概要・あらすじ
東雲京子は、腕っぷしの強い高校3年生。高校1年生の頃に学校の不良グループを一掃して以来、「学校一のスケバン」として、他の生徒からは慕われると同時に恐れられていた。しかし、そんな京子には誰にも言えない秘密がある。それは、同じ高校に通う弟、東雲歩の事を溺愛している、極度のブラザーコンプレックスであるという事。京子を倒して名を上げようとする生徒も多く、歩が危険な目に合うのではないかと考えていた京子は、自分と歩が姉弟である事を周囲に隠していた。しかし、素直に姉の事を尊敬している歩は、人前で弟だと認めてもらえるような強い男になりたいと考え、京子を慕う生徒達のグループ、京子組に入る。歩の事をグループの新入りとして扱い、周囲にはクールに振る舞おうとする京子だったが、歩に対する愛情のあまり、しばしば暴走してしまうようになるのだった。