探偵ハンマー

「ハンマー」と仇名されるボクサーくずれの探偵が、ハードパンチを武器にさまざまな事件に挑む一話完結のハードボイルドなアクションドラマ。

正式名称
探偵ハンマー
作者
ジャンル
探偵
レーベル
アーリーコミックス(ワニブックス)
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概要・あらすじ

元全日本ミドル級チャンピオンのボクサーにして探偵のハンマーは、プロ野球「横浜マリナーズ」の投手、大刀川剛をガードしてほしいと依頼される。依頼人は大刀川の妻で、彼女によると夫は暴力団に八百長を強要されているのだという。義憤にかられ護衛役を引き受けたハンマーだったが、好投を続ける大刀川は試合中に球場のシャワー室で何者かによって刺殺されてしまう。

怒りに燃えるハンマーは、真実を探るべく独自の調査を開始する。

登場人物・キャラクター

ハンマー (ハンマー)

元全日本ミドル級チャンピオンという経歴を持つ探偵の男性。ボクサー時代のリングネームが「ハンマー笹崎」だったことから「ハンマー」と呼ばれている。デビューから15戦連続KOという圧倒的戦績を誇ったハードパンチャーだったが、八百長をさせようとした所属ジムの会長を殴り倒し、重傷を負わせたためライセンスを剥奪されたという過去がある。 ボクシング界を追放された後は、探偵を生業とするようになった。常にボクシンググローブを携帯しており、修羅場になるとそれを拳にはめて戦う。

大刀川 剛 (タチカワ ツヨシ)

プロ野球「横浜マリナーズ」の元エース。年齢は33歳。病のため2年前のシーズンを最後に勝ち星がなくカムバックを期していたが、その矢先に暴力団に八百長を強要されているという疑惑が浮上。ハンマーが護衛をすることになるが、球場のシャワー室で何者かによって刺殺されてしまう。

大刀川の妻 (タチカワノツマ)

大刀川剛の妻。昔世話になった裏社会の人物から八百長を強要されていると夫に打ち明けられ、断固拒否するよう彼に助言。裏社会による報復から夫を護るため、彼の護衛をハンマーに依頼する。

黒田 一郎 (クロダ イチロウ)

暴力団「M会」のチンピラ。八百長を強要されている疑いのある横浜マリナーズの投手、太刀川剛に試合前日に接触したためハンマーにマークされる。試合当日にも球場に現れるが、大刀川がシャワー室で刺殺される事件が起きた後に姿を消してしまう。

射撃マニアの女 (シャゲキマニアノオンナ)

元所属ジムの同僚ボクサーが失踪した事件の調査にあたっていたハンマーに近づいてきた女子大生のお嬢様。海外のガンツアーに参加した経験を持ち、大学でも射撃部に所属している無類のガンマニア。さまざまなモデルガンのみならず本物の拳銃まで所持している。

石本 銀次 (イシモト ギンジ)

プロデビューを間近に控えた「海燕ジム」所属の男子ボクサー。指導を担当していたトレーナーが事故で急死したため、現役時代に同じトレーナーに師事していたハンマーをスパーリングパートナーに迎える。アマ時代は五輪候補と目されていた逸材で、大手ジムである「ヨコクラジム」から勧誘されている。

ケイ (ケイ)

かつてハンマーが想いを寄せていた女性。「海燕ジム」の元会長夫人で、夫の死後は自らが会長としてジムを切り盛りしている。石本に対する剣崎の強引な引き抜き工作に反発を覚えているが、一方で石本の将来を思えば大手の「ヨコクラジム」に移籍させたほうがいいのではないかとも悩んでいる。

剣崎 (ケンザキ)

ハンマーのボクサー時代の先輩。現役時代はハードパンチャーとして知られ、現在は大手ジムである「ヨコクラジム」のトレーナーをしている。ジムの会長の命を受け、世界を狙える逸材である石本銀次を「海燕ジム」から引き抜くべく、さまざまな工作を行っている。

広田 達朗 (ヒロタ タツロウ)

万年Bクラスの「横浜マリナーズ」を立て直すべく新監督として招聘された、「優勝請負屋」と称される名将。選手たちの食事からセックスまで徹底管理する、いわゆる「管理野球」を信条としているため、束縛されることを嫌うエースの江木健一と対立する。

江木 健一 (エギ ケンイチ)

プロ野球「横浜マリナーズ」のエース。自由奔放な性格で、厳格な管理野球を実践する新監督の広田達朗と衝突。マスコミやチームメイトの前で公然と広田のやり方を批判したことから騒動となる。

ハリケーン関村 (ハリケーンセキムラ)

ハンマーが用心棒をしているクラブで飲んでいたボクサーくずれの男性。店でのゴタゴタに乗じてハンマーにケンカを売り、彼をノックアウトする。現役時代はミドル級6位で、ベルトを賭けてハンマーと対戦するはずだった。だが、ハンマーがボクシング界を追放となったためタイトルに挑戦できぬまま現役を去ることとなり、そのことを今も引きずり続けている。

ピアノ弾きの女 (ピアノヒキノオンナ)

ハンマーが用心棒をしているクラブでピアノ弾きをしている美女。演奏中に客に因縁をつけられ、仲裁に入ろうとしたハンマーがハリケーン関村に殴り倒されることとなった。ジャズピアニストに憧れて上京したが、自身に音楽の才能がないことは自覚している。しかし、田舎に帰る決心もつかず、都会でくすぶり続けている。

レッドタイガー (レッドタイガー)

華麗なファイトスタイルで人気を博している覆面レスラー。リングではベビーフェイス(善玉)だが、素顔はかなりいかつい男性。性格も凶暴で、レストランでハンマーと目が合ったことからケンカとなり、彼に肋骨2本と右上腕骨骨折という重傷を負わせた。

政男 (マサオ)

神経質そうなボンボンの青年。末期の胃ガンを患っていると思い込み、幸せそうな者を誰彼かまわず道連れにしようと決意。父親の所有するショットガンと実弾を持ち出し、ドライブシアターでデート中のハンマーの車を狙う。

田中 律子 (タナカ リツコ)

ハンマーの高校時代の同級生で、彼がかつて憧れていた女性。夫は金にルーズなタイプで、サラ金に多額の借金をしたまま蒸発。彼女が保証人になっていたことから、サラ金屋の依頼で返済の取り立てをしていたハンマーと再会することとなった。

マーロン・バグラー (マーロンバグラー)

防衛戦を行うため来日したWBAミドル級世界チャンピオン。「荒れ馬(ムスタング)」「殺し屋」「鉄の拳を持つ男」など数々の異名を持つ現役最強のプロボクサーで、戦績は35戦32勝32KO。驚異的なパンチ力を誇っていて、何人ものスパーリングパートナーを壊しており、3年前に来日した際にもハンマーの友人の立野ヒロシをスパーリングで破壊している。

立野 ヒロシ (タテノ ヒロシ)

ハンマーのボクサー時代の友人で妻と幼い息子がいる。タイトルマッチのため来日したWBAミドル級チャンピオン、マーロン・バグラーのスパーリングパートナーを務めるが、彼の強打をアゴに食らって意識を失い、そのまま寝たきりとなってしまう。

花田 (ハナダ)

花田商会というヤクザ組織を率いる暴力団の組長で秀次郎の父親。高倉健の大ファンで彼の演じた役名を息子に名付けた。「家庭料理はま」の女将と夫婦だったが離婚。秀次郎とは別々に暮らしているが、なんとか親権を取り戻したいと考えており、おもちゃを買い与えて息子の歓心を買ったり、興信所を使って元妻の素行を調査したりしている。

秀次郎 (ヒデジロウ)

花田と「家庭料理はま」の女将の息子。「秀次郎」という名は父親が大ファンである高倉健の役名に由来する。両親が離婚したため、現在は母親と2人で暮らしている。自分を取り戻そうとして強引な手法を取る花田から母親のことを護るためハンマーに護衛を依頼するが、父親のことを嫌っているわけではない。

女将 (オカミ)

秀次郎の母親。花田の妻だったが、離婚して現在は「家庭料理はま」という店の女将をしている。さまざまな妻子持ちの男性と関係を持っており、そのことを盾に花田から秀次郎の親権を渡すよう詰め寄られている。

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