武装ポーカー

武装ポーカー

賞金首となっているガンマン同士が、互いの命を懸けたポーカー勝負をする西部劇サスペンス。心理的なかけひきを導入した作品。荒木飛呂彦のデビュー作。第20回手塚賞準入選作(1980年)。

正式名称
武装ポーカー
ふりがな
ぶそうぽーかー
作者
ジャンル
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概要・あらすじ

舞台は西部開拓時代のアメリカ。凄腕のガンマンであるドン・ペキンパーは、自分と同じく賞金首の男・マイク・ハーパーと酒場で出会い、ポーカーで勝負を始める。負けがこんできたドン・ペキンパーだったが、ある手札をきっかけに、一発逆転を狙って「互いの拳銃」を賭けた勝負を提案する。敗北と同時に身を守る手段が無くなる勝負に、周囲にいた賞金狙いの無法者たちの注目が集まる。

登場人物・キャラクター

ドン・ペキンパー

開拓時代のアメリカ西部に生まれる。凄腕のガンマンだが、「生まれながらの悪人」と言われる人物。それゆえに1万ドルの賞金首となっており、多くの者に命を狙われている。トランプのカード捌きにも長け、指で弾いたカードを山に当てて、連続でAを4枚出すという芸当を見せている。

マイク・ハーパー

ドン・ペキンパーと命懸けのポーカー勝負をする男。彼と同じく賞金首であり、拳銃の腕前もほぼ互角。カード勝負ではドン・ペキンパーを凌ぐ強さを見せる。

保安官 (ほあんかん)

本作の語り部。作中に名前は登場しない。ドン・ペキンパーと顔見知りで、彼とマイク・ハーパーの勝負の一部始終を目撃する。勝負の当時はまだ保安官ではなく、物乞いをして生きる酒浸りの男だった。

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