アウトロー・マン

アウトロー・マン

1982年、まだ「荒木利之」名義の頃に発表された荒木飛呂彦のデビュー二作目の短編作品。一作目『武装ポーカー』に続いての西部劇漫画。本作品は元原稿が紛失しており、長らく単行本未収録の「幻の作品」的存在だった。2004年、掲載雑誌よりデジタル復刻され、『愛蔵版 ゴージャス・アイリン 荒木飛呂彦短編集』に収録された。

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アウトロー・マン
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概要・あらすじ

その首に賞金を掛けられた青年が一人、愛馬を駆って荒野を逃亡している。彼を追跡するのはピンカートン探偵社の凄腕の男達。みるみる距離を縮められていくが、青年もまた驚くべき状況分析力を発揮し、追跡者の手をかわしていく。

登場人物・キャラクター

青年 (せいねん)

名称不明。キャメロンという愛馬を駆り、荒野を逃亡する青年。理由は不明だが、その首には賞金が掛けられており、ピンカートン探偵社の男達から命を狙われている。自然環境やその場の状況、動物の動き等から追跡者の状況を読み取る、高い観察眼の持ち主。また射撃にも長けており、幼さの残るその容貌からは想像できないほどの高いサバイバル能力を発揮する。

ピンカートン探偵社の男A (ぴんかーとんたんていしゃのおとこ)

名称不明。眉無しの鬚面、サスペンダーを着用しているのが特徴。賞金首の青年を追跡するピンカートン探偵社の四人組の一人。常に集団の先頭を走り、的確な指示を出すリーダー格の男。逃亡者の痕跡を見逃さず、足跡の様子から相手の状況を読み取る凄腕の追跡者。

ピンカートン探偵社の男B (ぴんかーとんたんていしゃのおとこ)

名称不明。尻尾付きの毛皮帽子と丸い黒眼鏡が特徴。賞金首の青年を追跡するピンカートン探偵社の四人組の一人。スコープ付きの特別製ライフルを使用し、目視不能な遠距離から賞金首の青年を攻撃する。

ピンカートン探偵社の男C (ぴんかーとんたんていしゃのおとこ)

名称不明。上を向いた鼻、隙間だらけで見た目ファスナーのような歯が特徴。賞金首の青年を追跡するピンカートン探偵社の四人組の一人で、一番の下っ端。他のメンバーからの命令で賞金首の青年を逆尾行していたが、賞金の独り占めを企み、単独で待ち伏せする。

集団・組織

ピンカートン探偵社 (ぴんかーとんたんていしゃ)

実在したアメリカの私立探偵・警備会社。19世紀に営業を開始。リンカーンの身辺警護等で名を馳せ、現在もスイスの警備会社の一部門としてその名を残している。政府の仕事からスト破りの警護まで手広い業務を行っており、その中の一つにお尋ね者の追跡も含まれていた。本作品では賞金首である主人公を追跡する役割で登場。リーダー格の男、黒眼鏡の男、スキ間歯野郎に加え、黒ずくめの衣装で左目に傷のある男の計四人がいる。

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