不妊男子

不妊男子

才色兼備の妻と暮らし、出世街道を突き進むワタナベマサカズ。順風満帆な人生を送るマサカズだったが、ある日、妻が一人で不妊の悩みを抱えていたことを知る。30代前半の夫婦が、様々な困難を乗り越えながら、不妊治療や妊活に取り組む姿を描く。玄黄武のデビュー作。小学館のレーベル「スペリオール・ダルパナ」の一つで、2020年12月より各電子書籍サイトにて連載を開始。

正式名称
不妊男子
ふりがな
ふにんだんし
作者
ジャンル
夫婦
 
医療
レーベル
ビッグ コミックス(小学館)
巻数
既刊1巻
関連商品
Amazon 楽天 小学館eコミックストア

概要・あらすじ

32歳の会社員、ワタナベマサカズは、出世街道を進むエリート社員。私生活でも、愛する妻の百恵、可愛い猫の圭と幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、マサカズは百恵から、妊娠についての悩みを打ち明けられる。子供ができないことを悩んでいた百恵は、自身の不妊検査はもちろん、フーナー検査(性交後検査)まで行っていた。それでも原因がはっきりしないため、百恵はマサカズに精子検査を受けてほしいと懇願する。一旦は精子検査を拒否するマサカズだったが、あることから女性の卵子は日々老化していくことを知る。百恵が、日々この上ない恐怖と焦りを覚えていたことを理解し、マサカズは精子検査を受けることにする。その結果、マサカズの精子は正常だった。どちらにも問題がないことがわかった二人は、まずはタイミング療法を試みる。基礎体温や検査キットで排卵日を調べ、そのタイミングでセックスをする、不妊治療の第一段階だった。こうして、妊活をすることになった二人だったが、マサカズの仕事などで、タイミングが合わず、ぎくしゃくしてしまう。しかし、お互いの思いをぶつけ合うことで、二人のすれ違いは解消。やっと仲直りできた二人だったが、そのタイミングでマサカズがおたふく風邪を発症してしまい、無精子症になってしまう。新たな障害にぶち当たった二人は、それでも諦めず、男性不妊の治療に取り組む決意をする。

登場人物・キャラクター

ワタナベ マサカズ

32歳の会社員の男性。役職は課長で、次期部長を確実視されている。自信家で、少し傲慢な面もある。港区のマンションに住み、妻のワタナベ百恵、飼い猫と幸せな日々を送る。ある日、百恵が子供ができないことで悩んでいることを知り、二人で妊活を開始。その途中、おたふく風邪に罹患(りかん)し、無精子症になってしまう。

ワタナベ 百恵 (わたなべ ももえ)

ワタナベマサカズの妻。32歳で、ショートカットが特徴。港区のマンションで、夫、猫と暮らす。子供ができないことに日々不安を募らせていき、不妊検査、フーナー検査(性交後検査)を行う。マサカズの理解を得て、二人で妊活、不妊治療を行う。

関 マリア (せき まりあ)

ワタナベマサカズが勤務する会社の産業医の女性。ロングヘアと眼鏡が特徴。勝ち気な性格で、ズバズバと物を言い、言葉遣いも乱暴。マサカズから相談を受け、不妊治療に協力する。

書誌情報

不妊男子 1巻 小学館〈ビッグ コミックス〉

第1巻

(2021-07-30発行、 978-4098610600)

SHARE
EC
Amazon
logo