概要・あらすじ
木ノ下かりんは中学2年の女の子。3日連続で宿題を忘れて、廊下に立たされているかりん。そんな彼女を中3の姉の木ノ下あんずと中1の妹の木ノ下れもんが、からかいにやってきた。かりんは「大好きな光太郎先輩が、ジュースを買いに来る姿が見られる。廊下に立たされるのも悪くない」と強がりを言う。記憶力の良いかりんは、先輩がいつ何のジュースを買ったかまで覚えているのだった。ある日、かりんの姉のあんずのクラス費が盗まれるという事件が起きた。鍵を管理していたのはクラス委員のあんず。クラスから犯人扱いされてしまったあんずの無実を証明するため、かりんは「私が本物の犯人を見つけてみせる」とみんなの前で言い放った。こうしてかりん、あんず、れもんの3姉妹は、犯人が鍵を持たずにどうやって金庫のお金を盗むことができたのか、その謎に迫るのだった。
登場人物・キャラクター
木ノ下 かりん (きのした かりん)
木ノ下家の次女。中学2年生で、元気で明るく能天気な女の子。運動は苦手で勉強もできないが、驚くほどの記憶力を持つ。また洞察力も優れている。髪型は腰までの長さのストレートヘアで左サイドの一部を三つ編みにしてリボンで留めている。惚れっぽいが男運がない。家族思いで、姉や妹のことをいつも心配している。お人好しで、困っている人を放っておけない。
木ノ下 あんず (きのした あんず)
木ノ下家の長女。中学3年生で、しっかり者で勉強のできる優等生。クラス委員もしていて、いつも冷静。妹たちを大切にしている。運動神経抜群で空手部の部長も務める。力自慢だがお化けは苦手。髪は黒髪でアゴまでの長さのワンレングス。
木ノ下 れもん (きのした れもん)
木ノ下家の三女。中学1年生。末っ子でわがままな甘えん坊。要領も良く人懐っこいので、友達も多く男の子にモテる。ツインテールをしていて、髪にはカールがかかっている。