溺れる吐息に甘いキス

溺れる吐息に甘いキス

上司と部下の関係から、次第に恋人同士へと変わっていく2人をリアルに描いたオフィスラブストーリー。各話タイトルには、登場人物である湯川亨がその話中に発したセリフがそのまま引用されている。「プチコミック」2013年8月号から2015年4月号にかけて掲載された。

正式名称
溺れる吐息に甘いキス
ふりがな
おぼれるといきにあまいきす
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
フラワーコミックス α(小学館)
巻数
既刊5巻
関連商品
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概要・あらすじ

長らく同棲していた恋人と別れた優木陽菜は「誰でもいいから」と、とりあえずお見合いに臨む。だが、待ち合わせ場所にいたのは「鬼の湯川」と恐れられている自分の上司、湯川亨だった。陽菜は湯川のことをどうしても上司以上の存在として見ることができず、勇気を出して「お見合いはなかったことにして下さい」と告げる。だが、思いがけず湯川の優しさに触れるうち、だんだんと湯川に惹かれ始めていく。

登場人物・キャラクター

優木 陽菜 (ゆうき はるな)

イベント会社に勤める女性。将来的に結婚するのだろうと考えていた、5年間同棲していた彼氏と別れてしまい、係長の口利きでお見合いをすることになる。その相手が幸か不幸か、上司である湯川亨だった。会社での仕事ぶりは「良くも悪くも優等生」で一生懸命に業務をこなすが、全体的に不器用である。しかし、湯川にはそんな姿が好ましく映っている様子。 お見合いがきっかけとなり、今まで怖い上司としてしか見ていなかった湯川に対する印象が少しずつ変化していく。

湯川 亨 (ゆかわ とおる)

優木陽菜と同じイベント会社に勤める男性。役職は主任で、陽菜の直属の上司。社内では「鬼の湯川」と恐れられており、向かうところ敵なしの勢いで数々の業務実績を着実に積み上げている。普段は標準語だが、実は京都出身であり、気がゆるんだ時にふと京都弁が出ることがある。仕事上、取引先との付き合い酒が多いものの、アルコールに弱いため密かに苦労をしている。 学生時代、居酒屋でアルバイトをしていた経験があり、料理の手際が良い。

友近 (ともちか)

優木陽菜と同じイベント会社に勤める女性で、陽菜の同僚。残業を頼まれてもうまくかわす、要領のいい性格。女性社員に定番の甘いお菓子などは苦手で、仕事の合間によく一服している愛煙家。相手が誰かは伏せているが、社内で訳あり恋愛中。

朝倉 浩治 (あさくら こうじ)

優木陽菜が勤めるイベント会社の得意先である「Aコンサルティング」の跡取り息子。次期社長の椅子を約束されており、将来を期待する両親から熱心にお見合いを勧められている。しぶしぶ受けたお見合いで知り合った陽菜を気に入り、ここぞとばかりに猛アプローチをかけるが、湯川亨によってことごとく阻止されてしまう。目の上のたんこぶのような存在の湯川を疎ましく思ってはいるものの、彼の仕事ぶりは高く評価している。

係長 (かかりちょう)

湯川亨と優木陽菜の上司で、同じイベント会社に勤める男性。決して「ノー」と言えない気弱でおっとりとした性格。マネジメント能力や仕事の手腕は部下である湯川よりもはるかに劣っているが、部下が優秀なおかげで会社からはそれなりに評価されている。

千田 菜摘 (せんだ なつみ)

優木陽菜が勤めるイベント会社の得意先である「Aコンサルティング」に入社したばかりの女性。きわめて優秀な人材で、次期社長である朝倉浩治から直々にヘッドハンティングされた。湯川亨の大学時代のアルバイト仲間で、付き合って同棲していたことがある。湯川と別れたことを強く後悔しており、よりを戻そうと密かに画策している。

仁司 (ひとし)

優木陽菜の元彼氏。5年間も同棲していた陽菜に対し、一方的に別れを切り出して去って行った。しかし、のちに陽菜と別れたことを悔やみ、偶然を装って待ち伏せをしたり、帰宅途中の陽菜の後をつけたりと、ストーカーまがいの行動を取るようになる。

書誌情報

溺れる吐息に甘いキス 5巻 小学館〈フラワーコミックス α〉

第1巻

(2013-12-10発行、 978-4091356994)

第2巻

(2014-05-09発行、 978-4091360632)

第3巻

(2014-09-10発行、 978-4091362667)

第4巻

(2015-02-10発行、 978-4091367747)

第5巻

(2015-07-10発行、 978-4091371003)

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