快傑ライオン丸

快傑ライオン丸

戦国時代を舞台に、日本制服を企む悪の大魔王・ゴースンを相手に、師匠から金砂地の太刀を受け継いだ獅子丸が、「忍法獅子変化」によってライオン丸に変身し、ゴースンの野望を食い止めるべく闘う物語。同名のテレビアニメのコミカライズ作品。

正式名称
快傑ライオン丸
ふりがな
かいけつらいおんまる
原作
作画
ジャンル
アクション
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概要・あらすじ

時は戦国時代。大魔王ゴースンが日本への侵略を開始。己の死を悟った忍者・果心居士は、弟子の獅子丸に金砂地の太刀を託し、打倒ゴースンを命じる。獅子丸は刀の力を使った忍法獅子変化で獅子面の剣士・ライオン丸に変身。仲間の小助沙織、そして天馬ヒカリ丸とともに、ゴースンの送り込んでくる魔人たちを次々と討ち果たしていく。

そして戦いが熾烈を極める中、獅子丸の前に現れたのは、かつてない強敵で、銀砂地の太刀を持つ虎面の剣士・タイガー・ジョーであった。

登場人物・キャラクター

獅子丸 (ししまる)

戦乱で両親を失い、果心居士によって育てられた青年。剣の腕は素晴らしいが、非情になりきれない面を持つ。金砂地の太刀の封印を解き、刀身を鞘走らせながら「忍法獅子変化」と唱えることで、獅子の頭をした剣士・ライオン丸へと変身することができる。必殺技はライオン飛行斬り。 後にライオン飛行返しも編み出した。

果心居士 (かしんこじ)

インドで修行し、バラモンの秘術を会得したと言われる忍者。獅子丸たちの育ての親にして師匠でもある。大魔王ゴースンの送り込む刺客によって殺される運命であることを予見し、獅子丸には金砂地の太刀、沙織には小太刀、小助には笛を形見として託した。死後は魂の存在としてヒカリ丸に宿っている。

小助 (こすけ)

果心居士の弟子。獅子丸と同様に両親を戦乱で亡くし、果心居士に育てられた。思ったことをストレートに口に出す性格。果心居士から形見として横笛をもらった。横笛を吹くことで、天馬ヒカリ丸を呼び出すことができる。

沙織 (さおり)

果心居士の弟子の女忍者。獅子丸、小助と同じく戦災孤児で、果心居士に育てられた。仲間思いの優しい性格の持ち主だが、戦いになると男勝りの勇敢さを見せる。果心居士からは形見として小太刀をもらっている。

ヒカリ丸 (ひかりまる)

『快傑ライオン丸』に登場する白馬。体に翼が生えており、空を飛ぶことができる天馬。小助の持っている横笛を吹くことによって、どこからともなく現れる。実は死んだ果心居士の魂が宿っている。

ゴースン

日本を制服しようと配下の魔人たちを送り込む。その正体はかつてインドで果心居士とともに修行した七人のうちの一人である豪山。巨大神変化の術を会得している。また、金砂地の太刀と対をなす銀砂地の太刀を所有しており、後に虎錠之介に銀砂地の太刀を与えた。

虎 錠之介 (とら じょうのすけ)

剣の達人でゴースンの部下。ライオン丸の投げた太刀からゴースンをかばって片目を失うが、その働きを認められ、ゴースンから銀砂地の太刀をもらう。以後、銀砂地の刀の力で、虎の姿をした剣士・タイガー・ジョーに変身して闘う。ライオン丸の必殺技・ライオン飛行斬りを破るなど、強敵として立ちはだかる。 一方で、何度も闘ううちにライオン丸との間に奇妙な友情のようなものが芽生えていく。

デボノバ

『快傑ライオン丸』に登場する魔人。ゴースンの口から生み出された幹部級の魔人で、分身魔王とも呼ばれる。ゴースンの代わりに魔人を率いて獅子丸たちを襲う。度重なる失敗の責任を問われ、ついには ライオン丸に直接戦いを挑んでくる。

ネズガンダ

『快傑ライオン丸』に登場する魔人。ネズミのような顔をしている。武器は手裏剣を弾丸代わりに飛ばす二丁拳銃。デボノバの命令にも従わず、強盗に襲われた旅人を助けたり、怪我をしている獅子丸を見逃したりするなど、魔人らしからぬ態度で獅子丸を油断させる。

トビムサシ

『快傑ライオン丸』に登場する魔人。細身のレイピアである南蛮剣の使い手で、素早い動きで敵を斬りつける。ライオン丸との初対戦時は痛み分けに終わったが、その後の特訓で飛剣いなずま斬りを会得して、再戦に臨む。ライオン丸のライオン飛行斬りと真っ向からぶつかり、自身は脳天を斬られ絶命するも、金砂地の太刀を真っ二つに折ることに成功した。

ガマウルフ

『快傑ライオン丸』に登場する魔人。本名は猪俣蟇衛門。果心居士とともにインドに渡った七人のうちの一人。果心居士の書いた覚え書を狙って獅子丸たちの前に姿を現した。人間態の時は大きな蟇の背に乗っており、蟇の吹く泡によって魔人へと変身する。毒霧で相手の動きを封じる毒霧縛りの術を使う。

得心居士 (とくしんこじ)

果心居士の兄弟弟子。金砂地の太刀を折られ窮地にあった獅子丸たちを救った。バラモンの秘法を用いて折れた金砂地の太刀を修復する。その際に肉体を失うこととなるが、精神は正義の心となって金砂地の太刀に宿った。

桃雲斉 (とううんさい)

甲斐の国鷹取城の軍師。果心居士らとインドに渡った七人のうちの一人。豪山の兄で、兄弟で銀砂地の太刀を授かったが、修行中に失明してしまう。ゴースンの秘密を聞きに来た獅子丸たちと面会している最中にゴースンに襲撃され、獅子丸にゴースンの弱点を教えたところで息絶えた。

その他キーワード

ライオン飛行斬り (らいおんひこうぎり)

『快傑ライオン丸』に登場する技。ライオン丸の必殺技で、飛び上がって空中から敵を両断する。一度はタイガー・ジョーに破られるも、たてがみを回して滞空時間を長くすることで相手の攻撃の間を外す、ライオン飛行返しという強化バージョンに進化させている。

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