将国のアルタイル

将国のアルタイル

ルメリア大陸はバルトライン帝国とトルキエ将国、港湾都市国家や花の都共和国などが、それぞれ独自の文化文明を築きながら併存する架空の世界。その大陸の覇権を狙って動き出す帝国に対し、主人公が決死の覚悟で立ち向かって行く一大戦記ロマン。

正式名称
将国のアルタイル
作者
ジャンル
歴史もの一般
レーベル
シリウスKC(講談社)
巻数
既刊19巻
関連商品
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概要

トルキエ歴75年、帝国歴451年、白砂糖月(シエケル)、後にメルリアナ大戦と呼ばれる戦火を引き起こす高度に政治的な事件が起こった。そのとき初めて将軍会議(デイワーン)に参加することになった主人公犬鷲のマフムート将軍が、若き希望の星となって帝国の侵略を阻む活躍を描く、壮大なストーリー。

登場人物・キャラクター

主人公

12年前の戦争で母親を亡くし、5歳でカリル将軍に拾われる。放鷲術(ヨル)を得意とするトゥグリル族出身だが、故郷は12年前の戦争で焼け野原になった。その記憶がマフムートに戦争を忌避させ、戦争を止めるため... 関連ページ:犬鷲のマフムート将軍

14歳で十人隊長(ユキ・バシュ)を勤め、19歳で十三将軍(ヴェズイール)に昇り詰めた青年。主人公のマフムートが十三将軍に任命されたとき、彼は8年先んじてその任に就いていた。毒薬に限らず物質の調合、錬成... 関連ページ:毒薬のザガノス将軍

12年前の戦争を止められなかった当時から十三将軍(ヴェズイール)であった退官間近の人物。優しげな好々爺然とした風貌に、「君」「ボク」といった優しげな口調の穏健派。12年前の戦争で孤児となったマフムート... 関連ページ:大都市のカリル将軍

バルトライン帝国大臣の1人であり、帝国が大陸の覇権を狙って各国に侵略戦争を仕掛ける裏の立役者でもある。小姓より早く起き、遅く寝ては、アルメリア大陸の地図を空で描き、皇帝に献上する毎日。帝国を「餓えた怪... 関連ページ:ビルヒリオ・ルイ

バルトライン帝国の皇帝。ビルヒリオ・ルイの活躍の前で影の薄い皇帝である。それもその筈、領土を広げるための軍事予算を捻出するので精一杯のバルトライン帝国は、常に貧窮している有様で、それをルイ家の財産が度... 関連ページ:ゴルドバルト11世

帝国エルルバルデス領の女公爵であり、皇帝ゴルドバルト11世の姪に当たる。ルイの策略に従い何かとトルキエ将国の障害になっていたのは、自領が北方の厳しい自然環境の為に貧しく、凍死者を出すような有様であった... 関連ページ:レレデリク

帝国エルルバルデス領の女公爵レレデリクに使える側近。央海(セントロ)海戦では自ら帝国海軍央海艦隊艦長付副官として指揮を執った。レレデリクと志を同じくする、冷徹な女副官。さりながら、レレデリクと身分を越... 関連ページ:グララット・ベルルリック

バルトライン帝国ではなく、ルイ個人に雇われた赤蛇の剣(ロット・ウルム)の教団の1人。幾度も主人公マフムートを窮地に陥れながら破れているが、マフムートがトドメを刺さないばかりに執念深く付け狙う。ロット・... 関連ページ:エレノア

主人公のマフムートと同じトゥグリル族出身の青年で、ザガノス将軍の作った諜報組織の目と耳の長官(ギヨス・クラック・バシュカン)である。12年前の戦争が起こったとき、彼は花の都(フローレンス)共和国にいて... 関連ページ:黒翼のスレイマン

ルメリア大陸の南部に広がる央海(セントロ)を、東西に分つ要衝に位置する港湾都市国家燈台の都(ポイニキア)に住む、耳役(クラック)。また、ポイニキアの市長(カエサル)、アポロドロスの息子でもある。その父... 関連ページ:キュロス

央海(セントロ)では軍事・経済第一と言われる海の都(ヴェネディック)共和国、その海の都艦隊船団長(カピタン)を勤めるシルヴェストロ・ブレガの私兵部隊長。両親は10年前、彼が13歳のときにサロス(央海を... 関連ページ:アビリガ

海の都(ヴェネディック)共和国艦隊の船団長(カピタン)であり、ブレガ商会の長官でもある。央海(セントロ)だけでなく大陸各地と通商国交する央海12都市国家にあっては、商品を運ぶ商人たち自らが自衛のために... 関連ページ:シルヴェストロ・ブレガ

海の都(ヴェネディック)共和国の元首(ドージェ)。帝国によって陥落したポイニキアとは友邦であり、二国間同盟を締結していた。しかし、例え相手が帝国であっても今後も通商公約を交わさねば、貿易国家であるヴェ... 関連ページ:アントニオ・ルチオ

トルキエ将国十三将軍(ヴェズイール)の1人。毒薬のザガノス将軍を「成り上がり者」と称し、自らが名門の出であることに誇りを持っている青年。トルキエ将国と、四将国の両方を信じ愛した結果が、主人公マフムート... 関連ページ:水門のサルジャ将軍

商業都市国家銀色の都(アルギュロス)の商人、バフラーム商隊(キャラバン)の娘。唯一の肉親である父親を亡くしたため、アルギュロスでの商業許可証である手形(ズアーツク)を有した手形商(ゴースチ)であるにも... 関連ページ:ニキ

20年前、東の大国大秦から商業都市国家銀色の都(アルギュロス)へやって来た老齢の大秦人。大秦と通商する商隊(キャラバン)を招待しては故郷の話を聞くのが趣味。ニキの父親とは特に親しくしていて、ニキに請わ... 関連ページ:ワン・イーシン老師

ムズラク将国(四将国の1つ)の北、国境を接するウラド王国の大臣(ヴォイヴォード)であり、国王の第4王女でもあり、また耳役(クラック)でもある少女。厳格な鎖国体制のウラド王国にあって、対トルキエ将国交渉... 関連ページ:マルギット

古代ポイニキア帝国の末裔であるウラド王国の国王。同盟と交易を重視したため古代ポイニキア帝国は衰退した、と持論を唱えるが、央海(セントロ)では、その同盟重視の政策は賞賛の的だ。400年前、バルトライン帝... 関連ページ:ジグモンド3世

バルトライン帝国元老。真っ白な蓬髪、小柄な体躯、そして車椅子に頼らざるを得ないご老体。戦争推進派筆頭であるルイに最後まで反対し続けた穏健派である。常備軍を削減し内政の充実に向けることを皇帝に進言するも... 関連ページ:エイゼンシュテイン公爵

バルトライン帝国の軍の最高責任者。「帝国の歴史は侵略の歴史、侵略によって貧困を清算して来た」と言うルイの持論を、自分も若い頃はその栄光を信じて疑いもしなかった、今はそんな時代ではない、と言う。だが、エ... 関連ページ:ピノー陸軍大将

央海(セントロ)の西、島の都(リゾラーニ)共和国の人間で黄金号(オーロ)の船長。央海では、第一の商業都市である海の都(ヴェネディック)共和国の主導の元「私掠船による帝国艦船への海賊行為を黙認する」との... 関連ページ:アマデオ・ゴッカネクラ

花の都(フローレンス)共和国は美の都。国民は自らが文化・芸術・流行の中心であると言う自負があり、美意識が異常に高い。カテリーナはそのフローレンスで3年続けて選出された女大統領である。大陸各地から集う芸... 関連ページ:カテリーナ・デ・ロッシ

城塞都市天上の都(チェロ)共和国の国家元首。1200年前、ポイニキア帝国末期に建てられた救貧院だったころの名残りで、ここの国家元首は院長(ディレクトル)と呼ばれる。その伝統は今も生き、助けを求めて訪れ... 関連ページ:カルバハル院長

場所

トルキエ将国

国土の殆どを砂漠と草原に覆われた遊牧民の土地であり、世界の富の9割がそこを通ると言われる商隊の街道(キャラバン・カラヨル)と海の街道(デニズ・カラヨル)とが交差した、交通の要衝が位置する商業国家でもあ... 関連ページ:トルキエ将国

バルトライン帝国

75年前、バルト地方、ライン地方の全てを征服し尽くして拡大はいったん終息を迎えた。そのとき、ゴルドバルト11世の父王エルドライン1世は、歴代皇帝が受け継いで来た、征服者であるバルト地方ゴル王家出身の皇... 関連ページ:バルトライン帝国

花の都共和国

国民投票で選出される1年任期の大統領(ゴンファロニエレ)が統治する都市国家で、まわりを肥沃な平野と丘陵地に囲まれた農業国。自由と芸術を愛するフローレンスの有力者たちは世界各国から集めた様々な分野の匠を... 関連ページ:花の都共和国

燈台の都共和国

ルメニアナ大陸の南に広がる央海(セントロ)。この央海を東西に二分する要衝に位置するポイニキアは、太古の昔より央海航路の中心であり、かつて央海全域を1800年に渡って支配し、大陸においてもその文化の影響... 関連ページ:燈台の都共和国

海の都共和国

軍事・経済共に央海(セントロ)随一と言われる、干潟の上に作られた人工島の都市国家。この都を運営するのは共和国会(コンシーリオ)への参加資格を有する共和貴族(ノービレ)であり、この共和貴族による投票で選... 関連ページ:海の都共和国

央海12都市国家

央海(セントロ)に面した12の有力な都市国家の総称。このうちの1つ、燈台の都(ポイニキア)がバルトライン帝国の手により陥落。更に帝国艦隊と海の都(ヴェネディック)商船団によるポイニキア沖海戦が勃発し、... 関連ページ:央海12都市国家

金色の都共和国

大ポイニキア運河のほぼ北端に位置する商業都市国家。東西ルメリアナの接点に位置する、大陸における東方交易の一大拠点であり、3人の大商人による合議制で運営される「商人のための国家」である。この国で商売をす... 関連ページ:金色の都共和国

ウラド王国

ムズラク将国の北に国境を接する北限の王国。400年前の建国以来、鎖国制度を貫いており、出入国の厳しさと不法侵入者への苛烈な処置では大陸随一と言われる。国民皆兵制度を取り、農閑期に訓練を積んで有事に備え... 関連ページ:ウラド王国

ルメニアナの心臓地方

3000年前、世界の半分を支配した古代ポイニキア帝国が発生した場所であり、その誇りから、帝国解体後も地域住民たちは永くルメニアナ大陸全土の心臓(クォーレ)を自称して来た。物語の現時点では、独立不覊の小... 関連ページ:ルメニアナの心臓地方

天上の都共和国

1200年前、この地に建てられた救貧院が前身の、福祉制度が整った共和国。その財源として、南ルメリアナ南部には喜捨(カリダッド)という習慣が生きていて、裕福な者が貧しい者や公共施設に寄付することが奨励さ... 関連ページ:天上の都共和国

書誌情報

将国のアルタイル 既刊19巻 講談社〈シリウスKC〉 連載中

第1巻

(2008年4月発行、 978-4063731125)

第2巻

(2008年8月発行、 978-4063731309)

第3巻

(2008年12月発行、 978-4063731484)

第4巻

(2009年3月発行、 978-4063731675)

第5巻

(2009年8月発行、 978-4063731859)

第6巻

(2010年2月発行、 978-4063762105)

第7巻

(2010年9月発行、 978-4063762341)

第8巻

(2011年1月発行、 978-4063762488)

第9巻

(2011年8月発行、 978-4063762723)

第10巻

(2012年4月発行、 978-4063763263)

第11巻

(2012年9月発行、 978-4063763584)

第12巻

(2013年3月発行、 978-4063763843)

第13巻

(2013年10月発行、 978-4063764246)

第14巻

(2014年4月発行、 978-4063764550)

第15巻

(2014年12月発行、 978-4063765120)

第16巻

(2015年7月発行、 978-4063765533)

第17巻

(2016年3月9日発行、 978-4063765991)

第18巻

(2017年1月17日発行、 978-4063906738)

第19巻

(2017年6月23日発行、 978-4063907155)

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