まんがの作り方

まんがの作り方

漫画家としての再デビューを果たそうと決意した川口あすかは、百合漫画執筆のために後輩の森下との交際をスタートさせる。2人の女性漫画家が織り成す、不器用でひたむきな恋愛ストーリー。

正式名称
まんがの作り方
ふりがな
まんがのつくりかた
作者
ジャンル
百合
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概要・あらすじ

川口あすかは弱冠13歳でデビューを果たした漫画家であった。しかし鳴かず飛ばずで仕事がなくなり、現在は普通の大学生として過ごしている19歳の女性。そんなある日、あすかは唐突に漫画家として再デビューを果たすことを決意。アルバイトや大学をすべて辞めて漫画の執筆に専念しようとするが、ブランクによる衰えは著しく、自分に描ける漫画などほとんどないことに気づく。

そこへアルバイト先の後輩、森下が彼女を心配して訪れる。森下が自分に好意を持っていることを知っていたあすかは、その好意を利用してGL(ガールズラブ)を経験し、百合漫画を描こうと考えるのだった。

登場人物・キャラクター

川口 あすか (かわぐち あすか)

19歳の女性。「川口明日香」という名義で漫画家としてデビューを果たしたが、鳴かず飛ばずでその後は一切進展せず、現在の肩書きは元漫画家となっている。漫画を描くには作者の実体験が不可欠という言葉を実践に移し、百合漫画を書くために同性愛を経験してみようと後輩の森下と付き合うことになった。

森下 (もりした)

川口あすかのことが大好きな女子高生。「さち」という名義で漫画家活動を行っている。漫画家が苦手なあすかに気を遣って、漫画家であることを黙っていた。しかし漫画家であることを打ち明けてからは、執筆を手伝って貰ったり、アルバイトのヘルプとして呼んだりしている。

武田 里依 (たけだ りい)

漫画家志望の女子高生。川口あすかと森下の漫画を比べて批評し、あすかの心を痛めつける。率直にものを言う性格で、漫画がつまらないと思った時にはボロクソに言うが、面白いと思った時には素直に褒める。

川口 政人 (かわぐち まさと)

川口あすかの弟で、森下と同級生。森下に片思いをしている。本人は気づかれていないと思っているが、もはや周知の事実である。基本的に誰からも雑に扱われ、蝶々しか自分のことを構ってくれないと放言している。

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