太閤記

豊臣秀吉の生涯を、ガキ大将だった「日吉丸時代」から朝倉義景との戦いのあたりまでを描いた。史実的正確さにはあまりこだわらず講談的に、主人公が知恵と機転と度胸でトントン拍子に出世する心地よさを第一として、杉浦茂独自の手法で面白おかしく描かれた時代劇ゆかいまんが。昭和29(1954)年に刊行された単行本『太閤記』(集英社おもしろ漫画文庫53)と、昭和32(1957)年に刊行された単行本『太閤記--第二集・藤吉郎編』(集英社おもしろ漫画文庫142)の2冊をまとめたもの。児童向けであったため、登場人物の名前などの多くがひらがなで表記されている。

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正式名称
太閤記
作者
ジャンル
時代劇

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太閤記(漫画)の総合スレッド
2016.06.10 10:45

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概要

村のガキ大将だったひよしまる(日吉丸)は、悪さが過ぎて寺に預けられてしまう。が、その地方の権力者に恥をかかせたためにそこにもいられなくなり、放浪の旅に出る。武芸者の家に住みこみで弟子になったり、野武士集団のはちすかころく(蜂須賀小六)のところに世話になったり、兵法の先生だったまつしたかへい(松下嘉兵衛)のもとで学んだりした。

学んでいくうち「これからは鉄砲の時代だ」という考えを持ち、鉄砲の研究をしているというおだのぶなが(織田信長)の家来になる。そこできのしたとうきちろう(木下藤吉郎)という名をもらった彼は、知恵を使ってのぶながにも気に入られる。とうきちろうは、のぶながのもとで活躍し、どんどん出生していくのだった。

登場人物・キャラクター

主人公
日吉丸は豊臣秀吉の幼名で、木下藤吉郎に関しては諸説あるが、作品中ではおだのぶなが(織田信長)からもらった名前ということになっている。顔の輪郭は横に長い楕円形で、どんぐり眼に丸い鼻。子供の頃はガキ大将で...
寺を出奔したひよしまるを住み込みの弟子にして、武芸を教えた侍。史実には存在しない、作品オリジナルのキャラクター。横に長い楕円形の顔で、どんぐり眼にボサボサのヒゲを生やしている。
野武士集団の頭領として登場し、矢作橋で野宿をしていたひよしまるを、「同郷だから」と屋敷に連れて行き、面倒を見る。ころくから刀を計略で譲り受ける有名な話も描かれている。その後、ひよしまるが兵法を学びに行...
兵法の大先生。誠実そうな中年の男性で、八の字ヒゲを生やしてモミアゲを長くしている。ひよしまるは彼の屋敷で働きながら、末席で兵法を学ぶ。まつしたかへいは、いまがわよしもと(今川義元)の家来で、ひよしまる...
きよす城に居を構える戦国大名。ドジョウヒゲをはやし、おだやかな顔をしている。ひよしまるは、彼が鉄砲の研究をしていると知り、将来性を考えて仕官を頼みに行く。のぶながは、狩りの途中に現れたひよしまるが暴れ...
おだのぶなが(織田信長)に仕官した男。史実には見当たらない名前なので、この作品のオリジナルの可能性が高い。「長槍と短い槍ではどっちが良いか」というのぶながの問いに、「短いのが良い」と主張して、長槍を推...
天下を手にしようと、京の都を目指して大群で侵攻をかけた東海一と謳われた戦国大名。おだのぶなが の治める尾張に攻めこもうとする。きのしたとうきちろうは「逆にこちらから討って出ましょう」とのぶながに進言し...
織田家の重臣。さくまのぶもり(佐久間信盛)と二人で、おだのぶながが新参のきのしたとうきちろうを重用するのをよく思っていない。悪役顔をしている。のぶなががさいとうたつおき(斎藤龍興)と戦う際、国境のすの...
さいとうたつおき(斎藤龍興)につかえていた軍師だったが、職を辞して山にこもっていた。オールバックの長髪で、やたらと長い鼻の下にボサボサのヒゲを生やしている。きのしたとうきちろうは彼を織田家の軍師にしよ...
みのを治める戦国大名で、隣接するおわりのおだのぶながと争っている。いなば城に居を構えていたが、きのしたとうきちろうとおだのぶながの奇襲によって、城を追われる。斎藤龍興をモデルにしたと思われるキャラクタ...
えちぜんを治める戦国大名。きのしたとうきちろうのいるおうみのながはま城を攻めようとおおの山に陣をはっているところに、逆にとうきちろうと少年組に奇襲されて敗北する。朝倉義景をモデルにしたと思われるキャラ...
きのしたとうきちろうの結婚相手。ぎふ城の足軽組頭であるふじいまたえもんの娘。結婚時期と相手は史実とは異なるが、とうきちろうの結婚は、この作品の締めを飾るイベントとなった。一般的に、木下藤吉郎の妻はねね...

集団・組織

『太閤記』に登場する集団。きのしたとうきちろうの名声を聞き、武将になるために彼の下に集まった元服前の若者たちの呼称。だんごだんぺい、ほりおもすけ、いちまつ、すけさく、さきち、とらのすけの6人。オリジナ...
『太閤記』に登場する集団。織田家の重臣たちで、にはひでなが(丹羽長秀)、あけちみつひで(明智光秀)、さくまのぶもり(佐久間信盛)、しばたかついえ(柴田勝家)の4人に「第一の大将」としてきのしたとうきち...