概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
赤血球 (せっけっきゅう)
猫の体内で活動する細胞の一人。猫耳を持つボブヘアの少女の姿をしており、赤い制服をまとっている。血液循環を通じて酸素と二酸化炭素を運搬し、猫の体内を隅々まで巡る重要な役割を担っている。明るく素直な性格で、誰とでもすぐに打ち解ける社交家。働き者だが戦闘能力は皆無で、突発的なトラブルや異物への対処を苦手としている。そのため、決断力に優れた白血球に助けられることが多く、彼の知識や戦闘力にあこがれを抱いている。赤血球自身の無力さに落ち込むこともあるが、白血球からは「猫の体の隅々まで酸素を届ける重要な存在」として尊敬されている。
白血球 (はっけっきゅう)
猫の体内で活動する細胞の一人。猫耳と外はねの銀髪を持つ青年の姿をしており、純白の制服をまとっている。主な役割は細菌やウイルスなどの外敵を排除し、猫の体を守ること。冷静沈着で寡黙な性格だが、与えられた任務を確実に遂行する職人肌。戦闘能力は非常に高く、大半の細菌を一撃で葬り去ることができる。脅威となる敵にはいっさい容赦しない苛烈さを持ちながらも、落ち込んでいる仲間をさりげなく励ますなど、細やかな気遣いもできる。数々の任務をこなす中で多くのアクシデントに遭遇してきたため、危機意識が高く、細菌やウイルスに関する知識も豊富。職務中に危機に陥った赤血球を助けることが多く、そのたびに生存戦略として実践的な知識を授けている。
クレジット
- 原作
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蒼空 チョコ
- 監修
ベース
はたらく細胞 (はたらくさいぼう)
清水茜の代表作。本作のもととなった『細胞の話』が2014年に行われた第27回「少年シリウス新人賞」大賞を受賞し、連載化された。人体をひとつの大きな国と見立て、その中の細胞たちを擬人化。赤血球AE380... 関連ページ:はたらく細胞
書誌情報
はたらく細胞 猫 3巻 講談社〈シリウスKC〉
第1巻
(2024-01-09発行、 978-4065342732)
第2巻
(2024-07-09発行、 978-4065357446)
第3巻
(2024-12-09発行、 978-4065377055)