人面蝶

人面蝶

北海道大雪山の山麓を舞台に、蝶の採集家である主人公の怪奇な体験を描く。池上遼一の初期のオリジナル短編。

正式名称
人面蝶
ふりがな
じんめんちょう
作者
ジャンル
怪談・伝奇
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概要・あらすじ

蝶の採集家である青年、神庭歩見男は、北海道大雪山の山麓を訪れ、そこで異様な落石事故に遭遇する。その直後に、彼が発見した蝶は、図鑑にも載っていない珍種だった。蝶によって、体に卵を産みつけられた彼は、やがて、その蝶の奇怪な習性を知ってしまう。

登場人物・キャラクター

神庭 歩見男 (じんば ふみお)

男性。蝶の採集家である青年。東京から北海道の大雪山山麓を訪れて、奇怪な珍種の蝶、人面蝶を発見する。幼い頃から昆虫が好き。交通事故で妹を亡くしている。

人面蝶 (じんめんちょう)

『人面蝶』に登場する蝶。図鑑にも載っていない珍種で、北海道大雪山の原生林に生息する。人の顔にそっくりのさなぎを作る。東京から来た蝶の採集家である青年、神庭歩見男の体に卵を産みつけた。

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