はたらく細胞 猫

はたらく細胞 猫

清水茜の『はたらく細胞』のスピンオフ作品。漫画は『しずまれ!ヴィンセント』などのオリジナル作品がある、かいれめくが担当。猫の体内を舞台に、赤血球や白血球などの細胞を擬人化し、生命を維持するために奮闘する姿を描いたサイエンス系ヒューマンドラマ。人間とは異なる猫の体内環境や特有の生理現象、さらにはさまざまなアクシデントがドラマチックに展開され、ダニ予防や爪切りといった飼育に役立つ知識も織り交ぜられている。講談社「月刊少年シリウス」2023年7月号から連載。

正式名称
はたらく細胞 猫
ふりがな
はたらくさいぼう ねこ
原作者
蒼空 チョコ
漫画
ジャンル
 
友情
レーベル
シリウスKC(講談社)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

赤血球 (せっけっきゅう)

猫の体内で活動する細胞の一人。猫耳を持つボブヘアの少女の姿をしており、赤い制服をまとっている。血液循環を通じて酸素と二酸化炭素を運搬し、猫の体内を隅々まで巡る重要な役割を担っている。明るく素直な性格で、誰とでもすぐに打ち解ける社交家。働き者だが戦闘能力は皆無で、突発的なトラブルや異物への対処を苦手としている。そのため、決断力に優れた白血球に助けられることが多く、彼の知識や戦闘力にあこがれを抱いている。赤血球自身の無力さに落ち込むこともあるが、白血球からは「猫の体の隅々まで酸素を届ける重要な存在」として尊敬されている。

白血球 (はっけっきゅう)

猫の体内で活動する細胞の一人。猫耳と外はねの銀髪を持つ青年の姿をしており、純白の制服をまとっている。主な役割は細菌やウイルスなどの外敵を排除し、猫の体を守ること。冷静沈着で寡黙な性格だが、与えられた任務を確実に遂行する職人肌。戦闘能力は非常に高く、大半の細菌を一撃で葬り去ることができる。脅威となる敵にはいっさい容赦しない苛烈さを持ちながらも、落ち込んでいる仲間をさりげなく励ますなど、細やかな気遣いもできる。数々の任務をこなす中で多くのアクシデントに遭遇してきたため、危機意識が高く、細菌やウイルスに関する知識も豊富。職務中に危機に陥った赤血球を助けることが多く、そのたびに生存戦略として実践的な知識を授けている。

クレジット

原作

蒼空 チョコ

監修

ベース

はたらく細胞 (はたらくさいぼう)

清水茜の代表作。本作のもととなった『細胞の話』が2014年に行われた第27回「少年シリウス新人賞」大賞を受賞し、連載化された。人体をひとつの大きな国と見立て、その中の細胞たちを擬人化。赤血球AE380... 関連ページ:はたらく細胞

書誌情報

はたらく細胞 猫 3巻 講談社〈シリウスKC〉

第1巻

(2024-01-09発行、 978-4065342732)

第2巻

(2024-07-09発行、 978-4065357446)

第3巻

(2024-12-09発行、 978-4065377055)

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