概要・あらすじ
かつて関東一の武闘派ヤクザ「涙の龍」として恐れられた大門寺龍一は、重症を負ったのをきっかけに足を洗い、安アパートで暮らしながら長年の夢であった漫画家を目指していた。ヤクザ時代の舎弟で、今も時折アシスタントとして支えてくれる三太郎と米八に励まされながら龍一は、己の生き様、自分の中の修羅を原稿用紙の上に表現するために、苦闘を続けていく。
登場人物・キャラクター
大門寺 龍一
『任侠まんが道』の主人公である男性。その背中に入った刺青から「涙の龍」と呼ばれ、関東一の武闘派として知られたヤクザだったが、重傷を負ったのを機に足を洗い、現在は長年の夢であった漫画家を目指して安アパートで暮らしている。若いころのヤンチャのせいで右手の小指がない。作者の別作品『任侠沈没』の主人公である大紋寺龍伍がスターシステムにより配役されている。
三太郎
大門寺龍一がヤクザだった時代の舎弟であるヤクザ男性で、龍一が堅気となった今も彼のことを慕い、時折アシスタントをしている。長髪とサングラスが特徴で、コンピューターにも詳しい頭脳派。作者の別作品『任侠沈没』の登場人物である清川四郎太がスターシステムにより配役されている。
米八
大門寺龍一がヤクザだった時代の舎弟であるヤクザ男性で、龍一が堅気となった今も彼のことを慕い、時折アシスタントをしている。龍一の原稿の掲載約束が反故にされた際には、重傷で入院中の身を押して『別冊漫画ゴラク』編集部にカチコミをかけたほどの熱い性格。作者の別作品『任侠沈没』の登場人物である佐藤米七がスターシステムにより配役されている。
風野股三郎
『別冊漫画ゴラク』の編集者である男性。持ち込みにやってきた大門寺龍一の担当となる。マジックが得意で、「イリュージョン!!」と叫びながら技を披露する。作者の別作品『任侠沈没』の登場人物である風野又三郎がスターシステムにより配役されている。
山口正入
大門寺龍一が風野股三郎の紹介でアシスタントに入ることになった男性漫画家。仕事場の様子はほとんどヤクザの事務所のようになっている。絵はアシスタント任せでほとんど描かず、登場人物の瞳を描き入れることしかしない。しかし彼が筆を入れた原稿は、まるで輝きだしたように見えるほどに魂の入ったものとなる。 「目を閉じて心で見る」ために自らの目を潰したため盲目。
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