概要・あらすじ
成績優秀だが、クールで協調性がないため友達のいない17歳の女子高校生霧里七華は、ある日階段から転落したことで精神だけ6歳の女の子になってしまう。その幼なじみでクラスメイトの凪原稔二は、短気な不良少年だったが、霧里七華を守ることを決意。
学園生活の中で無邪気にトラブルを巻き起こす霧里七華に振り回されながらも、成長していく。
登場人物・キャラクター
霧里 七華 (きりさと ななか)
階段からの転落事故で、17歳の女子高校生の見た目のまま、心だけ6歳の女の子になってしまう。事故までは成績優秀ながらクールな性格でクラスの嫌われ者だったが、6歳の心になって以降は明るい性格になり、無邪気なふるまいでトラブルを巻き起こす。
嵐山 甚八 (あらしやま じんぱち)
凪原稔二をライバル視している不良少年。凪原稔二とのケンカを6歳の精神を持った霧里七華が止めに入って以来、彼女に恋心を抱くようになる。
霧里 耐三 (きりさと たいぞう)
主人公の霧里七華の父親。妻を早くに亡くし、作家をしながら一人で霧里七華を育ててきた。霧里七華が6歳の精神になってしまってから、娘の幼なじみの凪原稔二に面倒を見てくれるように頼む。
まじかるドミ子 (まじかるどみこ)
『ななか6/17』に登場するキャラクター。霧里七華が幼い頃に放送していた「まじかるドミ子」というアニメのヒロインで、本名は宍戸美子(ししどみこ)という。6歳の精神になった霧里七華はこのアニメの再放送を楽しみに見ている。
凪原 稔二 (なぎはら ねんじ)
主人公の霧里七華の幼なじみで、クラスメイト。「怒髪の稔二」と呼ばれる不良少年だが、6歳の心になってしまった霧里七華を守るために大人になろうと努力する。
嵐山 五月 (あらしやま さつき)
『ななか6/17』の登場人物で、嵐山甚八の妹。なぎなたの名手で、家は道場をやっている。偶然にピンチを救ってくれた霧里七華のことを武道の達人だと思い込み、「お姉さま」と呼ぶようになる。
雨宮 ゆり子 (あめみや ゆりこ)
『ななか6/17』の登場人物で、主人公の霧里七華のクラスメイト。優等生でピアノが得意。霧里七華を嫌うイジメっ子グループのリーダーだったが、偶然霧里七華の秘密を知ってしまい、以降は凪原稔二とともに彼女を助けるようになる。 凪原稔二には淡い恋心を抱いている。
霰玉 九里子 (あらたま くりこ)
6歳の幼稚園児。不良に囲まれてしまったところを、離れて暮らす兄に似た凪原稔二に助けられたことから、恋心を抱くようになる。霧里七華を恋のライバルだと思い、何かと2人との間に割って入ろうとする。
クレジット
原作
ななか6/17 (ななかじゅうななぶんのろく)
容姿は高校生だが中身が6歳に幼児化してしまった主人公霧里七華と、彼女の奇妙な秘密を守ろうと協力する凪原稔二と雨宮ゆり子たちによる青春コメディ。当初は前後編の短編として発表されたが、内容が好評を呼んで長... 関連ページ:ななか6/17