ダークサイド・ブルース

ダークサイド・ブルース

巨大企業ペルソナ・センチュリーが世界の9割を支配する時代。荒廃してはいるが、ペルソナ・センチュリーの支配を免れている新宿区歌舞伎町周辺の土地・東京ダークサイドを舞台とした物語。反ペルソナ・センチュリーを掲げるテロリストを匿ったことから、ペルソナ・センチュリーに追われることとなった不良グループ“救世主”(メシア)のリーダー・舞衣とその仲間たちを中心に、不思議な力を持つ美しい青年・ダークサイドの活躍を描いた超伝奇アクション風ファンタジー。

正式名称
ダークサイド・ブルース
ふりがな
だーくさいど ぶるーす
原作者
菊地 秀行
作者
ジャンル
怪談・伝奇
レーベル
ボニータ・コミックスアルファ(秋田書店)
巻数
全1巻完結
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概要・あらすじ

巨大企業・ペルソナ・センチュリーが世界の9割を支配する時代。東京ダークサイドと呼ばれる荒廃した新宿区歌舞伎町周辺を根城とする不良グループ“救世主”(メシア)のリーダー・舞衣は、ある日、突然出現した漆黒の穴から四頭立ての馬車を駆って現れた美しい青年と知り合う。舞衣に名を問われた青年はこの土地の名・ダークサイドを自身の名前とした。

ダークサイドは東京ダークサイドの水晶街にあるHOTEL幻視館に居を構え、夢治療を始める。一方、舞衣は新宿御苑で襲われていた男・達也を助ける。達也はペルソナ・センチュリーに立ち向かうテロリスト集団・APの一員だった。そのため、舞衣と仲間たちもまたペルソナ・センチュリーに追われることとなる。

登場人物・キャラクター

ダークサイド

美しすぎて幻かと思われるほどの容姿を持つ青年。18年前、3歳の時に法月蘭土の手によってアービスの鏡に封印されたが、成長して現世に帰還。アービスの鏡を抜け、突如発生した漆黒の穴から、4頭立ての馬車を操って東京ダークサイドに現れた。その際、舞衣と知り合う。HOTEL幻視館に居をかまえ、夢治療を行う。 相対した敵の攻撃をそのまま敵に返す力のほか、様々な特殊能力を持ち合わせているようだが、詳細は不明。

舞衣 (まい)

東京ダークサイドに住む若い女性。髪をサイドテールにしている。気風がよく、姉御肌で面倒見の良い性格。不良グループ・“救世主”(メシア)のリーダーを務めており、銃弾をかわせるほど超高速移動ができる。近所に住む少年・カタリを探していた際、ダークサイドと知り合う。世界を支配する大企業・ペルソナ・センチュリーに両親を殺されている。 ペルソナ・センチュリーに追われている達也を匿うことになる。

セリア

東京ダークサイドに住む若い女性。元看護婦。舞衣の知り合いで、彼女が、世界を支配する巨大企業ペルソナ・センチュリーに追われるテロリスト・達也を、傷の治療のため連れ込んだことから、彼女自身もペルソナ・センチュリーに狙われることとなる。マーシャルアーツを体得しているなど、謎が多い。

ケンゾー

東京ダークサイドに住む若い男性。不良グループ・“救世主”(メシア)の一員で、骨法など、古武術を体得している。リーダーである舞衣とともに行動することが多く、時に無謀な行動をとる舞衣を止めることも。大柄でがっしりとした体格をしているが、見かけによらず手先が器用で電子工学を得意とする。身近なものでは小型ながら強力な通信機、また大きなものではや高度3万6000キロの上空に浮遊する宇宙砲台を作りあげた。

達也 (たつや)

世界を支配する大企業ペルソナ・センチュリーに対抗するテロリスト集団APの一員。ペルソナ・センチュリー本社を攻撃したメンバーのうち、唯一の生き残りで、ペルソナ・センチュリーから追われている。身を隠すために東京ダークサイドへ来たものの追っ手に発見され、攻撃を受けていたところを舞衣に助けられた。のち、セリアのもとに匿われる。 両親はバンクーバーで健在だが、音信不通となっている。

法月 蘭土 (ほうづき らんどう)

世界を支配する大企業ペルソナ・センチュリーの社長を務める初老の男性。法月紅蓮、謎の次男、法月炎血、法月小夜、法月たまきの父。魔王(ルシファー)と称されることも。18年前、ダークサイドをアービスの鏡に封印した。娘のたまきが「慌てる顔を見たことがない」というほど冷静沈着、かつ冷酷。

法月 炎血 (ほうづき えんじ)

法月蘭土の息子。法月紅蓮の弟で、法月たまきの兄。見た目も行動も野性的な男性で、崩壊鬼(クラッシャー)と称されることもあるほどの乱暴者。アフリカにいたが、ダークサイドの帰還と共に日本へ呼び戻される。5000メートル上空からパラシュートなどの補助具なしで飛び降りても平気なほど身体能力が高く、土を食べることにより様々な物質を石に変えることができる特殊能力を持つ。 女好きで、HOTEL幻視館に向かうセリアがチンピラに絡まれていたところを助けた。そのことからダークサイドとも知り合う。

法月 たまき (ほうづき たまき)

法月蘭土の娘。法月紅蓮、法月炎血の妹。美しい容姿をしている。サディストで、絞首人(ストラングラー)と称されることもある。父である蘭土が社長を務める巨大企業ペルソナ・センチュリーに乗り込んできたテロリストに対し、容赦のない拷問をかけた。人間の体を黄金に変化させることができる、おもちゃ程度の大きさの工場を持っている。

法月 紅蓮 (ほうづき ぐれん)

法月蘭土の長男。法月たまき、法月炎血などの兄。ペルソナ・センチュリーの跡取り。盲目で、常に濃い色のサングラスをしている。時間の流れが肌で分かるという特殊能力を持っている。魔人(イーブル・マン)と呼ばれることもある。

カタリ

東京ダークサイドに住む少年。容姿に優れているが、知的障害のためかほとんど言葉を話すことがない。舞衣の近所に住んでいるので、彼女とは顔見知り。ダークサイドが東京ダークサイドに到着した際、彼を救った。東京ダークサイドに住む浮浪者たちから好かれている。

集団・組織

ペルソナ・センチュリー (ぺるそなせんちゅりー)

世界の9割の土地を所有する巨大企業で、実質世界を支配している。社長は法月蘭土。量子砲による宇宙からのピンポイント攻撃、植生を変化させる薬や核弾頭、ウイルスを使用して国や地域を壊滅状態に陥らせるなど、歯向かう人間や国には容赦がない。そのため、反ペルソナ・センチュリーを掲げて活動するテロリスト集団も存在する。 本社は高度3万6000キロの上空に浮遊している。

AP (えーぴー)

世界を支配する巨大企業ペルソナ・センチュリーに立ち向かうテロリスト集団。ヒマラヤに本部がある。達也が所属している。

場所

東京ダークサイド (とうきょうだーくさいど)

新宿区歌舞伎町の周辺の土地を指す。世界で最も危険な街と言われるほどの無法地帯だが、世界を支配する巨大企業ペルソナ・センチュリーの所有地ではないため、自由が保障されている。怪異な出来事が発生する土地でもあるが、人々はそれを受け入れて生活している。

HOTEL幻視館 (ほてるげんしかん)

新宿区歌舞伎町の水晶街13番地にあるホテル。安楽イスに座る老婆が猫と共に番をしている。目的地がないものは先の部屋へ進むことができず、ホールで足止めとなる不思議な場所。ダークサイドが居を構え、夢治療を行っている。

その他キーワード

アービスの鏡 (あーびすのかがみ)

世界を支配する巨大企業ペルソナ・センチュリーの本社の社長室に設置されている巨大な鏡。18年前、3歳だったダークサイドが封印された。豪奢で美しい装飾が施されているが、鏡の表面は何も写さず、漆黒となっている。

クレジット

原作

書誌情報

ダークサイド・ブルース 全1巻 秋田書店〈ボニータ・コミックスアルファ〉 完結

第1巻

(2012年3月16日発行、 978-4253260381)

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