東京エイティーズ

東京エイティーズ

大学時代の友人の死の知らせを聞いた青年が、学生の時に過ごした青春時代に想いを馳せる。回想形式で各時代の恋物語を描く恋愛青春漫画。「週刊ビッグコミックスピリッツ」2003年7号から2005年45号にかけて連載された作品。2004年には、本作『東京エイティーズ』を原作とするWEBドラマ『横浜エイティーズ』も制作された。

正式名称
東京エイティーズ
ふりがな
とうきょうえいてぃーず
漫画
原作
ジャンル
恋愛
関連商品
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あらすじ

広告代理店「電報堂」に勤める真壁純平は、幸せな家庭を持ち、近々課長への昇進も決まっており、周囲からは順風満帆な人生を送っているように見られている。しかし本人はどこか人生の空しさを感じながら日々を送っていた。そんなある日、大学時代の同級生で元恋人の森下愛から一本の電話が入る。その内容は、大学時代の友人だった村木力也がサーフィン中に事故死したというものだった。話を聞いた純平は、儚い青春時代である20年前に想いを馳せる。

メディアミックス

WEBドラマ

2004年10月より、本作『東京エイティーズ』を原作とした、長江俊和監督によるWEBドラマ『横浜エイティーズ』が配信された。ゼネラル・プロデューサーは山崎宇充、企画・チーフプロデューサーは高瀬一弘が担当している。主なキャストは真壁純平役を上口耕平、森下愛役を上良早紀、前田裕司役を速水もこみち、仙道留美役を木南晴夏が演じている。

登場人物・キャラクター

真壁 純平 (まかべ じゅんぺい)

早稲田大学商学部を卒業後、広告代理店に就職し、のちに大手広告代理店「電報堂」に勤めこととなったる男性。早稲田大学の入試で森下愛のカンニング現場を目撃し、それを告発しようとしたが、愛から「なんでもする」と迫られ、その日の内にホテルで肉体関係を持った。これにより、実質的にカンニングを黙認した「共犯」となった。その後、ともに大学生活を送る中で本格的に愛に好意を抱き、恋人関係になったが、結局大学4年生の時に別れてしまった。 高校時代はテニス部に所属しており、静岡県大会ベスト4まで進んだ実力者でもある。

真壁 公平 (まかべ こうへい)

真壁純平の弟。純平が大学生の時は高校生で、純平のエロ本の隠し場所から付き合っていた彼女のことまで何でも知っている。純平の友人にも気兼ねなく接して、年上の村木力也に酌をさせるなど、肝が据わった人物。

真壁 恭子 (まかべ きょうこ)

真壁純平の妻。純平が大手広告代理店「電報堂」に転職して担当するようになった、取引先の宣伝部長の娘。お見合いに近い形で引き合わされ、その3年後に結婚することとなった。純平は最初から性格が合わないと思っており、また真壁恭子に見下されていると感じていることもあり、夫婦の仲は冷え切っている。

森下 愛 (もりした あい)

大学時代の真壁純平の同級生の女性で、早稲田大学商学部に通っていた。大学入試でカンニングをしたことを純平に目撃され、その口封じとして自分の処女を差し出した。その後は早稲田大学商学部に無事合格し、純平とともにキャンパスライフを送っていた。大学入試時は地味な見た目だったが、キャバクラで働くようになったことを機にイメチェンし、大学入学時には友人の前田裕司からも「顔面偏差値70越え」と言われるほどの美女となっていた。 父親から借金の肩代わりに売りとばされそうになったことがあり、そのことがトラウマとなっている。

森下愛の父 (もりしたあいのちち)

森下愛の父親。愛が小学5年生の時に妻とは死別しており、その後は男手一つで愛を育てた。愛にとっては優しい父親だったが、柿沼に借金をしてしまったために追い込まれ、愛の身体を柿沼に譲渡しようとして彼女の心に大きな傷を負わせた。また、その時に経営していた小さな工場を倒産させている。

前田 裕司 (まえだ ゆうじ)

大学時代の真壁純平の同級生の男性で、早稲田大学商学部に通っていた。早稲田大学へは二浪の末に合格した苦労人。コミュニケーション能力に長けており、見知らぬ人にも気軽に話しかけることができる。その反面軽い印象も持たれがちで、純平からは「遊んでそうだな」と思われていた。実際にナンパが得意で、顔もいいためそこそこモテる。実は暴走族「横浜紅蓮隊」の初代総長で、喧嘩は滅法強い。 大学在学時は純平たちと青春を謳歌し、大学卒業と同時に当時からの婚約者であった仙道留美と結婚した。現在は商社に勤めており、海外を飛び回る忙しい生活を送っている。

前田 賢一 (まえだ けんいち)

前田裕司の兄。自分の家柄、そして前田裕司の父の期待に恥じることのないエリート街道を突き進んでいたため、裕司はずっと前田賢一と比較されていた。将来的には父親の経営している会社を継ぐことが決まっている。

前田裕司の父 (まえだゆうじのちち)

前田裕司の父親。会社の経営者で自分の家柄に誇りを持っており、暴走族だったこともある裕司については、あまり快く思っていない。裕司を叱る時は怒鳴ったり、暴力も振るうなど、しつけに対しては非常に厳しい人物。

前田裕司の母 (まえだゆうじのはは)

前田裕司の母親。前田裕司の父とは異なり、裕司に対しては理解もあり心優しい性格の女性。しかし、家庭内では夫に逆らえず、裕司のことを完全には守りきれていない。

仙道 留美 (せんどう るみ)

前田裕司の妻で二児の母。かつてフェリス女学院大学に通っており、当時から裕司とは婚約を交わしていた。結婚するまで純潔な体のままでいるという、今時珍しい古風な考え方の持ち主。ただし、読者モデルを務めていたほどの美人でスタイルも抜群ということもあって、言い寄ってくる男性も少なくはなかった。ちなみに最後の一線は超えてはいないものの、キスの経験はある。

村木 力也 (むらき りきや)

大学時代の真壁純平の同級生の男性で、早稲田大学商学部に通っていた。高校の時はこっぴどいイジメを受けていた元いじめられっこ。そのため、大学でも最初はサークル「早稲田シーガルズ」の先輩たちにいじられていた。「ブルーラグーン」のアルバイトで行った沖縄でサーフィンを経験したことを契機にサーファーを志す。それからは猛練習を重ねて技術を向上させ、サーファーが集まる湘南エリアでは顔の知れたサーファーへと成長。 その後もサーフィンをずっと続けていたが、40代の時にサーフィンによる事故で死亡している。

美村 聖子 (みむら せいこ)

大学時代の真壁純平の同級生の女性で、早稲田大学商学部に通っていた。実家が税理士事務所のため、会計の勉強をするという目的で商学部を受験した。実家では働いている親の代わりに自分で料理をすることが多いこともあり、料理は得意。好きな男性には尽くすタイプで、純平の部屋に上がり込み料理を作るなど猛アプローチをしていたが、その恋は結局実らなかった。 現在は結婚して2人の娘をもうけている。

加奈衣 雪 (かない ゆき)

真壁純平が高校時代に付き合っていた女性。当時は純平の所属していたテニス部のマネージャーで、純平とはクラスメイトでもあった。容姿端麗で気立ても良かったためクラス内での人気も高かったが、実は週末は東京に出て原宿で踊り明かしていたタケノコ族。シンナーを吸ったりと非常に素行が悪く、純平がいるにも関わらず浮気もしていた。結果的に純平にそのことがバレてしまい、振られている。

斎藤 (さいとう)

加奈衣雪の学生時代にパトロンをしていた男性。職業は医者。雪に入れ込んでおり、学費や住居に至るまですべての世話をしている。妻とは見合い結婚で、その妻も家を空けることが多いため家庭は冷め切っている。

日比野 (ひびの)

大学時代の真壁純平の友人の男性で、早稲田大学政治経済学部に通っていた。サークル「早稲田シーガルズ」に所属しており、とにかく先輩に目をつけられないよう、波風を立てないように過ごしていたが、実は大の女好き。

榎戸 (えのきど)

大学時代の真壁純平の同級生の男性で、早稲田大学に通っていた。低身長で眼鏡をかけた真面目そうな外見の青年だが、実は麻雀が何よりも好きで、純平たちとは頻繁に雀荘に通っていた。とにかく麻雀を打てれば何でもいいという考えで、そのためであれば自分と接点のない藤木一郎に話しかけるなど、変な社交性を発揮することもある。

桜井 伸治 (さくらいしんじ)

大学時代の真壁純平の同級生の男性で、早稲田大学商学部に通っていた。前田裕司の第一志望の会社の面接に現れており、ラグビー部での経験から体育会系ならではの元気の良さを主にアピールしていた。ラグビー部ではレギュラーにはなれなかったが、そのぶん学業で努力しており、成績では優を21個も取っている。

今橋 透 (いまはし とおる)

大学時代の真壁純平の友人の男性で、早稲田大学政治経済学部に通っていた。前田裕司の第一志望の会社の面接に現れており、3年次に英検1級を取得したことや、成績で優を27個も取ったことをアピールしていた。面接対応をした人事が思わず頷くような具体的な経営戦略眼を持つなど、非常に理知的な人物。

藤木 一郎 (ふじき いちろう)

サークル「早稲田シーガルズ」に所属していた男性で、真壁純平の2つ上の先輩にあたる。サークル活動に積極的で、特にテニスが上手くただ試合をしているだけで黄色い声援が飛ぶほどの色男。卒業後はマスコミを希望していたが、最終的に商社に就職することとなった。

瀬島 久美 (せじま くみ)

サークル「早稲田シーガルズ」に所属していた女性で、真壁純平の1つ上の先輩にあたる。合宿で優しい言葉で純平に近づき、一緒の布団で寝るように誘い込んだところを他のサークル員に見せ、純平を笑いものにしていた。青木という彼氏がいるが、彼氏のことは「そこまで好きではない」と語っている。

河田 タクロー (かわだ たくろー)

早稲田大学に通っていた男性で、真壁純平の2つ上の先輩にあたる。前田裕司とは小学生の頃からの友達で、裕司いわくワガママな性格。音楽サークル「ジミヘン研究会」に所属しており、幹事長を務めていた。

柳沼 (やぎぬま)

早稲田大学理工学部に通っていた男性。音楽サークル「ジミヘン研究会」に所属しており、当時は留年を繰り返して早稲田大学の6年生だった。しかし、本人はそれを気にすることなく「サークルとバイトに精を出していたらいつの間にか6年生になっていた」と語っている。それでもサークル員からはバカにされることなく、逆に尊敬すらされているカリスマ性のある人物。

長瀬 美奈 (ながせ みな)

大手広告代理店「電報堂」に勤める女性。真壁純平の部下であり、不倫相手。純平が部長と話している場でも、構わず携帯電話で話すなど配慮が足りない面がある。また、嫉妬深い一面を持ち、家族サービスという理由で純平に会えなくなると露骨に機嫌が悪くなる。だが、それでも純平に対し「奥さんと離婚をしろ」と迫ったことは今まで一度もない。

中村 (なかむら)

大手広告代理店「電報堂」に勤める男性。真壁純平の部下で、長瀬美奈の同期。美奈が酔っぱらった時に、純平と不倫していることを聞き、その後、裏でコソコソと純平と美奈の関係をしゃべって回っている。コネ採用組で、仕事はあまりできない。

常務 (じょうむ)

真壁純平が大手広告代理店「電報堂」に入社する前に勤めていた広告代理店で、常務だった男性。純平が就職活動をした際に面接を担当し、わざわざ面接が終わってから自分のことを待っていた純平に心を打たれその場で採用を言い渡した。その後は会社の吸収合併の煽りを受けてリストラされた。のちに自分で広告制作会社を立ち上げたが、脳卒中で亡くなっている。

川脇 (かわわき)

大手広告代理店「電報堂」の部長を務めていた男性。真壁純平が大学4年生の就職活動の際に、「電報堂」の面接担当をしていた。その際、面接であまり手ごたえを感じられなかった純平から「どこが駄目でしたか?」と聞かれて理由を明確に説明した、面倒見のいい人物。

宝田 (たからだ)

美村聖子の就職先である、税理事務所に勤める男性。聖子のことを気に入り、食事に誘うなど積極的なアプローチを仕掛けていた。しかし、結局聖子が他の男性と付き合うことになったため、その甲斐むなしく男女の関係となることはなかった。

倉知 (くらち)

森下愛の高校時代の先輩男性。愛が早稲田大学に入学した後、久しぶりに再会したが、キャバクラのアルバイトを始めて見た目も派手になっていた愛に対し、「変わっていない」と笑っていた。愛の過去についても詳しく知っており、真壁純平に対して過去の詮索はしない方が良いとアドバイスをした。現在は外科医となっている。

アキミツ

近藤の後輩の男性。森下愛がアルバイトをしているキャバクラで知り合い、愛に好意を抱く。愛から「カンニングの事実を他の学生に言いふらさないよう真壁純平を追い込んでほしい」という依頼を受け、仲間を引き連れて純平に暴力を振るっていた。

近藤 (こんどう)

暴走族「横浜紅蓮隊」に所属する男性。男女関係なく容赦のない暴力を振るう危険人物。人の追い込み方に長けており、自分が目を付けたターゲットは誰であろうと主に暴力を使って自分の意のままにしている。しかし、チーム内では評判が悪く、前田裕司には「性格が悪い」と言われている。

早瀬 真澄 (はやせ ますみ)

森下愛の働いていたキャバクラで、ママを務めていた女性。愛のことは可愛がっており、ブランド物のバッグや靴を持たせて住居であるマンションも提供していた。愛の面接も担当しており、その時に愛の目を見て過去に地獄を経験していると見抜き、その経験がキャバ嬢として活きると考えて採用した経緯がある。

大竹 (おおたけ)

森下愛の働いていたキャバクラに通っていた男性。愛のことを異様に気に入っている得意客だが、政治家という自分の職業を笠に着て、店でさまざまな無礼を働いている。特に愛にはセクハラまがいのことを繰り返しており、わざと愛に水をこぼしてドレスを拭こうとするなど、下心丸出しで接している。

柿沼 (かきぬま)

金融業を営む元銀行員の男性。森下愛の小さな頃からの知り合いだが、森下愛の父に金を貸し付け8000万円以上の借金をさせていた。そして、その借金の返済代わりに当時高校2年生だった愛の身体を自由にしていいという条件を結んでいたが、当の愛からは拒絶されている。

角丸 慎吾 (かくまる しんご)

学生ツアー組織「ブルーラグーン」の幹事長を務めている男性。普段はニコニコしているが、心の底では新規のアルバイトを自分のためにこき使い、ツアー先で女性参加者を抱くことしか考えていない悪人。また、早稲田大学の学生を騙っているが実際は三流大学出身で、そこも退学している。

桜井 (さくらい)

学生ツアー組織「ブルーラグーン」に所属する男性。早稲田大学出身ではない。新規のアルバイトに「学生ツアーの仕事をしていれば女には困らない」などと吹き込み、やる気を出させる役割を担っている。美人の彼女がいる。

フルケン

角丸慎吾の知り合いの男性。女性を落とす手腕にかけては右に出る者がいないことから、別名「コマシのフルケン」と呼ばれている。過去に六本木で美村聖子をナンパして一度だけ肉体関係を持ったことがあるが、「妊娠した」と言われたため、その後は音信不通になっている。

ミキ

青山学院女子短期大学に通っていた女性。「ブルーラグーン」が主催している沖縄への学生ツアーの参加者。最初は「ブルーラグーン」でアルバイトをしていた真壁純平を気に入っていたが、「ブルーラグーン」の先輩にこき使われる純平を見て徐々に嘲笑するようになっていく。

マスター

沖縄で飲食店を経営している男性。「ブルーラグーン」でタダ同然で働かされている上にまともな宿泊施設も与えられていない真壁純平たちを気の毒に思い、宿泊施設を提供した。「ブルーラグーン」の角丸慎吾は、平気でツアー客に手を出すということから快く思っていない。元ヒッピー。

工藤 健哉 (くどう けんや)

暴走族「横浜紅蓮隊」の二代目総長を務めていた男性。「ブルーラグーン」から慰謝料という名目で金をだまし取られそうになっていた真壁純平たちを助けに現われた。初代総長である前田裕司のことを尊敬しており、将来はビッグになって欲しいと考えている。

金丸 秀人 (かねまる ひでと)

暴走族「横浜紅蓮隊」に所属していた男性。前田裕司が総長をしていた時に特攻隊長を務めていたイケイケ精神の持ち主で、裕司からの信頼も厚かった。しかし、裕司と一緒にいる時にチンピラに喧嘩を仕掛けた際、相手に太ももを刺されてしまい、裕司の前で出血性ショックのため死亡している。

金丸秀人の母 (かねまるひでとのはは)

金丸秀人の母親。秀人が死んだ後、そのことについて詫びに来た前田裕司のことを許し、秀人がどれだけ裕司のことを尊敬し好感を抱いていたかを伝えた。その際、裕司が秀人のような末路を迎えないよう、「ヤンチャはやめるんだよ」と更生を促している。

石川 (いしかわ)

医者の男性。医者の集まるパーティなどで、女性を見定め、気に入った相手は片っ端から自分のものにするという不良中年。抱いた女性のヌード写真を撮るのが趣味で、併せてその相手がどんな女性だったかという日記もつけている。時には強姦まがいの写真を撮影することもある。

集団・組織

早稲田シーガルズ (わせだしーがるず)

早稲田大学にあるサークルで、真壁純平が所属していた。活動内容は主にヨットやテニス。近隣では有名なミーハーサークルで、新歓コンパの時期になると早稲田大学内の学生だけではなく、有名女子大の学生も参加するほどの人気を誇っている。

ブルーラグーン

学生向けのリゾートツアーの案内をする学生ツアー組織。親会社は「新千代田観光」。幹事長は早稲田大学に通っていた角丸慎吾が務めている。定期的にアルバイトを募集しているがただ働き同然で、組織も新規で入ってくるアルバイトをいいようにこき使っている。

ジミヘン研究会 (じみへんけんきゅうかい)

早稲田大学にある音楽サークル。学内でも伝統あるサークルで、サークル専用の部屋も存在している。ただし、その部屋は伝統相応に使い込まれており汚い。客人が来ていても構わず叫び散らし楽器を演奏することをやめないなど、一癖も二癖もあるメンバーがそろっている。一方でメンバー個々の実力は高く、演奏技術はプロ顔負けのレベル。

場所

ナバーナ

真壁純平が大学生時代に初めて行った、六本木にあるサーファー系ディスコ。伝説のディスコとして名高い「キサナドゥ」が改装してできた、当時最も流行っていたディスコ。純平がチークタイムで森下愛と踊りたがっていたが、結局人混みに飲まれて流された結果、美村聖子と踊ることとなった。

イベント・出来事

カップラーメンダービー

サークル「早稲田シーガルズ」の合宿で行われる恒例行事。1年生の男子学生が強制参加となる、カップラーメンの早食い競争で、先輩たちはそれを見て賭けの対象として楽しむというもの。賭ける側は1位と2位を一口100円の連勝方式で買うこととなっている。

早稲田祭 (わせださい)

早稲田大学で開催される文化祭。真壁純平の学生時代は、学生のお祭りを超越して東京を代表するイベントの1つとして有名だった。サークル「早稲田シーガルズ」の出し物はクレープ屋だったが、純平たちは独自に音楽サークル「ジミヘン研究会」と協力し、生演奏で客が踊れるというディスコを開いていた。

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