シャーマンキングFLOWERS

シャーマンキングFLOWERS

ふんばり温泉で暮らす少年麻倉花は、侍の霊阿弥陀丸を召喚できるシャーマン。名門麻倉家の次期当主だが、日々やることがなく、何もかもつまらないと思って暮らしていた。ある日、彼のもとに「裏・麻倉家」を名乗る2人の刺客が訪れ、自らの在り方を考え直し始める。『シャーマンキング』の続編で、前作のメインキャラクターの子どもたちを中心に描いている。初出は2009年のファンブック『マンタリテ』の『フラワーズ~花の時代~』。2012年から正式に連載が始まる。連載していた雑誌「ジャンプ改」が2014年に休刊し、これに伴い実質的な連載は終了。最終号では「『シャーマンキング』シリーズの今後は続報をお待ち下さい」と書かれていた。

正式名称
シャーマンキングFLOWERS
作者
ジャンル
バトル
レーベル
YOUNG JUMP COMICS X(集英社)
関連商品
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あらすじ

第1巻

現シャーマンキングである麻倉ハオの甥であり、シャーマンとしての才能にも優れる中学生の少年、麻倉花は、シャーマンの名家、麻倉家を継ぐ次期当主として育てられていた。だが、育て親の玉村たまおの言いつけで霊を使ったケンカは禁じられており、戦いの相手もおらず、シャーマンとしての才能を持て余した、つまらない日々を送っていた。そんなある日、花は持霊の阿弥陀丸を連れて郊外の墓地にいたところで、町の不良達にケンカを売られてしまう。オーバーソウルで阿弥陀丸と共に応戦し、不良達を返り討ちにした花だったが、家に帰るとその事実はたまおに知られており、いつものように厳しく叱られるのだった。これにより気落ちした花の前に、「裏・麻倉家」を名乗る謎の少年、麻倉葉羽が現れる。たまお達の心配をよそに、花は葉羽をあっさり撃退するものの、次に葉羽の姉、麻倉路菓が現れる。葉羽と路菓は、闇に消えたはずのもう一つの麻倉家の運命を背負った姉弟でもあった。花は彼らとの出会いや戦いをきっかけに退屈な日常を抜け出すものの、シャーマン同士の新たな戦いに巻き込まれていく。

第2巻

麻倉葉羽麻倉路菓の襲撃を受けた麻倉花はケガを負うが、間一髪でアルミ・ニウムバーチに命を救われる。後日、病院で目を覚ました花の前に現れたアルミは、「3代目イタコのアンナ」を名乗り、花の許婚であると告げるのだった。彼女の登場は、新たなシャーマンの戦いである「フラワーオブメイズ」の幕開けを意味していた。梅宮竜之介を通してアルミの話を聞いた花は、玉村たまおからシャーマンとしての戦いを禁じられていた本当の理由を知る。その頃、たまおは裏・麻倉家の本拠地である京都を訪れていた。いきなり敵の本拠地に向かったたまおは、大天狗のオーバーソウルで屋敷を襲撃。当主の麻倉葉虚を圧倒したたまおは、裏・麻倉家のバックについている黒幕を探ろうとする。一方、退院した花はいつも通りやる気なく学校へ行くが、そこに葉羽が転入生としてやって来る。花と葉羽は、フラワーオブメイズが開催されるまでは一時休戦し、友人関係を築くのだった。さらにアルミも同じクラスに転入し、花は彼女に振り回される事になる。

第3巻

麻倉葉羽と共にショッピングモールへ向かった麻倉花は、麻倉路菓とその手下となった一原竜次に襲われてしまう。花は阿弥陀丸で対抗しようとするが、すでに阿弥陀丸は路菓の手により、人魂の姿で石化され、無力化されていた。葉羽は追い詰められた花を助けようとするが、負傷して意識を失った花は謎の力を目覚めさせる。花は室内の塵や埃を媒介に子鬼のオーバーソウルを作り出し、さらには闇に覆われた真っ黒な巨鬼「闇鬼」も出現させる。そんな花の暴走を止めるべく現れたアルミ・ニウムバーチの活躍により、ひとまず事態は収束するのだった。その後、葉羽は路菓をあやつって花を襲わせた、天照山車の本体の捜索を開始するが、その本体は何らかの手段により、石化した阿弥陀丸もろとも鴨川羊介に回収されてしまう。これにより路菓は正気を取り戻す。同時に目を覚ました花は、阿弥陀丸を失った現在の状況に意気消沈し逆上するが、アルミに一喝される。そこに現れた玉村たまおは、路菓達を夕食に招き、彼女から黒幕の詳細を聞き出すのだった。

第4巻

持霊の阿弥陀丸を奪われてしまった麻倉花は、一人でいつもの墓地にいた。そこで次々と降りかかって来る事態に一人悩みながら、阿弥陀丸の事を考えていた花の前に、謎の少年、伊吹ガッコが現れる。ガッコにケンカを売られた花は、阿弥陀丸がいない無防備な状態で、彼と戦う事になる。花は子鬼を繰り出すが、そのまま闇鬼に取り込まれた状態となって、再び我を失ってしまう。「チームハオ」を名乗ったガッコは、新たなオーバーソウル「オーガハンター」で全身を鎧に包まれた状態になる。オーバーソウル同士の激しいぶつかり合いは大バトルに発展し、鬼花となって暴走した花は、ガッコの「鬼斬り包丁」によって斬られ、そのまま気を失う。しかしガッコとナマハを見て、再び鬼を使おうとした花は、そこに現れたアルミ・ニウムバーチの制裁を受ける。そして、ガッコが神々の争い「フラワーオブメイズ」の参加者であり、花はチームハオのボスである事、さらにはアルミがチームの総監督を務める事が判明する。一方、横茶基地にはシャーマンの少年、道黽が到着していた。

第5巻

河原で闇鬼を使い死亡してしまった麻倉花、精霊王「グレートスピリッツ」の内部で、現王の麻倉ハオと再会する。ハオは花を現世に戻す前に、花と14歳の麻倉葉を戦わせようとする。父親の昔の姿と戦う事になった花は、自信満々で葉に攻撃を仕掛けるが、葉のオーバーソウルで攻撃を受け流され、あっさりと返り討ちにされてしまう。この戦いを通し、葉から「決定的に足りないもの」について指摘された花は、そのまま敗北して気を失ってしまう。花が目覚めた先はプチ修羅地獄で、そこには謎の男、桜井がいた。一方、花が死亡したあとのふんばり温泉では新たな事件が発生し、ルドセブとセイラームがゴーレムと共に現れていた。うろたえる伊吹ガッコ達だったが、そこに謎の少女、ブラックメイデンが現れる。ブラックメイデンは道黽の母親の仇であり、黽は彼女に襲いかかるが、彼女の凶悪なオーバーソウルの前に敗れ、重傷を負って倒れてしまう。玉村たまおの力により事態は一旦収まるが、そんな中、ルドセブ達もチームヤービスの一員であった事が判明する。

第6巻

プチ修羅地獄に送られた麻倉花は、そこで戦闘機、零式乗りの日本兵である桜井と出会う。桜井は花に自分の生きた時代について語り出す。一方、麻倉ハオはすでに戦死している桜井を、花の新たな持ち霊にしようと目論んでいたが、そんなハオの策略を止めるべくチームヤービスの大将、鴨川羊介が花の前に立ちはだかる。洋介との戦いの中で、花は過去に彼と出会っていた事を思い出すが、羊介の圧倒的なヤービスの持つ読心やコピーの力になすすべもなく敗北し、さらに新たな世界へと移る事となった。そこは零式が並ぶ日本軍基地であり、花はそこで終戦間際の桜井と出会い、彼の仲間達とも知り合う。やがて基地は敵軍の襲撃に遭い、花は桜井に連れられて彼の零式に搭乗する。戦況が不利になっていく中、花は国のために自分達の命を投げ出して戦おうとする桜井達の姿から、麻倉葉に指摘された「自分に足りないもの」を見い出すのだった。

登場人物・キャラクター

森羅学園に通う中学2年生の少年。麻倉葉と麻倉アンナの息子。現シャーマンキングの麻倉ハオの甥でもある。両親とは離れ、ふんばりが丘にあるふんばり温泉で暮らしながら、麻倉家次期当主として育てられた。持霊の阿... 関連ページ:麻倉 花

麻倉花がいつも連れている侍の霊。元は麻倉葉の持霊だった。現在は花の持霊となっており、教育係も兼ねている。やる気がなかったり、ケンカっ早い花に手を焼いており、連帯責任で玉村たまおに怒られる事もある苦労人... 関連ページ:阿弥陀丸

前作『シャーマンキング』から登場する、伝説のコックリ使い。麻倉花が住むふんばり温泉を切り盛りしている女将。麻倉葉と麻倉アンナ(旧姓・恐山)が留守の間、息子の麻倉花を預かっている育ての親。元はおとなしい... 関連ページ:玉村 たまお

梅宮 竜之介

前作『シャーマンキング』では「木刀の竜」という二つ名を持っていた、地元を仕切っていた不良。玉村たまおが切り盛りするふんばり温泉の板前長。髪を巨大なリーゼントにしている。持霊は盗賊の蜥蜴郎で、今は麻倉花の持霊阿弥陀丸とも親しい。

エクトプラズムを操るカンナ・ビスマルク、ジャックランタンを操るマチルダ・マティス、人形使いのマリオン・ファウナの3人組。今は玉村たまおの元で働く、ふんばり温泉の仲居。温泉を立ち上げた麻倉アンナ(旧姓・... 関連ページ:花組

メガネをかけた、京都裏・麻倉家の次期当主の少年。学校に通わず、他人との接触を持ったことのない世間知らずで、麻倉花を殺すことだけを考えるよう教育されていた。虚弱体質で、修行に明け暮れてシャーマンとしての... 関連ページ:麻倉 葉羽

黒髪ロングヘアで長身に長いスカートを履いた少女。裏・麻倉家として、弟の麻倉葉羽をサポートしている。表の麻倉家次期当主である麻倉花を倒すために育てられ続けて、他の人間との接点がなかったため、世間知らず。... 関連ページ:麻倉 路菓

麻倉 葉虚

麻倉路菓、麻倉葉羽の父親で、裏・麻倉家の当主。京都の山中に引きこもっている。表の麻倉家を倒すためだけに麻倉路菓、麻倉葉羽を育ててきた。直接彼の元に殴りこみにきた玉村たまおに、為す術もなくボコボコにされる。持霊は式神の祇園傀(ぎおんぐ)。

「3代目イタコのアンナ」を名乗るイタコの少女。シャーマンファイトを運営していたパッチ族十祭司の一人、シルバを父親に持ち、彼の持霊である精霊達を受け継いでいる。実は麻倉葉と麻倉アンナに認められた麻倉花の... 関連ページ:アルミ・ニウムバーチ

秋田県からやってきた、ヤンキー風の少年。口が悪く、喧嘩好き。「世界最強の男」になるため、シャーマンたちの戦い「フラワーオブメイズ」(F.O.M)に参加。チームハオの対鬼師団長になる。持霊はNAMA-H... 関連ページ:伊吹 ガッコ

ナマハ

秋田県からやってきた、チームハオの一員伊吹ガッコの持霊。普段はNAMA-HAGEの名で、巨大な出刃包丁と蓑と桶を持った鬼の姿をしている。本体は幼い少女で、チームハオの総監督アルミ・ニウムバーチの大ファン。普段は標準語で、緊張すると訛りが出る。

髪の毛がとぐろを巻いている、7歳の少年。前作『シャーマンキング』の登場人物道蓮とアイアンメイデン・ジャンヌの息子。優れた才能を持ち、シャーマン相手には一切容赦しない冷酷さを持っている。前作でアイアンメ... 関連ページ:道 黽

麻倉 ハオ

現在のシャーマンキング。麻倉葉の兄で、麻倉花の伯父。神となった存在で、グレートスピリッツ(G.S)の中に住んでいる。麻倉花が幼くして死んだ時、彼を救うために鬼を封じ込め、禁断の法で蘇生させた。

タリム

無数の魂で構成されるグレートスピリッツの中にあるプチ修羅地獄のペリリュー島で、「パッチズカフェ\"豆\"」を営んでいる。前作『シャーマンキング』におけるシャーマンファイト十祭司の一人で、今は旧十祭司は全員死亡し、グレートスピリッツの中でハオに仕えている。 ハオの話になると、冷や汗をかいて動揺する。

20代の外見の男性だが、13才で麻倉花と同じ年だと自称している。シャーマンとしての力も霊視能力も一切ない。三角形に眼のついたマークのカード・YVSカードをお金で購入し、ピラミッド型の存在ヤービスに使用... 関連ページ:鴨川 羊介

ふんばりが丘で妹のセイラームと花屋「FLOWER SHOP MUNTZER」を営んでいる青年。アルミ・ニウムバーチを「二代目さんから預かった大切なゲスト」と呼んで、住まわせている。ただしアルミ・ニウム... 関連ページ:ルドセブ

兄のルドセブと共に花屋「FLOWER SHOP MUNTZER」を営んでいる女性。アルミ・ニウムバーチを家に居候させているが、本人には疑われている。ブラックメイデンと共にチームヤービスに所属している。... 関連ページ:セイラーム

黒髪にそばかすの少女。目つきが悪く、ゴスロリ風の衣装を着ている。口調は荒く、一人称は「オレ」。歯に矯正器具をつけている。前作『シャーマンキング』で麻倉家の養子になった、ルドセブ、セイラームと共に行動す... 関連ページ:ブラックメイデン

髪を巨大なリーゼントにしている、万象高校3年2組の不良学生。二つ名は「二代目」木刀の竜。麻倉花に常日頃喧嘩を売っているが、ことごとく返り討ちにされている。同じクラスに転入してきた麻倉路菓に一目惚れをし... 関連ページ:一原 竜次

麻倉花が死後、プチ修羅地獄で出会った軍人。日本海軍第309海軍航空隊所属、戦闘801飛行隊少尉。軍用飛行機のエースパイロットで、死後に受け入れることができず、グレートスピリッツ(G.S)の中を彷徨って... 関連ページ:桜井

その他キーワード

フラワーオブメイズ

『シャーマンキングFLOWERS』に登場する用語。神々の争いのこと。過去の歴代8人のシャーマンキングからなるG8において、現行シャーマンキングに対し異議申し立てがある場合G8サミットが開かれ、その際に... 関連ページ:フラワーオブメイズ

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