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ゴッドファーザーの息子
ひ弱で運動が苦手な主人公の少年と、大柄で力自慢の上級生というまったくタイプが正反対の2人が、マンガとスポーツを通して友情を深めていく。戦前の旧制中学時代を舞台にした、手塚治虫の自伝的フィクションで、少年期に軍国主義教育を体験した作者の当時の心象が強く反映されている短編作品。「別冊少年ジャンプ」1973年1月号に掲載された。
概要・あらすじ
手塚治は運動が苦手でひ弱な旧制中学3年生。ある日、治は自分が描いたマンガをきっかけに、校内一の暴れん坊で応援団長の明石と友達になる。やくざの大親分の息子で豪邸に住む明石は、治に女学生の絵を描いてもらったお礼として、校内マラソン大会のコーチ役を買って出る。大会当日、明石は治の横に付いて大声で治を励ましながら伴走する。
治は明石と結ばれた深い友情を身体全体で感じつつ懸命に走り続けるのだった。
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登場人物・キャラクター
手塚 治 (てづか おさむ)
旧制中学、一中の3年生。チビでひ弱な少年で運動は苦手だがマンガを描くのは大の得意。授業中に描いて教師から竹刀で殴られるなど、たびたびきつい体罰を受けている。ラグビー部の応援練習をさぼって描いていた自作マンガが縁で、応援団長の明石と友人関係となる。明石にはマンガを描いたお礼として校内マラソン大会のコーチをしてもらう。
作者の手塚治虫自身の少年時代がモデル。
明石 (あかし)
手塚治と同じ旧制中学の一中に通う大柄な体格の応援団長。父親は有名なヤクザ組織「明石会」の総長で豪邸に住んでいる。校内一の暴れん坊で、全生徒から恐れられているが、マンガが好きでマンガのうまい治と友達になる。女子生徒と親しくする男子生徒を見るとリンチを加えるほどの硬派だが、実は可愛い女の子に興味があり、治に女学生のマンガを描いてもらうような純情な一面もある。
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書誌情報
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