徘徊先生

徘徊先生

元高校教師の沢木先生は、定年退職後、毎日散歩を繰り返す。少しボケていておかしなことを言う沢木先生と、彼に出会った人々の人生や気づきを、一話完結形式で描いたヒューマンドラマ。小学館「ビッグコミックオリジナル」2020年第18号より連載を開始。

正式名称
徘徊先生
ふりがな
はいかいせんせい
原作者
伴茶 彰
作画
ジャンル
ヒューマンドラマ
レーベル
ビッグ コミックス(小学館)
巻数
既刊2巻
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概要・あらすじ

小田原の城下町に住む沢木は、かつて高校の倫理社会教師をしていた。妻を亡くして一人で暮らす沢木は、定年退職後、散歩の日々を過ごしていた。沢木は少しボケ始めており、30年ぶりに会った元教え子の名前を覚えていたかと思えば、その5分後には「今のは誰だ?」と自問するといった具合だった。そんな沢木は、散歩(徘徊)する先々で、元教え子だけではなく、見ず知らずの人にも平気で話し掛ける。トンチンカンなことやキツイことを言うときもあるが、沢木の含蓄に富む言葉と相手への真摯な態度が、人々の頑なな心を溶かしていく。

登場人物・キャラクター

沢木 (さわき)

小田原市に住む元高校教師で、倫理社会を教えていた男性。妻を亡くし、定年後は一人で暮らしており、少しボケ始めている。ソフト帽、丸メガネ、スーツに蝶ネクタイという格好で、リュックサックを背負う。毎日朝6時過ぎから散歩を始める。行き先は決まっておらず、時にはまちがいで浜松まで行ってしまうこともある。現役の頃は、喜怒哀楽がなく生徒と距離を置く教師だったらしい。また、「タクボク」先生というあだ名で呼ばれていた。

クレジット

原作

伴茶 彰

書誌情報

徘徊先生 2巻 小学館〈ビッグ コミックス〉

第1巻

(2021-02-26発行、 978-4098608508)

第2巻

(2021-06-30発行、 978-4098610709)

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