はたらく細胞フレンド

はたらく細胞フレンド

清水茜の代表作『はたらく細胞』のスピンオフ作品。漫画は『ここから先はNG!』など主に少女漫画誌で執筆する和泉みおが担当。とある人間の体の中を一つの国として構築している世界を舞台に、擬人化した細胞たちがウィルスと壮絶な戦いを繰り広げる、体内細胞擬人化コメディ。主人公のキラーT細胞が、ウイルスに感染した細胞やガン細胞を最前線で破壊しながら、ほかの免疫細胞との触れ合いを求めて行動する姿がコミカルに描かれる。講談社「別冊フレンド」2019年2月号から2021年5月号にかけて掲載。

正式名称
はたらく細胞フレンド
ふりがな
はたらくさいぼうふれんど
原作者
黒野 カンナ
漫画
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
医療
レーベル
KCデラックス(講談社)
巻数
既刊6巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

キラーT細胞 (きらーてぃーさいぼう)

免疫細胞の一種。とある人間の体内で、ヘルパーT細胞の命令により、ウイルス感染細胞などの人体に悪影響を及ぼす異物を排除する、体内の殺し屋・キラーT細胞の班長を務めている。頰に十字型の傷がある青年の姿をしており、「細胞傷害性T細胞」の異名を持つ。数ある細胞の中でも最強の武闘派で、人体に有害な細胞を発見すると即座に駆逐する。圧倒的な戦闘力を誇り、インフルエンザウイルスに冒された細胞を一撃で倒す。元来は小心者ながら、キラーT細胞としてほかの細胞に舐められないように硬派を気取っている。ほかの免疫細胞との触れ合いを求めているが、最前線で戦うキラーT細胞の班長として周囲には威圧的に振る舞っているため、部下たちからは慕われながらも距離を置かれている。趣味は一人カラオケや恋愛映画の鑑賞だが、キャラ変するのが恥ずかしいとの理由から、誰にも告げていない。

白血球 (はっけっきゅう)

免疫細胞の一種。とある人間の体内で、雑菌などの外敵と戦っている。白い髪を右目を隠すように伸ばした青年の姿をしている。「好中球」の異名を持つ。寡黙ながら素直な性格で、ほかの細胞から頼み事をされると流されるように引き受けてしまう。帽子に搭載されているレセプターが反応すると、周囲を顧みずに外敵に向かって猪突猛進する悪癖を持つ。キラーT細胞と行動を共にすることが多く、彼が困っているときにサポートしている。免疫細胞ながらほかの細胞と仲がいいため、キラーT細胞からはそのことを快く思われていない。

クレジット

原作

黒野 カンナ

監修

ベース

はたらく細胞 (はたらくさいぼう)

清水茜の代表作。人体をひとつの大きな国と見立て、その中の細胞たちを擬人化。赤血球AE3803番と白血球U-1146番を主人公に、彼らの戦いを描くアクション・ギャグ漫画。講談社「月刊少年シリウス」201... 関連ページ:はたらく細胞

書誌情報

はたらく細胞フレンド 6巻 講談社〈KCデラックス〉

第1巻

(2019-06-07発行、 978-4065155226)

第2巻

(2019-11-07発行、 978-4065176368)

第3巻

(2020-03-09発行、 978-4065189092)

第4巻

(2020-07-13発行、 978-4065201558)

第5巻

(2021-01-13発行、 978-4065220412)

第6巻

(2021-05-13発行、 978-4065232200)

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