概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ケイ
高校生だが、高額の裏レート麻雀で荒稼ぎしていた。理論的で冷静、冷酷な打牌から「氷のK」と呼ばれる。人身売買で外国から買われた少女アミナをその時の勝ち金で引き取り、家に隠している。高津組の代打ちとして麻雀をし、勝ち続け、信用を得ていく。東南アジア組織・タヤオと決戦。ケイに裏レートの麻雀を仲介していた男・関に、アミナの偽造ビザを用意する代わりに、ケイへの裏切りの条件を突きつけられるのだった。
アミナ
ヤクザの人身売買によって連れてこられた異国の少女。賭け麻雀によってケイに引き取られ、暮らしている。「お金よりも命が大事」としているが、自分の病気のことをケイには伝えられずに隠している。
関 ひではる (せき ひではる)
高校生のケイに目をつけ、裏レートの麻雀を仲介する謎の男。
高津 則之 (たかつ のりゆき)
桜輪会傘下の高津組組長。裏麻雀の代打ち集団「一軍」を作る。元代打ちだったが、大辻に負けて、引退していた。
柳 (やなぎ)
高津組若頭。ケイを評価していて、対タヤオ戦では、桜輪会の代打ちとしてケイを推していた。しかし、ケイを狙ったタヤオの刺客の銃弾をかばって撃たれ倒れてしまう。
桂木 優 (かつらぎ ゆう)
ケイの幼馴染の同級生。ケイに好意を抱いているが、昔のようなケイになってもらいたくて、上野と賭け麻雀を画策するも失敗。その後、上野に騙され、昇心会の代打ち兼人質としてケイと対戦。
上野 真一
ケイの同級生。自己中心的で傲慢な性格。学校では大貧民でイカサマをし、賭け麻雀でもイカサマをして勝つ。優に頼まれ、ケイに勝負を挑むが敗北。賭け麻雀で稼ごうとするも、堂島と畑山と卓を囲み、昇心会のヤクザに借金を重ねられてしまう。
レインマン
雀荘あらしの初老の男。雨の日のみに姿を現す。水滴などを使って、牌をつけるというガン牌を行っていた。
アイ
博多出身。義父に性的虐待を受けていたため、人の目を見て、その意志を見抜く力が発達した。ケイとの戦いでは破れるも、その後、再会したときには「私の皇帝様」と呼んでいる。
北村 啓太郎 (きたむら けいたろう)
竜凰位戦の一次予選に参加した少年。ケイと間違えられ、両親とともに殺されてしまう。
大辻 巌 (おおつじ いわお)
75歳。過去30年とも60年ともいわれる無敗の男。戦後から牌をにぎっており、相当な腕を持っている。
前川 (まえかわ)
表麻雀界のプロ。「ミスター麻雀」と呼ばれる。竜凰位戦の決勝進出は4年連続。麻雀の普及と権威の向上に半生を懸けている。
書誌情報
凍牌 全12巻 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉 完結
第1巻
(2007年1月発行、 978-4253147781)
第2巻
(2007年5月18日発行、 978-4253147798)
第3巻
(2007年11月発行、 978-4253147804)
第4巻
(2008年5月発行、 978-4253147811)
第5巻
(2008年10月発行、 978-4253147828)
第6巻
(2009年2月発行、 978-4253147835)
第7巻
(2009年7月発行、 978-4253148023)
第8巻
(2009年11月発行、 978-4253148030)
第9巻
(2010年3月発行、 978-4253148047)
第10巻
(2010年8月発行、 978-4253148054)
第11巻
(2011年2月発行、 978-4253148061)
第12巻
(2011年7月発行、 978-4253148405)