ツッパリ刑事彦

ツッパリ刑事彦

見た目はハードボイルドだが、中身は極めて破天荒。そんな刑事の男性が、警察署の仲間たちとともにさまざまな事件を解決するために奔走したり、周囲を巻き込む暴走を見せる刑事ギャグ漫画。1979年より「週刊少年マガジン」で連載された。

正式名称
ツッパリ刑事彦
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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世界観

1970年代の東京を舞台にした、警察組織の活躍が主題となっている。超人的な身体能力と、型破りな行動で周囲を振り回す花見彦九郎と、それに振り回される同僚との触れ合いや、犯人逮捕のための追跡劇などが面白おかしく描かれている。

あらすじ

世井警察署に勤務している花見彦九郎は、顔は真面目だが言動は不真面目という困った特徴を持つ刑事だった。彼の周りも、子煩悩でノリのいい署長や、オーバーリアクションが特徴の片井源平など、一癖も二癖もある人物ばかり。しかし、事件解決の際には足並みをそろえて、全力で犯人を追い詰める。刑事を志す少年・星川ミノルや、ハイテンションなアメリカ人ハーフ日野リンダを加え、世井警察署はますますの賑わいを見せていく。

著名人との関わり

『ツッパリ刑事彦』の主人公である花見彦九郎が、実在する球団である西武ライオンズに勧誘されるというエピソードがある。当エピソードには、松沼兄弟や田淵幸一など、連載当時西部に所属していた野球選手をモデルとしたキャラクターも登場し、当時のプロ野球界の状況を再現することに一躍買っている。

登場人物・キャラクター

花見 彦九郎 (ハナミ ヒコクロウ)

世井警察署に勤務している23歳の青年。いかつい顔と屈強な身体を持ち、その外見に似合った高い身体能力を誇る。しかし内面は硬派とは程遠く、しばしば突拍子もない行動を取ることから、世井警察署ではしばしばトラブルメーカーとしての扱いを受けている。とはいえ、その破天荒な振る舞いが犯人の行動を遮るきっかけとなり、逮捕にこぎつけたケースも多いため、同僚や上司、部下からの評価は決して悪いものではない。 変装が得意で、さまざまな着ぐるみや衣装などに毎度のごとく着替えている。「警視庁の王子様」を自称しているが、イクエやマコなど、ごく一部を除いてまったく定着していない。

片井 源平 (カタイ ゲンペイ)

世井警察署に勤務している40歳の男性。コツコツとした地道な捜査を得意としており、職務に対して誠実な姿勢は星川ミノルに敬われているほか、花見彦九郎も一目置いている。一方で、署内の電話で家の犬が子供を産んだことを聞かされてオーバーなリアクションを取るなど、マイペースな一面も持つ。片井源太という息子がいるが、警察の仕事に集中するあまり構ってあげられておらず、内心申し訳なく思っている。

署長 (ショチョウ)

世井警察署の署長を務めている男性で、岡島妙子の父親。美人の妻がいるが、花見彦九郎には内緒にしている。部下想いの男性で、破天荒な行動をとり続ける彦九郎に厳しい言葉をかけることも多いが、彼の活躍が事件解決に結びついていることも認めており、頼りにしている。また、彦九郎に「警視庁の北京原人」と呼ばれた時は実際に原人の物まねをするなど、ノリのいい一面も持ち合わせている。

星川 ミノル (ホシカワ ミノル)

世井警察署で雑務を手伝っている15歳の少年。将来刑事になることを志しており、中学を卒業してすぐに上京し、署で働く傍ら、勉強を続けている。世井警察署の先輩たちを深く慕っており、母親への手紙などに、彼らに対する尊敬と感謝の気持ちを綴っている。岡島妙子にほのかな想いを寄せており、友達以上恋人未満の関係が続いている。

平 弁造 (タイラ ベンゾウ)

世井警察署の付近にある派出所に勤務している男性。世井警察署の署員とともに水谷拓三の逮捕に参加しており、その際に花見彦九郎が見せた活躍に魅了され、彼を「先生」と呼び慕うようになる。それからは暇があれば世井警察署に通い、尊敬する彦九郎と合同して捜査にあたる。気が立つと「アッポンポン」などと呟く癖がある。

日野 リンダ (ヒノ リンダ)

世井警察署の補導課に新たに配属された19歳の女性で、日本人とアメリカ人のハーフ。アメリカ暮らしが長いものの、日本語も問題なく話すことができる。常に溌剌とした振る舞いを見せており、世井署の同僚たちとは会うなりすぐに馴染んでいる。その性格から、花見彦九郎のハイテンションな振る舞いにも動じず、むしろ同調したり、逆に彼をやり込めたりすることもある。

床豚 矢留男 (トコトン ヤルオ)

鑑識を務めている中年の男性。片井源平とは昔馴染みの間柄で、彼からは「トンちゃん」と呼ばれている。コンクリートを破壊するほどの石頭の持ち主で、不覚を取ると壁に頭を打ち付けるという困った癖を持つ。1年前に突如姿を消していたが、その間は軽井沢の別荘である機械を発明していた。

岡島 妙子 (オカジマ タエコ)

署長の娘で、世井高校に通っている少女。父親想いだが甘えっ子な面があり、誰かにつけ回されていることを署長に直接伝え、捜査してもらおうとすることもあった。運動神経抜群で、学校ではバレーボール部のエースを務めている。世井警察署の星川ミノルとは互いに意識しあっており、同級生や警察署の署員からも公認の仲となっている。

チー子 (チーコ)

平弁造の婚約者。デートの約束をすっぽかしてしまった弁造を平手打ちにするなど、非常に気の強い女性。ケンカの末に一度は婚約破棄を申し出たほどだが、内心では弁造を愛しており、花見彦九郎に師事することでやる気を出した彼に対しては素直に賞賛の言葉をかけている。

片井 源太 (カタイ ゲンタ)

片井源平の息子で小学生。運動会の種目である、親子による二人三脚を楽しみにしていたが、源平からは仕事のために参加できないと断られてしまう。「我慢する」と笑顔で返した片井源太だが、彼のために世井警察署が1つになり、源平の仕事である鬼塚の逮捕を達成。源平が無事に二人三脚に参加できたことで、世井警察署の署員たちに深く感謝した。

兄貴 (アニキ)

チンピラの青年。アーケードゲーム『スペースインベーダー』にハマっているが、1万円つぎ込んでも1000点以上のスコアが出せず、そのことに苛立ちを覚えている。偶然見かけた岡島妙子をナンパしようとするが、彼女に同行していた花見彦九郎から婦女暴行の疑いをかけられ、追い回される羽目になった。

(ススム)

チンピラの青年で、兄貴とともに行動している。兄貴とともに岡島妙子をナンパしようとするが、その際にアーケードゲーム『スペースインベーダー』に誘ったため、激高した兄貴に飛び蹴りを食らい、頭に大きなこぶを作ってしまう。

竹田 (タケダ)

マンション荒らしの容疑者として、世井警察署からマークされていた男性。警官から逃げているところを取り押さえられ、世井署に連行された。取り調べの際には確たる証拠がないために黙秘を続けていたが、花見彦九郎が2日粘り続けたことにより、とうとう自白する。なお実際は、彦九郎は取り調べの最中に眠っていたが、サングラスをかけていたため竹田はそれに気づかなかった。

岸本 権造 (キシモト ゴンゾウ)

暴力団の組長を務めている男性。極道歴30年を自称しているが、警察を必要以上に怖がるなど、威厳に欠ける行動を取ることが多い。ヤクザを装って潜入した花見彦九郎と博打で勝負を行うが、彼のいかさまに気づかず敗北したため、部下から見限られた挙句、彦九郎によって逮捕された。

島田 (シマダ)

スーパーマーケットでバイトをしている男性。勤め先が強盗に遭った時から欠勤が続いているため、強盗事件と何らかの関わりがあると疑われている。その疑いは的中しており、奪った金を持って車で逃走をしていたが、花見彦九郎と星川ミノルの身体を張った追跡によって追い詰められ、ついには逮捕された。

鮫島 (サメジマ)

強盗傷害事件の容疑者として、指名手配されている男性。恋人であった山下愛子を頼り、彼女の勤務するデパートに姿を現す。しかし山下から拒絶され、進退窮まったところで世井警察署の署員に発見されたため、近くにいた子供を人質に取って屋上に立てこもるという凶行に出る。

山下 愛子 (ヤマシタ アイコ)

鮫島の恋人だった女性。強盗傷害事件を起こした鮫島に失望し、頼ってきた彼を冷たくあしらった。その挙句、人質を取って屋上に立てこもった鮫島を説得して欲しいと世井警察署から頼まれるが、彼とはもう関わりたくないという理由からそれを拒絶してしまう。

角田 (ツノダ)

ニュース番組のアナウンサーを務めている男性だが、アナウンサーとしての自覚に欠けるような不謹慎な言動が目立つ。ダイヤモンド強奪事件に関連するニュースで、担当署である世井警察署を散々挑発するような姿勢を取ったため、署員たちからの怒りを買った。

立花 剛介 (タチバナ ゴウスケ)

警視庁に勤めている男性。ダイヤモンド強奪事件の捜査が滞っている世井警察署に、応援として派遣された。世井警察署の面々を見下しており、独自に捜査を開始する。その結果、よい子の動物園に勤務する飼育係が犯人であることを突き止め、追い詰めるものの彼の放ったライオンに苦戦をさせられる。しかし、花見彦九郎がそのライオン退けたため犯人逮捕の立役者となり、この件から彦九郎にライバル意識を抱くようになる。

飼育員 (シイクイン)

よい子の動物園に勤務している男性で、さまざまな動物の扱いに長けている。実はダイヤモンド強奪事件の犯人で、世井警察署の捜査の手からも逃れていたが、立花剛介の推理によって追い詰められる。苦し紛れに動物園で飼育されているライオンを放って襲わせるが、花見彦九郎の活躍によって退けられ、逮捕された。

ライオン (ライオン)

よい子の動物園で飼育されているライオン。飼育員によく懐いており、世井警察署に追い詰められた彼の命令を受けて襲い掛かろうとする。しかし、動物に変装した花見彦九郎から唐突にあっち向いてホイを挑まれ、敗北したことで自信を喪失したのか、飼育員を見捨てて逃げ出した。

香川 弘美 (カガワ ヒロミ)

青雲学園に通っている少女で、バレーボール部のキャプテンを務めている。卑怯な性格の持ち主で、ライバル校である世井高校に勝利するため、エースである岡島妙子を襲撃し、足に怪我を負わせる。しかし、その際に生徒手帳を落としていたため、花見彦九郎から襲撃犯であることを知られてしまう。

穴倉 凶四郎 (アナグラ キョウシロウ)

暴力団の用心棒をしていた、空手家崩れの青年。秘密裏に多くの人間を襲った凶悪な男だが、トイレの便座の中で待ち構えるという奇想天外な作戦を取った花見彦九郎によって、5年前に逮捕された。その際にふんどしを巻いていたことが発覚したため、彦九郎からは「ふんどし凶ちゃん」と呼ばれている。この屈辱を晴らすため、出所して早々に彦九郎を襲撃した。

(ヌマ)

花見彦九郎から「作者」と呼ばれている男性。海にやって来た際に、妙なナレーションを入れられたことを不満に思った彦九郎と星川ミノルに問い詰められた際に、「暑いんだからしょうがないだろ」と逆切れをした。本作『ツッパリ刑事彦』の作者である沼よしのぶがモデルと思われる。

水谷 拓三 (ミズタニ タクゾウ)

世井警察署など、複数の署の警官たちから追われていた逃亡犯の男性。路地に追いつめられるが、銃を突き付けて抵抗を続けた。それでも構わず接近する花見彦九郎を見て破れかぶれになり、彼に向けて発砲するが、箸で弾丸を受け止めるという離れ業を披露され、観念して逮捕された。

団長 (ダンチョウ)

暴走族のトップに立つ男性。いかつい体つきをしているが、激怒すると女性言葉になるという奇妙な性格。花見彦九郎に団員のバイクを破壊されたため、平弁造を人質にとってレース勝負を挑む。レースは団長に追いつかれる前に弁造の縛られている木にたどり着けば彦九郎の勝利というものだが、ルールをよく覚えていなかった彦九郎はひたすら団長から逃げ続けるばかりで、なかなか決着がつかなかった。

アリス (アリス)

平弁造によって保護された、4歳の少女。生意気ながらもしっかりした性格で、弁造や星川ミノルを口先で翻弄するほど頭もいい。心を開いてもらうために、花見彦九郎を交えた4人で遊園地に遊びに行くが、どんなアトラクションを巡っても楽しむ様子がなく、連れ出した3人を途方に暮れさせた。

イクエ (イクエ)

世井高校に通っている少女で、岡島妙子およびマコの友人。変わった感性の持ち主で、花見彦九郎に憧れの感情を抱いている。彦九郎の写真を部屋に飾ったり、ラブレターを書いたりと積極的な性格。恋敵のマコとは普段は仲がいいが、彦九郎が絡むと俄然いがみ合う関係になる。

マコ (マコ)

世井高校に通っている少女で、岡島妙子およびイクエの友人。変わった感性の持ち主で、花見彦九郎に憧れの感情を抱いている。イクエとは彦九郎を取り合う間柄で、彦九郎本人にどちらがいいかをアピールしあうこともあるが、当の彦九郎には迷惑がられている。

志吹 譲 (シブキ ジョウ)

傷害罪で5回の逮捕歴を持つ少年。花見彦九郎によって逮捕され、少年院に入れられていたが、出所。その際に身元引受人として彦九郎が現れたため、彼に対して反発する。しかし彼と仲間によって強引にピクニックに連れ出され、彼らの人柄に触れることで徐々に心を開いていく。

鬼塚 (オニヅカ)

強盗殺人の容疑で指名手配されている男性。世井警察署の付近に潜伏しており、片井源平からその足取りを追われていた。片井と星川ミノルによって発見されるが、片井源太の運動会のことを気にして焦った片井の隙を突き、喫茶店に籠城する。

弁子 (ベンコ)

指名手配犯の鬼塚が籠城した喫茶店のマスターを務めている女性。喫茶店の客を人質に取ろうとするも、誰もいないことに驚く鬼塚に対して、彼が殺人犯であることを知っていると発言した。その正体は平弁造で、鬼塚が大のコーヒー好きであることから喫茶店に向かうことを計算し、先回りして変装していた。

スカウトマン (スカウトマン)

プロ野球団「西武ライオンズ」でスカウトマンを務めている男性。犯人を追う花見彦九郎が見せた身体能力に注目し、彼をライオンズにスカウトしようとする。その際に1億円の契約金を用意していると発言し、彦九郎を乗り気にさせ、彼に入団テストを受けさせた。しかし、彦九郎の身体能力は彼の身に危険が迫っている時のみ機能することが判明し、スカウトを諦めた。

根本 (ネモト)

プロ野球団「西武ライオンズ」の監督を務める男性。花見彦九郎が持つ並々ならぬ身体能力に興味を抱き、スカウトマンを介して彼に入団テストを受けさせた。野球のルールこそ知っているものの、ビニールのバットでテストを受けようとするなどの奇行を取る彦九郎に、次第に疑いの目を向けることになる。実在の人物、根本陸夫がモデルと思われる。

松沼(兄) (マツヌマアニ)

プロ野球団「西武ライオンズ」の選手。花見彦九郎が憧れている選手で、彼が入団テストを受ける際には松沼(兄)が投げるボールを直に見てみたいという要望により、彦九郎に対して投球をすることとなった。実在の人物、松沼博久がモデルと思われる。

松沼(弟) (マツヌマオトウト)

プロ野球団「西武ライオンズ」の選手。花見彦九郎からは松沼(兄)ともども憧れられていたが、彼が入団テストを受けるにあたっては、兄の投げるボールを打ちたいと言われたため、おとなしく引き下がった。兄想いで、松沼(兄)の実力を素直に認めている。実在の人物、松沼雅之がモデルと思われる。

田淵 (タブチ)

プロ野球団「西武ライオンズ」の選手。花見彦九郎がピッチャーとしてのテストを受ける際に、相手のバッターとして立ちはだかった。優れたバッティング技術で彦九郎の投げる球をすべて打ち返し、彦九郎のプロ入りを断念させた。実在の人物、田淵幸一がモデルと思われる。

幸子 (サチコ)

ある男性にしつこく言い寄られているという女性。偶然出会った花見彦九郎に対して、言い寄る相手を諦めさせるため、恋人のふりをしてほしいと依頼する。依頼を受けた彦九郎のおかげで相手を諦めさせることができたが、実際は男を振ることにスリルと快感を覚える悪女で、のちに平弁造に対しても同じ依頼をして、別の男性を弄んでいた。

ミノルの母 (ミノルノハハ)

星川ミノルの母親。正義感が強く頑固な性格で、ミノルを訪ねて東京を訪れた際、彼女を迎えにいくためにミノルが仕事に遅刻をしてしまったことを知ると、同僚たちに申し訳が立たないと失望し、実家に帰ろうとしてしまう。しかし、このことに反省したミノルは1人で犯人を逮捕するという殊勲を達成。花見彦九郎にそれを伝えられることで、改めて立派な刑事になるよう、応援することを決める。

真弓 (マユミ)

世井高校に通っている少年。アクロバティックな仕草を取りたがる色男で、女子から人気がある。好みのタイプは運動が得意な女性で、岡島妙子に好意を抱いていると発言しており、彼女をロックコンサートに誘う。しかし、彼女からは外見ばかりにこだわると思われており、色好い返事がもらえずにやきもきしている。

剛介の父 (ゴウスケノチチ)

立花剛介の父親。剣道七段の実力者で、道場を営んで生活している。マサヨという名前の妻がいたが、10年前に死別している。見た目は質実剛健そのものだが、実際は花見彦九郎に匹敵するお調子者。剛介と彦九郎の勝負の立会人を務めるはずが、何故か彦九郎と仮装対決を行うことになってしまい、剛介を蚊帳の外へと追いやってしまう。

場所

世井警察署 (ヨイケイサツショ)

花見彦九郎らが勤務している警察署で、警察関係者からは「ヨイ署」と呼ばれている。マイペースな署員が揃っているが、そんな彼らも彦九郎の破天荒な行動に日夜振り回されている。犯人追跡の技術は高く、さまざまな犯罪者たちを追い込んで逮捕にこぎつけているが、捜査能力においては芳しくなく、ダイヤモンド強奪事件では捜査が長らく進展しなかったため、本庁や都民から不評を買っている。

よい子の動物園 (ヨイコノドウブツエン)

世井警察署の近所にある動物園。ライオンなどの獰猛な動物を多数飼育している。しかし、この動物園の飼育員こそがダイヤモンド強奪事件の犯人で、飼育していた動物たちを、あろうことか犯罪のために利用されてしまう。

世井高校 (ヨイコウコウ)

世井警察署の近所にある高校で、岡島妙子やイクエ、マコなどが通学している。妙子が署長の娘であるため、警察署の話題が出ることも多く、妙子の他にも、星川ミノルや花見彦九郎などの署員と交流のある生徒がいる。中でもイクエとマコは、彦九郎を「王子様」と呼び慕っている。

青雲学園 (セイウンガクエン)

世井高校とライバル関係にある学校。素行に問題のある生徒が多く、バレーボールの関東大会において世井高校と対決した際には、キャプテンである香川弘美の差し金で、世井のエースアタッカーである岡島妙子の足を負傷させるという暴挙に出ている。

イベント・出来事

ダイヤモンド強奪事件 (ダイヤモンドゴウダツジケン)

世井警察署の近所で発生した、強奪事件。1000万円相当のダイヤモンドが何者かに盗まれたという事件で、世井警察署は1週間かけても解決できなかったため、都民から苦情を受けていた。そのことに業を煮やした本庁から立花剛介が派遣され、犯人の正体を突き止めるが、実際に犯人逮捕の決め手となったのは花見彦九郎の変装能力だった。

ケンカみこし (ケンカミコシ)

夏祭りにおいて、ゲームセンターの神輿とパチンコ屋の神輿による道の取り合いを仲裁するために花見彦九郎が提案したゲーム。ルールは相手の神輿が破壊されるまでぶつかり合い、勝った方が好きな道を通ることができるという、シンプルながらも危険なものである。

その他キーワード

立花家三原則 (タチバナケサンゲンソク)

立花剛介の家に代々伝わる家訓。内容は、勝負はじゃんけんであっても負けてはならない。負けた場合は切腹をしなければならないが、相手に謝って許してもらえた場合、一度だけ再戦の機会が与えられる。それでも負けた場合は必ず切腹しなければならないというもの。

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