概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
山田 めぐみ (やまだ めぐみ)
小沢家政婦協会に所属する10代の家政婦。所属ナンバーは1。前髪を目の高さで切り、高い位置で結んだ茶髪ツインテールをくるくるに巻いた、クロワッサンのような髪型をしている。本名は「山田めぐみ」だが、洋風の「メアリー」と名乗っている。夢は素敵な男性と結婚して玉の輿に乗ることで、家政婦として訪れた家に良い男性がいないか、常にチェックしている。 職業柄、家事全般は非常に得意。
斉藤 セツコ (さいとう せつこ)
小沢家政婦協会に所属する家政婦。登録ナンバーは2。耳の下あたりまで伸ばしたもじゃもじゃのボブヘアと、太い眉が特徴。自称35歳だが、30年以上家政婦の仕事をしているとも語っており、謎が多い。好きなことは、お茶を飲みながらだらだらと過ごすことと、他人の家の秘密を知ること。若い頃は大変な美人だったが、今はその面影はなく、現在も独身。
佐藤 小百合 (さとう さゆり)
小沢家政婦協会に所属する10代の家政婦。登録ナンバーは3。本名は「佐藤小百合」だが、かたくなに「サリー」という名前で通している。前髪を目の高さで切り、顎の高さまで伸ばしたボブヘアをしている。クールでとっつきづらい性格だが、家政婦としては非常に優秀。さらに、山田めぐみの飼い猫のマリアンヌを可愛がったり、メイドの服装がしたいという理由で家政婦を志したなど、意外な一面も持つ。 特技は、動物や幽霊と交信すること。
立花 (たちばな)
小沢家政婦協会の社長を務める40代の男性。前髪を真ん中で分けて額を見せた癖っ毛に、口ひげを蓄え眼鏡をかけている。協会の方針として「アットホームなサービス」をモットーに掲げており、マイペースな山田めぐみをたしなめることも多い。年頃の娘がいるが、最近はつれなくされて淋しく思っている。
明 (あきら)
5歳の少年。山田めぐみが家政婦として訪れた屋敷に住む。髪型は前髪を目が隠れそうなほど伸ばしたストレートヘア。かわいらしい容姿と年齢にそぐわぬ落ち着いた雰囲気で、母親の由紀子の極端な少女趣味にも付き合っている。めぐみのことは気に入っており、「自分が大人になってもめぐみが未婚だったら結婚してやる」と語っている。
由紀子 (ゆきこ)
明の母親。前髪を真ん中で分けて額を見せ、胸のあたりまで伸ばしたロングウェーブヘアをハーフアップにして、リボンでまとめている。穏やかな性格で、夫の隆とは非常に仲が良く、新婚のような雰囲気。料理は非常に苦手。
隆 (たかし)
明の父親で、由紀子の夫。職業はテディベア作家。前髪を右寄りの位置で分けたストレートヘアをしている。美しい容姿に加えて穏やかで丁寧な性格の持ち主で、山田めぐみに「隆の妻になれるかも」と一瞬期待させるが、すぐに妻子持ちと発覚する。
葉月 (はづき)
若い女性。山田めぐみが家政婦として訪れた家に住む。前髪を真ん中で分けて額を見せたショートカットヘアをしている。中性的で美しい容姿をしており、めぐみが男性と勘違いするほどの人物。容姿に反して、かわいらしいものが大好き。めぐみのメイドの服装にも憧れている。料理と掃除は苦手。
弥生 (やよい)
葉月の妹。前髪を右寄りの位置で分け、肩につかない長さのボブヘアをしている。山田めぐみが家に訪れた際、メイドの服装という奇抜な格好に驚き追い出そうとするが、めぐみの腕を見込んで次第に頼るようになる。姉同様、料理と掃除は苦手。めぐみを呼んだのも、母親を亡くしているうえに多忙で、家事に手が回らなかったため。
セバスチャン
執事の男性。山田めぐみと佐藤小百合が家政婦として訪れた一条家で働いている。「セバスチャン」という名前ではあるが、生粋の日本人。前髪を真ん中で分けて額を見せ、胸のあたりまで伸ばした長髪をひとつに結んでおり、眼鏡をかけている。いたずら好きな一条太郎丸と一条次郎丸に振り回されつつ、一条家で熱心に働いている。 怒ると普段よりもさらに丁寧な口調になり、太郎丸と二郎丸には「それがかえって怖い」と評されている。