3×3 EYES

3×3 EYES

インド神話を中心に、チベット密教やエジプト神話等の要素も取り入れた伝奇長編マンガ。ヒロインはインド神話における女神パールヴァティ四世の別名を持つ三つ目の少女で、彼女の力によって不死の体を持つことになった少年が主人公となる。不死身であるがゆえに死をも厭わない捨て身の戦いを挑む激しいバトルアクションが描かれ、中国の神話なども取り入れた魔物を多数登場させていた。1993年第17回講談社マンガ少々年部門受賞。本編終了後も、雑誌やウェブ媒体で外伝や続編が発表され続けている。高田裕三の代表作。

概要

大学教授の父親がチベットで行方不明となり、ゲイバーで働きながら東京で暮らしている高校生藤井八雲のもとに、ある日チベットからやって来たパイという少女が現れる。携えていた父親からの手紙によると、その少女は人間のように見えるが実は妖怪で、額に「第三の眼」がある「三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)」という種族で、一族に伝わる「人化の法」を用いて人間になりたいと願っているという。

父親の手紙もさることながら、パイの人柄に触れ彼女を護りたいと願ったゆえに魔物と戦いその命を落とした八雲は、不老不死の術によりよみがえりパイを人間にする方法を見つけるため同行することを決めるのだった。

登場人物・キャラクター

主人公

糸のように細い目がトレードマークで、優しい性格の少年。平凡な高校生だったが、突然現れたパイを助けるために命を落とすことになり、不老不死の術によって蘇った。額の「无(うー)」のアザは「三只眼の守護者」で... 関連ページ:藤井 八雲

主人公

髪をうしろでまとめ、中国語を話す女の子。三つ目の妖怪である「三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)」の生き残りで、少女のように見えるが300年以上生きている。無垢な少女としてのパイと、大人びた口ぶりの三只... 関連ページ:パイ

『3×3 EYES』に登場する、パイのもうひとつの人格。普段前髪で隠れている額の「第3の眼」が開かれた状態になると出てきて、みずからを「儂」と呼び、高飛車で他人を見下したような態度を取るようになる。死... 関連ページ:三只眼

パイがひとり戦いに赴き行方不明となった後、東京で普通の女子高生として暮らしていた女の子。「きゃぴきゃぴ」した性格で、見た目はパイにそっくりで本人にしか見えないが、記憶を失っており、額の「第3の眼」も封... 関連ページ:綾小路 ぱい

『3×3 EYES』に登場する三只眼吽迦羅の王。300年前に地上に生きるものすべてを支配し、敵対者をことごとく惨殺しようとしたため、三只眼吽迦羅の生き残りたちが命を賭けて聖地に封じ込めた。もともとはパ... 関連ページ:鬼眼王

ベナレス

鬼眼王の「无」である不死者。鬼眼王を復活させるため、三只眼吽迦羅の生き残りであるパイを捕らえようとし、その三只眼の意識を封じるため「第3の眼」に封印を施している。藤井八雲とは同じ「无」という立場ではあっても能力的に段違いで、物語初期は遭遇時点で八雲が威圧された状態となり手も足も出なかった。

真行寺 君江

藤井八雲がパイと出会う前からアルバイトをしていたゲイバー「カルチャーショック」の店長。女装をしているが顔つきも体格もいい男性で、ヤクザや裏の世界にも通じた人物。幼い頃から世話になっている八雲にとっては、育ての親と言っていい存在でさまざまな場面で力を貸してくれる頼もしい人物。

香港の妖撃社で季刊のオカルト雑誌「妖撃」の副編集長をしていたが、編集長・陳亜栗(チン・ヤアリイまたはアグリ)が行方不明となったため社長となる。長い黒髪と尖った耳が特徴で、メガネをかけた目つきの鋭い女性... 関連ページ:李 鈴鈴

香港の有名な霊能者スティーブ・龍の妹。「人化の法」のカギとなる像を偶然手にして妖怪に攫われた兄を捜していて藤井八雲らと出会う。そばかすに短くまとめた髪型が特徴のボーイッシュな女の子で腕も立つが、妖怪に... 関連ページ:龍 美星

香港の富豪で、妖撃社に怪現象の相談を行った女性。小さな丸いメガネをつけていることが多い。その正体は妖怪で三只眼の不老不死の術を狙っているが、それを隠してその後もしばらくの間藤井八雲とパイに協力していた... 関連ページ:黄 舜麗

三只眼吽迦羅の伝説に魅了され、その聖地を探しているカナダ人トレジャー・ハンター。荒っぽい性格で荒事にも慣れているが、ベナレス配下の魔物使い・呪鬼(チョウカイ)に捕らえられた者同士、綾小路ぱいと協力しあ... 関連ページ:ジェイク・マクドナルド

ナパルバ

三只眼吽迦羅の聖地へと近づこうとする者すべてを脅威と見なし、殺害してきたチベット密教パドマー寺院の僧。藤井八雲たちに囚われの身となった際、ジェイク・マクドナルドの暴力から身を挺して守った綾小路ぱいの優しさに感じ入り、後に協力者となる。

三只眼吽迦羅の不死の術を狙って藤井八雲とパイを襲った「憑魔(ひょうま)一族」の女戦士。一族は古くから「无」として不死になることで強い力を持つ子孫を残してきたが、パイを遺して三只眼吽迦羅が滅びてしまった... 関連ページ:アルマリック・グプター

パキスタン出身で、さまざまな呪文、妖術、魔法具の売買を行っていた秘術商人。パイと離れ離れと成り、単独で修行中の身だった藤井八雲に、「土爪」と「鏡蟲」の獣魔術を売ったことから関わりを持つことになる。その... 関連ページ:ハズラット・ハーン

書誌情報

3×3(サザン) EYES 全4巻 講談社〈ヤンマガKCデラックス〉 完結

第1巻

(2002年4月発行、 978-4063345353)

第2巻

(2002年4月発行、 978-4063345360)

第3巻

(2002年5月発行、 978-4063345377)

第4巻

(2002年5月発行、 978-4063345384)

3×3(サザン) EYES 全24巻 講談社〈講談社漫画文庫〉 完結

第1巻

(2009年8月発行、 978-4063706673)

第2巻

(2009年8月発行、 978-4063706680)

第3巻

(2009年9月発行、 978-4063706710)

第4巻

(2009年9月発行、 978-4063706727)

第5巻

(2009年10月発行、 978-4063706789)

第6巻

(2009年10月発行、 978-4063706796)

第7巻

(2009年11月発行、 978-4063706895)

第8巻

(2009年11月発行、 978-4063706901)

第9巻

(2009年12月発行、 978-4063707014)

第10巻

(2009年12月発行、 978-4063707021)

第11巻

(2010年1月発行、 978-4063707212)

第12巻

(2010年1月発行、 978-4063707229)

第13巻

(2010年2月発行、 978-4063707236)

第14巻

(2010年2月発行、 978-4063707243)

第15巻

(2010年3月発行、 978-4063707328)

第16巻

(2010年3月発行、 978-4063707335)

第17巻

(2010年4月発行、 978-4063707410)

第18巻

(2010年4月発行、 978-4063707427)

第19巻

(2010年5月発行、 978-4063707458)

第20巻

(2010年5月発行、 978-4063707465)

第21巻

(2010年6月発行、 978-4063707496)

第22巻

(2010年6月発行、 978-4063707502)

第23巻

(2010年7月発行、 978-4063707519)

第24巻

(2010年7月発行、 978-4063707526)

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