社外取締役 島耕作

社外取締役 島耕作

弘兼憲史の代表作「島耕作」シリーズの第9作目にあたる作品で、『相談役 島耕作』の続編。半世紀にわたって在籍していた総合電機メーカー「テコット」の相談役を退いた島耕作が、大手塗装会社「UEMATSU塗装工業」の社外取締役として、これまでの経験を活かして活躍する姿を描いたビジネス漫画。本作は『課長 島耕作』や『ヤング 島耕作』で見られたような、ドロドロした人間ドラマが中心に描かれているが、2022年ロシアのウクライナ侵攻など、時事ネタも引き続き取り入れられている。講談社「モーニング」で2022年17号から連載の作品。

正式名称
社外取締役 島耕作
ふりがな
しゃがいとりしまりやく しまこうさく
作者
ジャンル
サラリーマン
レーベル
モーニング KC(講談社)
巻数
既刊3巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

主人公

キャラクター紹介『島耕作シリーズ』の主人公。1947年9月9日生まれ。1970年に大手電器メーカー初芝電器産業に入社した団塊世代のエリート。派閥争いに巻き込まれて左遷されることも多いがそれを糧に変える... 関連ページ:島 耕作

植松 権兵衛 (うえまつ ごんのひょうえ)

UEMATSU塗装工業の会長を務めている男性。年齢は75歳。山形県の中学校を卒業後に上京したのち、一代でUEMATSU塗装工業を起業し、塗装業界No.3にまで押し上げた。自信家で行動力も備えたワンマン気質で、社外取締役たちから会社の経営に関して助言されることを快く思っていない。しかし、過去の実績から島耕作のことは高く評価しており、彼がUEMATSU塗装工業の社外取締役に選ばれた時は、警戒しながらも一定の信頼を寄せていた。最近、植松権兵衛自身の衰えを自覚しており、1年以内に後継者を育成して、自らは身を引こうと考えている。そんな中、人柄はいいものの統率力に欠ける長男の植松圭介か、優秀だが野心が強い婚外子である剣持松男のどちらを次期社長にするかを思い悩み、この問題を解決するために島をはじめとした社外取締役の意見を求める。

関連

島耕作シリーズ (しまこうさくしりーず)

大手電機メーカー初芝電器産業に務める島耕作が課長から社長へと昇進して活躍する約30年間を描いた弘兼憲史の代表的シリーズ作品。初期はサラリーマンの悲哀、オフィスラブを中心にした物語だったが、出世するにつ... 関連ページ:島耕作シリーズ

書誌情報

社外取締役 島耕作 3巻 講談社〈モーニング KC〉

第1巻

(2022-10-21発行、 978-4065294345)

第2巻

(2023-04-21発行、 978-4065315033)

第3巻

(2023-10-23発行、 978-4065333273)

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