不機嫌なモノノケ庵

高校生の主人公が自分に憑いた妖怪との出会いをきっかけに、さまざまな妖怪関係のもめ事を取り扱う物怪庵に所属したため、繰り広げられるギャグ・コメディ漫画。ウェブコミック配信サイト「ガンガンONLINE」にて2013年9月12日より毎月第1、第2週更新で連載中。

正式名称
不機嫌なモノノケ庵
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
ガンガンコミックスONLINE(スクウェア・エニックス)
関連商品
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世界観

物語の舞台は基本的に現代日本だが、明確に妖怪が存在する世界で、妖怪と話したり妖怪の力を目の当たりにするなど、現実離れした表現が多くなっている。妖怪という存在はもちろんのこと、物怪庵隠世など、妖怪がいればこそ存在する場所が、数多く描かれていることも大きな特徴の1つ。

あらすじ

高校生の芦屋花繪は高校入学早々、道端で見かけた妖怪のモジャに取り憑かれ、1週間も体調不良で保健室登校となってしまう。このままでは1人も友達ができないと焦っていたところ、保健室の壁に「妖怪祓い」の求人広告を発見し、書いてあった電話番号に連絡を入れる。すると、早速保健室から物怪庵という茶室へ誘導され、主である安倍春齊と出会う。花繪はそこでモジャを祓ってもらうことに成功。ところが、お祓い料として100万円を請求され、多額の借金を背負ってしまう。こうして花繪は借金返済のため、無給で物怪庵で働くこととなり、妖怪との出会いが絶えない奇妙な日常が幕を開けたのだった。

メディアミックス

TVアニメ

2016年6月から9月まで岩永彰監督によるTVアニメ版がTOKYO MX、AT-X、BS11などで放送されている。キャラクターデザインは影山あつこ、音楽は高梨康治が担当している。主なキャストは芦屋花繪役を梶裕貴、安倍晴斎役を前野智昭が務めている。

webラジオ

2016年7月から9月まで音泉にて『不機嫌なモノノケ庵 ラヂオノ怪』のタイトルで、毎月第2、第4水曜日に配信された。パーソナリティは芦屋花繪役を梶裕貴、安倍晴斎役を前野智昭が務めていた。

舞台

2016年9月6日から9月11日までの期間に、舞台(ステージ)「不機嫌なモノノケ庵」が赤坂RED/THEATERにて上演された。脚本は錦織伊代が担当している。陳内将、入江甚儀、元木聖也、原嶋元久の4人が、役を固定せず、芦屋花繪役と安倍晴斎役を、日によってシャッフルで演じている。

登場人物・キャラクター

芦屋 花繪

戻橋高等学校に通う高校1年生の男子。もともとは妖怪の存在を信じていなかったが、道端で見つけたモジャに取り憑かれたため、妖怪が見えるようになる。その後は安倍晴齊に妖怪祓いを頼んだ結果、物怪庵の奉公人となって働くこととなる。お人好しの性格で、時には妖怪と長い時間関わってきた晴齊ですら、ハッとさせるような提案をして、妖怪たちを幸せにすることがある。 基本的にはあまり怒ることはないが、物事を諭す時には、妖怪相手に一歩も引かない度胸の持ち主。特技は、アクセサリーなどの金属系のものを見つけること。

安倍 晴齊

戻橋高等学校に通う高校1年生の男子。物怪庵の主。隠世関係の顔見知りの妖怪からは「イツキ」と呼ばれている。表情をほとんど変えず、落ち着いたクールな性格の毒舌家。その性格同様、見た目も実年齢より大人びている。芦屋花繪からは当初同級生とは思われず、年齢を知った後でも、敬語を使われ続けている。また、物怪庵の主として依頼を受ける時は、人間のためではなく、妖怪のために妖怪祓いの業務を行っているという意識が強い。 そのため、人間側からの理解がなかなか得られず、妖怪に関しても、その存在を確認できない者に対しては、真実を伏せておいた方がいいと考えている。

藤原 禅子

花繪と同級生の女子高生。芦屋花繪が、ミツジグラの「笑面」を取り戻すために訪れたお寺、青流寺で出会った。かなり小柄な体型で、花繪にも小学生と間違われていた。最初は妖怪が見えなかったが、ヤヒコに噛まれたことにより、妖怪が半透明ではあるが、見える体質となった。父親から溺愛されている。

モジャ

芦屋花繪に取り憑いた全身毛むくじゃらの妖怪。花繪に取り憑いた時は、殴っても蹴っても離れなかったが、その真意は「無視されるよりマシだった」というもの。生前は人に飼われていた動物だった。妖怪になったため、人に認知されなくなったことを寂しく思っている。そのため、人に構われたいという気持ちや、人と遊びたいという気持ちが非常に強い。 学校の屋上で安倍晴齊と一緒に遊んだことにより心が満たされて、隠世へと帰って行った。義理堅い性格で、隠世へ行く前には2人にお礼を告げた。

ヤヒコ

キツネに姿を変えられる少年の妖怪。安倍晴齊の8年前からの友達。晴齊がアオイを殺して物怪庵の主になったという噂を聞いて、その真偽を確かめるため、キツネに化けて近づいた。気配を断つことが得意で、キツネ以外への変身も、巧みにこなすことができる。性格は子どもっぽく、怒られるとすぐにへこみ、自分の思い通りにならないと拗ねることもある。 晴齊への噂がデタラメということがわかってからは、青流寺にお手伝いとして住み着いて現世に残っている。

アオイ

物怪庵初代の主の男子。安倍晴齊やヤヒコの友人。何らかの理由で故人となっている。晴齊に殺されたという噂が、一部ではまことしやかにささやかされているが、それは事実ではない。

コウラ

女性の姿をした妖怪。亀薬堂の主を務めている。かなりの薬オタクで、いつも薬のことを考えている。身体の一部を使って薬を作ることもでき、安倍晴齊の身体の中では、特に目がお気に入り。そのため、晴齊の目を使って薬を作れたら、と想像するだけで興奮してしまう、少々危険な一面がある。また、芦屋花繪の身体の中では、耳を一番評価していた。

シズク

女性の姿をした妖怪。亀薬堂の奉公人を務めている。元はヤモリの妖怪。最近は人間に化けることが得意になり、その変化は、お尻から尻尾が出ていることを除けば、完璧な出来映え。主のコウラのことが大好きな「主バカ」だ。しかし、嫉妬深い性格でもあり、コウラから気に入られている人物に対して、対抗意識を燃やすこともある。

モジャモドキ

モジャに似ている妖怪。カピバラの妖怪の店から、売り物の木の実を盗んだ。後姿だけみればモジャそのもので、芦屋花繪も見間違うほど。しかし、盗みを働いたり気性が荒かったりと、外見以外はモジャとは似ても似つかない。

カピバラの妖怪

二足歩行で歩く、カピバラの姿をした妖怪。店を営んでおり、モジャモドキに盗まれた木の実を取り戻そうとしていた。性格はかなり好戦的で、頭に血が上りやすいので、話し合いが難しい。また、店の物を盗んだ者には特に容赦がなく、刃物を取り出して、見せしめとして傷つけようとするなど凶暴な性格。

立法

シズクの兄。隠世社会を統制している3人の権力者の1人で、隠世の法律を作る力を持つ妖怪。人間の男性の姿をしており、安倍晴齊いわく、「ヘビースモーカーで酒豪で博打好きの色魔」。最初は奉公人である芦屋花繪を見て、辞めるように諭したが、花繪の妖怪への想いを聞いて奉公人として認めた。酒を飲むことが好きだが、酒癖は悪く、晴齊を10時間拘束したことがある。

行政

隠世社会を統制している3人の権力者の1人で妖怪。エゲンを現世の学校へ派遣して物怪庵の面々の様子を見るなど、物怪庵に関わる人物に興味を抱いている。特に芦屋花繪に関心を示しており、早く会ってみたいと思っている。

司法

隠世社会を統制している3人の権力者の1人で妖怪。チーターに変身することができ、その際は非常に速いスピードで大地を駆け巡ることが可能。鳴禽籠へ行く途中で芦屋花繪と出会い、尻尾飾りを見つけたお礼と称して、花繪を背中に乗せて鳴禽籠へ連れて行った。

エゲン

隠世の教育水準を向上させるために現世の学校視察に来た妖怪。隠世に誰もが勉強できる学校を作ることが夢で、視察にも並々ならぬ意欲で挑んでいる。しかし、実際は行政に言われて、物怪庵の面々の様子を見るという任務も兼ねていた。

ギギギ

芦屋花繪がモジャ以外で初めて学校内で目撃した妖怪。「ギギギギギ」という声で鳴き、その鳴き声は聞いた者の耳をつんざくほどに強烈。身体は小さいが、人間の足に乗れば、その動きを封じることができるという能力を持つ。集団で行動することも可能なギギギの親分の分身でもある。

ギギギの親分

ギギギの本体。命名したのは芦屋花繪。ギギギと異なり、人の言葉を話すことができ、妖怪の姿を認識できる人物であれば、意思疎通も可能。現世に根となる「寄生樹」を張っており、現世から離れられないようになっている。

ミツジグラ

物怪庵にやって来た妖怪。地蔵のような姿をしており、無表情なので、「笑面」「怒面」「泣面」という3つのお面を用いて感情を表している。そのなかの1つ「笑面」を失くしてしまい、お面の捜索を芦屋花繪と安倍晴齊に依頼した。

マンジロウ

江戸っ子口調の、威勢のいいウナギの妖怪。生前は指輪を失くしたおばあさんの夫だったが、結婚指輪を失くしてしまった妻のために、物怪庵に指輪探しの依頼をしにやって来た。ちなみに、生前の職業はウナギ屋。

ジョウマツ

鳥の妖怪。物怪庵を探して現世をさまよっていたところを、芦屋花繪に保護された。アンモ姫に仕えている。振り回されながらも、アンモ姫に好意を抱いているので、かなり献身的に尽くしている。失恋をしてタマゴの殻の中に引きこもり、1か月も出てこないアンモ姫を、どうにかしてほしいと思っている。

アンモ姫

鳥の妖怪。惚れっぽい性格で、よく現世の相手を好きになる。これまで鳥類15羽、熊4匹、狸3匹、モモンガ2匹、犬猫に至っては数えきれないほど好きになっている。ジェット機まで好きになったこともある。しかし、現世の者には姿も声も届かないので、毎回失恋してはたまご型の殻を作り、その中に引きこもってしまうという悪癖がある。

ノボウ

案山子の姿をした妖怪。テンションが高く、かなりのお喋り。畑にいた案山子と友達になっていた。その畑がタバコの火によって火事になり、1人だけ逃げて自分だけが生き延びてしまったことを気に病んでいる。その罪悪感から、現場である畑から動けないでいる。

現世の御社に祀られている老いた妖怪。正式名は「猪柄嶽夕日滝翁神」で、これは人間が名付けたもの。長いこと現世におり、現世で妖怪を見かけると、物怪庵に訪れて祓ってもらっている。物怪庵によくやって来る常連客。

トモリ

オットセイの妖怪。盲目だが、妖怪の見える人間の視力を一時的に借りることによって、視力を回復することができる。隠世に帰る前に、現世を一度見たいと思っており、芦屋花繪の視力を借りてその望みを果たす。

キナコ

森でヤヒコが見つけた小さな妖怪。最初はヤヒコに対して恐怖心を抱いていたが、ヤヒコに遊んでもらっているうちに、すっかり懐いた。主食は葉っぱ。身体の一部だけなら変化することが可能だが、完全にはできない。また、身体が弱く、長く現世にはいられない。

ゴロウ号

芦屋花繪の近所にいた気性の穏やかな大きな犬。幼少期の花繪はゴロウ号の背中に乗せてもらうのが好きで、よく乗って遊んでいた。そのため、花繪は司法の背中に乗せてもらって鳴禽籠へ行く際に、このゴロウ号のことを思い出していた。

嵯峨 則人

戻橋高等学校に通う高校1年生の男子。芦屋花繪のクラスメイトで、活発な性格。あだ名は「サガ」。で、短くした前髪を上にあげている。花繪がモジャに取り憑かれて体調を崩し、授業に参加できなかったのを気遣い、授業のノートを貸してあげた。

伏見 慎士

戻橋高等学校に通う高校1年生の男子。芦屋花繪のクラスメイト。写真部に所属している。あだ名は「フッシー」。つかみどころのないマイペースな性格で、嵯峨則人とともに、モジャに取り憑かれて授業に参加できなかった花繪を気遣って、授業のノートを貸してあげた。

芦屋花繪の母

芦屋花繪の母親。生花店「花芦」を切り盛りする人物。自分の気持ちを花束にして表現する癖があり、花繪が取り憑かれていたモジャから解放され、体調が全快した際にも花束を作っていた。花繪には生花店を継がせる気はあまりなく、花繪がやりたい仕事があれば、その夢に向かって頑張ってほしいと願っている。

藤原禅子の父

藤原禅子の父親。青流寺の住職を務める人物。「笑面」が取り憑いたことにより、四六時中笑いが止まらなくなってしまい、仕事ができなくなっていた。禅子をかなり大切に想っており、初めて芦屋花繪に会った時は、禅子の彼氏と勘違いして「殺す」と、敵意をむき出しにしていた。

芦屋花繪の担任

戻橋高等学校の男性教師。芦屋花繪の担任を務める。モジャが取り憑いて体調不良になっていた花繪を気遣ってくれる優しい人物。しかし、クラスに初登校する前にクラスの生徒に、花繪を男子だと紹介していないなど、ウッカリしているところがある。そのせいで、花繪は当初女子だと思われていた。5歳の娘がおり、かなり溺愛している。

怪奇現象の依頼人

物怪庵に依頼を持ち込んだ女性。家に怪奇現象が起きていることを不気味に思って依頼してきた。妖怪の類にはまったく理解を示さない人物で、芦屋花繪と安倍晴齊の2人が若すぎることもあり、不信感を抱いていた。特に、奉公人をしている花繪に対しては、「新しい仕事を紹介する」ことを口実に、晴齊のもとから引き離そうとする。

怪奇現象の依頼人の娘

怪奇現象の依頼人の娘。妖怪やオカルト、怪奇現象に対しては恐がる素振りも見せず、むしろ面白がっているような人物。芦屋花繪からは「こういう人もいるんだ」と驚かれていた。家に怪奇現象が起きているのも、実は本人が面白半分で心霊スポット巡りをしたことがきっかけだった。まったく悪びれる様子もなく、祓い業務を行う安倍晴齊に終始目を輝かせていた。

指輪を失くしたおばあさん

結婚指輪を失くしてしまったおばあさん。マンジロウの妻で、現在は一人暮らしをしている。指輪を返そうと無断で敷地内にいた芦屋花繪たちを、最初は不審に思ってきつく当たっていたが、誤解が解けてからは、家でご飯を振る舞おうとするなど、根はとても親切で優しい性格。

場所

物怪庵

4畳半の茶室。安倍晴齊が妖怪関係の依頼を受ける際に使用する。晴齊が呼べば、どこにでも呼び出せる。中には依頼で訪れる者しか入れないので、悪意を持った妖怪から身を守る際にも使える場所となっている。また、ここから隠世へ行くこともできる。

隠世

現世とは異なり、妖怪にとっては過ごしやすく、妖怪が本来いるべき場所。安倍晴齊は、ここに続く「隠世の扉」を1日に2回限定で開くことができ、妖怪をそこへ祓うことができる。意外と中は明るく、現世とさほど変わらない。通貨単位は「怨」。

戻橋高等学校

芦屋花繪と安倍春齊が通う高校。基本的に普通の高校だが、昼休みにコンビニに行けたり、屋上に自由に出入りできたりと自由な校風。購買は、昼休みになると長蛇の列ができるほど人気。

現世

普通の人間が日常生活を送る場所。ここには妖怪を認知できる人間がかなり少なく、隠世を知らずに現世に留まっている妖怪にとっては、非常に「孤独」を感じざるを得ない場所となっている。

青流寺

藤原禅子の住むお寺。「笑面」を探すために芦屋花繪が訪れた場所。古いが広大な庭と、ピカピカに磨かれた渡り廊下がある立派なお寺。境内の雑草の処理や掃除などは、禅子が毎日行っているので、いつも完璧な状態に保たれている。

亀薬堂

隠世にあるコウラが営む薬屋。良い薬を多く扱っており、店内からは薬を調合する「ゴリゴリ」という音が絶えず響いている。安倍晴齊が定期的に訪れ、薬をもらいに行く場所でもある。

イモリ池

隠世にある立法が住む場所。亀薬堂からかなり離れた場所にあり、ケモノ道のようなところを1時間ほど進んだあたりにある。また、立法が住む家は池の中に建っており、一部は外壁によって守られている。

鳴禽籠

隠世にある行政が住む場所。イモリ池同様、道中は道なき道を行ったところの深い森の中にある。行政の家は、せり出した巨大な樹木に吊り上げられており、空中庭園のような造りとなっている。

その他キーワード

笑面

ミツチグラがなくした面。笑った顔が描かれているお面で、感情を表現するためにつけるもの。近づいた者の顔に取り憑いてしまい、一度顔に憑いてしまったら、力業では外せないようになっている。それを外すための唯一の条件が、「笑面」に泣きっ面を見せること。

オタマ回線

隠世の通信機器。オタマジャクシのような見た目で、外部から連絡があると、呼び出し音の「プルプル」という音とともに、勝手に近づいてくる。大きさは人の手のひらに収まるサイズとなっている。

寄生樹

妖怪の身体に取り憑いて動けなくし、力を吸って成長する樹。現世では「不治の病」に相当するもの。ギギギの親分はこの寄生樹によって隠世へ行くことができず、現世に留まって養分を吸われ、朽ちていくことを余儀なくされていた。

隠世の扉

現世から隠世に通り抜けることのできる扉。安倍晴齊が1日に2回限定で開くことができる。晴齊はここから現世にいる妖怪や人を、隠世へ移動させることができるが、2回開くと強烈な睡魔に襲われてしまう。

隠世酔い

人間が隠世に行くまでの過程で、現世との違いに酔ってしまうこと。症状としては身体がだるくなり、気持ちが悪くなる。これが進行すると情緒不安定になってしまい、精神にも異常をきたすので、そのまま放っておくと非常に危険。

ギョマロッペのジュース

隠世に存在するジュース。現世には存在しないもので、味も美味しい。あまり隠世のものに耐性のなかった芦屋花繪は拒絶反応を起こし、胃が燃えるような感覚に陥ってダウンしていた。

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