概要・あらすじ
最強の勇者として魔王を倒した勇者のラウル・エヴァンスは、世界の救世主として称賛されるはずだった。しかし、私利私欲を貪る貴族たちは、彼らの権力が勇者によって脅かされると考えた。貴族たちの陰謀により、仲間や家族を殺害され、ラウル自身もその罪を着せられ、処刑されてしまう。1年後、愛の女神の力によってラウルは蘇生を果たし、同時に闇の力を身につける。そしてラウルは、彼を処刑したクルツ王国の王女、ヴィクトリアのもとに再び姿を現す。ラウルは、彼の家族や仲間を傷つけた兵士たちを残酷な方法で殺害し、それを命じた貴族たちにも残虐な復讐を始めようとするのだった。
登場人物・キャラクター
ラウル・エヴァンス
最強の勇者として魔王を倒した元・勇者の男性。貴族たちから自分たちの権力を脅かすと怖れられ、処刑されてしまう。死後「始まりの場所」と呼ばれる場所で愛の女神によって蘇生する。仲間と家族を殺し、自分を処刑したクルツ王国の貴族や神官たちに激しい恨みを抱いており、全員に残酷な方法で復讐しようとしている。転生の際には、生前には封印されていた闇の力を与えられた状態で蘇生し、絶大な暴力を振るうようになっている。外見上は、厳しい審美眼を持つヴィクトリア王女からも認められるほどの美貌の持ち主。
愛の女神 (あいのめがみ)
「始まりの場所」と呼ばれる場所に存在する女神。もともとは別の世界の人間だったラウル・エヴァンスを転生させ、人間を救おうとしていた。同時に、ラウルに対しては異常とも言えるほどの深い愛情を抱いている。女神たちのルールに反することは知りつつも、復讐を望むラウルを蘇生する。
ヴィクトリア
クルツ王国の王女。残忍で傲慢な性格の持ち主。美しいものが好きで、自分自身がこの世で最も美しいと信じている。一般市民や自分の部下には極めて冷酷。自分の子供を玉座につかせ、最高権力を握ろうという野望を持つ。ラウル・エヴァンスを自分の夫にしようとするが、拒絶されたことで彼を処刑している。
クレジット
- 原作
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斧名田 マニマニ
- コンテ
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半次
- キャラクター原案
-
荒野
書誌情報
復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する 13巻 集英社〈ヤングジャンプコミックス〉
第7巻
(2022-06-17発行、 978-4088923536)
第8巻
(2022-11-17発行、 978-4088925233)
第9巻
(2023-03-17発行、 978-4088926568)
第10巻
(2023-08-18発行、 978-4088928579)
第11巻
(2023-12-19発行、 978-4088931029)
第12巻
(2024-04-18発行、 978-4088931999)
第13巻
(2024-10-18発行、 978-4088934679)