永世乙女の戦い方

永世乙女の戦い方

女流棋士の女子高生、早乙女香が主人公。小学生の時に出会った、最強女流棋士の天野香織を追いかけて、将棋の世界を邁進する香の姿を描く。華麗で残酷な女流将棋界を描いた、将棋バトル漫画。小学館「ビッグコミックスペリオール」2019年第10号より連載を開始。

正式名称
永世乙女の戦い方
ふりがな
えいせいおとめのたたかいかた
作者
ジャンル
将棋
レーベル
ビッグ コミックス(小学館)
巻数
既刊11巻
関連商品
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概要・あらすじ

出版社に勤める女性編集者の支倉は、自社主催の将棋大会の見学にやってきた。大会名は「マイナビ女子オープン」。女流棋士のタイトル戦だった。まったく将棋を知らない支倉だったが、会場に張り詰めた重い空気に圧倒される。彼女は、特に一人の少女の打ち方に心を奪われた。少女は、すごく綺麗な打ち方をしていたが、終盤は獰猛で冷徹な表情で相手にとどめを刺した。「負けました」という言葉で勝負が終わる「切ない」世界に魅入られた支倉は、対局を終えた少女に思わず声をかける。自分でも何をしたいのか、よくわからない支倉は「好きです」「打ち方が素敵で」「かっこいい」など、唐突な言葉を投げかける。そんな支倉に少女は、将棋は「打つ」ではなく「指す」と言うのだ、と笑って応える。観戦してくれたことにお礼を言って、少女はその場を立ち去った。少女の名は、早乙女香。17歳の女子高生で、女流棋士初段だった。香は、幼い頃自分に将棋を教えてくれた、最強女流棋士の天野香織に憧れ、彼女を追いかけて将棋の世界に入った。香織は幼い香に、「10年経ったら自分は死んでいる」と告げた。そんなわけで、香は10年以内に香織に追いつき捕まえないといけないのだ。そんな香の前に、次々と強敵が立ちはだかる。将棋指しは負けたら死ぬ、大なり小なり心が死ぬのだ。勝つしかない、香は自分にそう言い聞かせ、女流将棋界を戦い抜いていく。

登場人物・キャラクター

早乙女 香 (さおとめ こう)

17歳の高校2年生で、女流棋士初段。幼い頃に、最強女流棋士の天野香織と出会い、将棋の道へ入る。「私をつかまえてみてね」という香織の言葉に、10年以内に香織に追いつく約束をする。四六時中将棋のことばかり考えており、学校に遅刻することもしばしば。温厚な性格だが、勝負のときは人格が変わる。また、天野香織の悪口にも過剰なぐらい反応し、攻撃的になる。

支倉 (はせくら)

出版社勤務の女性。クロスワードパズルを作成する部署にいる。将棋バカの上司に言われ、自社開催の将棋大会「マイナビ女子オープン」を見学。そこで、美しい指し方をする少女の早乙女香に心を奪われ、将棋に興味を持つようになる。

クレジット

監修

香川愛生女流三段

書誌情報

永世乙女の戦い方 11巻 小学館〈ビッグ コミックス〉

第1巻

(2019-09-30発行、 978-4098604005)

第2巻

(2020-02-28発行、 978-4098605514)

第3巻

(2020-07-30発行、 978-4098606849)

第4巻

(2021-01-29発行、 978-4098608416)

第5巻

(2021-06-30発行、 978-4098610679)

第6巻

(2021-11-30発行、 978-4098611911)

第7巻

(2022-05-30発行、 978-4098613427)

第8巻

(2022-12-28発行、 978-4098614905)

第9巻

(2023-06-29発行、 978-4098617302)

第10巻

(2023-12-27発行、 978-4098626274)

第11巻

(2024-07-30発行、 978-4098627813)

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