光の箱

光の箱

生と死の間にあるコンビニエンスストアが舞台。不思議なコンビニで働くことになった二人の青年を軸に、そこに訪れる様々な人間の光と闇を描いた、6編のオムニバス。小学館「増刊flowers」2018年12月号増刊冬号、2019年4月号増刊春号、8月号増刊秋号、12月号増刊冬号、2020年4月号増刊春号掲載作品。全1巻。

正式名称
光の箱
ふりがな
ひかりのはこ
作者
ジャンル
ヒューマンドラマ
レーベル
flowers コミックス(小学館)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

ある夜、大学生のコクラは、自転車の操作ミスで崖から落下してしまう。しかしその落下途中、コクラの体と自転車は空中で静止。そこに「店長」と名乗る少女が現れた。店長が言うには、コクラの命はあと3秒。このまま時が戻れば、地面にある鉄パイプに突き刺さり、死んでしまうらしい。ただし、この世に留まりながら、生と死の間の世界で働けば、生きながらえることができるというのだ。「死か労働か」の二択を迫られたコクラは、働くことを選択する。それ以来、コクラは夜になると、生と死の間にあるコンビニエンスストアで働くことになった。そのコンビニは外は常に真っ暗で、そこにくる客は生死をさ迷っている人々だった。それぞれが思い出の品を買い、あの世に旅立ったり、現世に戻ったりしているのだ。コクラは、人ではない店長、新人のタヒニと一緒に働きながら、様々な事情を抱えた人々と、コンビニでふれあいを重ねていく。

登場人物・キャラクター

コクラ

大学生の青年。金髪のショートヘアが特徴。自転車の操作ミスで崖から落ちた際、「店長」を名乗る少女に「死か労働か」の二択を迫られる。働くことを選んだコクラは、手のひらに魔の刻印を押される。その後落下して鉄パイプが体に刺さるが、ほどなく回復。昼間は教授のもとで研究に勤しみ、夜は、生と死の間にあるコンビニエンスストアでアルバイトをすることになる。人付き合いは最小限に抑えたいと考えていたが、ある出来事がきっかけで人と関わっていこうと考えを改める。

タヒニ

生と死の間にあるコンビニエンスストアで働く青年。コクラの後輩。黒髪と褐色の肌、メガネが特徴。人間ではなく「魔」という存在。博士の称号を持ち、人間の生態と死・闇を独自研究するため、潜入調査している。

書誌情報

光の箱 3巻 小学館〈flowers コミックス〉

(2020-07-10発行、 978-4091670939)

第2巻

(2022-03-10発行、 978-4091670984)

第3巻

(2023-11-09発行、 978-4091671141)

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