羅の初恋の人、水上開陸に似ている。真壁愛羅の彼に対する第一印象は最悪であったが、真壁愛羅は助けられたことをきっかけに彼を好きになり、アタックされるが、魔女は恋愛をしてはならないという魔界の掟に反発する魔女見習いの真壁愛羅とその師匠である魔界の魔女メヴィウスとの対立に巻き込まれる。

場所

魔界 (まかい)

人間の住む人間界とは異世界の、魔界人が暮らす世界。魔界の大王が統治している。魔界に双子の王子が生まれることは不吉とされ、その言い伝えが原因で真壁俊と魔界の王妃ターナ=フェリア=ウォーレンサーは人間界へ追放される。魔界にある想いヶ池は自分が一番会いたい人のもとや行きたい場所へテレポートできる池であり、『ときめきトゥナイト』第1部から第3部を通して江藤蘭世らに重宝された。

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