宗像教授異考録

宗像教授異考録

星野之宣の代表作「宗像教授シリーズ」の第2作。続編に『宗像教授世界篇』、関連作に『神南火』などがある。舞台は現代の日本。東亜文化大学の民俗学教授、宗像伝奇が、伝説や神話、風習などに秘められた歴史的事実を解明する姿を描いた、伝奇ロマン&ミステリー。実在する遺跡や伝説を題材に、ユニークな視点から大胆な考察を展開していく様子が魅力。小学館「ビッグコミック」2004年20号から2010年20号まで連載。

正式名称
宗像教授異考録
ふりがな
むなかたきょうじゅいこうろく
作者
ジャンル
怪談・伝奇
 
その他歴史・時代
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

宗像 伝奇 (むなかた ただくす)

東亜文化大学に所属する民俗学教授の男性。専門は、古代の鉄器文化の発祥と日本への伝播(でんぱ)。大柄、スキンヘッド、口ひげが特徴の中年男性で、山高帽、黒いマント、ステッキがトレードマーク。フィールドワークに出かけることが多い行動派で、深い知識と大胆な発想により、歴史に隠された秘密を考察する。

忌部 神奈 (いみべ かな)

歴史研究家でショートカットの美女。宗像が嫌う歴史研究家の忌部捷一郎の妹。雑誌社の企画で初めて宗像と出会う。聖徳太子とキリストの類似性から「キリシタン以前の古代に大量のキリスト教徒が渡来した」という仮説を唱え、宗像に挑戦状を叩きつけた。以後、しばしば宗像と行動を共にする。

前作

宗像教授伝奇考 (むなかたきょうじゅでんきこう)

東亜文化大学で民俗学を教えている宗像伝奇は、各地の伝説や歴史に関するフィールドワークで、さまざまな事件や騒動に遭遇。民俗学の知識と想像力を駆使して、真相を見極める。潮出版「月刊コミックトム」(後に「月... 関連ページ:宗像教授伝奇考

続編

宗像教授世界篇 (むなかたきょうじゅせかいへん)

星野之宣の代表作「宗像教授シリーズ」の一つで、『宗像教授異考録』の続編にあたる。1話から数話で完結する連作短編形式。現代の日本や世界各地が舞台。英国の大学に招聘(しょうへい)されていた民俗学者の宗像伝... 関連ページ:宗像教授世界篇

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