ヤング 島耕作

ヤング 島耕作

経済大国へ向かって躍進を続ける一方、浅間山荘事件やオイルショック、連続企業爆破事件など闇の部分も深かった日本の1970年代を背景に、大手電機メーカー、初芝電器産業に入社した、肩書のない若き日の島耕作を描く。「島耕作」シリーズの一作で、物語は『ヤング島耕作 主任編』へと続く。「イブニング」2001年9月号から2006年3号まで連載された。

正式名称
ヤング 島耕作
ふりがな
やんぐ しまこうさく
作者
ジャンル
サラリーマン
レーベル
イブニングKC(講談社)
巻数
全4巻
関連商品
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概要・あらすじ

あらすじ 

第1巻 

1970年4月に初芝電器産業に入社した島耕作は、系列販売店での販売実習に励んでいた。そんなある日、耕作はショップのチーフが、いらなくなった家電を川に投げ入れている事実を知る。耕作はこの事を営業主任に報告するが、営業主任は耕作の言葉に耳を貸さない。そんな二人の会話を聞いていた課長の中沢喜一は、主任の事なかれ主義をとがめる。そして中沢は、企業は作る責任と廃棄する責任を同時に負わなければならない時代がやがて来ると力説し、主張を曲げないようにと耕作を後押しする。後日、耕作が川に家電を投棄しようとしたチーフと揉めていると、そこに初芝電器産業の会長、吉原初太郎が姿を現す。(エピソード「いい日旅立ち」) 

耕作は、本社販売助成部の野外広告課に配属され、ベテラン女性社員の中井から仕事のレクチャーを受けていた。終業後、耕作は中井と飲みに行き、酔い潰れた彼女を部屋まで送る事になったが、そこに中井と不倫関係にある大迫課長が現れる。それから1か月後、パーティのエスコート役を中井に頼まれた耕作は、ダンスを踊りながら、中井から、会社を辞めて大迫と結婚する事になったと告げられるのだった。(エピソード「さよならはダンスの後に」) 

野外広告課から制作課に移った耕作は、初芝電器産業のノベルティ、ハツシバ坊やの担当になる。ハツシバ坊やは、吉原会長に直接頼まれた国分という職人が、20年間作り続けてきたものだった。だが、山室主任が新たなハツシバ坊やをコンペで決めようと言い出し、そのコンペでは山室に色々な便宜を図っているK企画が選ばれる事となった。耕作が国分にコンペの結果を連絡すると、国分は引退を口にするのだった。(エピソード「今は幸せかい」)

浅間山荘事件のテレビ中継に社内が夢中になる中、書類倉庫に行った耕作は、そこで交わっている男女に遭遇。女性は特許部の重田律子であった。それから3日後、耕作は彼女と偶然出会い、ラブホテルに誘われる。以降、二人は律子のアパートで頻繁に会うようになるが、ある時、彼女は耕作に自分が連合赤軍である事を打ち明ける。それを聞いた耕作は彼女を見過ごせず、会社を辞めるよう促すのだった。律子が会社を去った1か月後、彼女は逮捕される事となり、耕作は律子が自分にあてた手紙を警察から手渡される。(エピソード「いちご白書をもう一度」) 

初芝電器産業の高卒社員は、大卒社員より優れていると高く評価されていたが、頭が固い者も多かった。寮生活を送る耕作と同室の川嶋実もそのタイプで、彼は能力もないのに要領よくやっている人間が、出世していく社会に不満を抱いていた。耕作がそんな川嶋に麻雀を勧めると、彼は凄まじい勢いで性格を変貌させていく。(エピソード「そっとおやすみ」)

社内カレンダー制作で、写真界の重鎮、松田恒樹の撮影に立ち会う事になった耕作は、いい写真を撮るためとはいえ、高価な撮影素材を、自分勝手に扱う松田の行動に疑問を持つ。アシスタントの姫野はそんな松田の下で働く事に耐えられなくなり、田舎に帰ってしまう。(エピソード「悲しき街角」)

耕作は、会議で部長の榊原康夫の間違いを衆目の中で指摘してしまう。それを井尻課長にメンツと人間関係は何より大事だと叱咤され、耕作は落ち込むが、そんな彼をスナックのママ、真央は、リラックスが必要だと自分の部屋に誘う。(エピソード「よろしく哀愁」)

忘年会を兼ねた初芝の販売助成部の小旅行で、耕作は幹事を務める事になった。宴会は滞りなく進めたものの、お座敷ストリップを野球拳に変えろとの部長命令が飛び出すなど、耕作は大いに疲弊する。その夜、温泉に向かった耕作は、間違えて女湯に入ってしまう。(エピソード「野球拳」) 

新入社員の城田登は縁故入社であり、エリートばかりの社内で、自分の無能さに悩んでいた。耕作に、そんなに嫌なら辞めた方がいいと助言された城田は、地元の名士である父親と口論になって殴られてしまう。追い詰められた城田は上司を殴り、飛び降り自殺を図る。(エピソード「さよならをするために」)

第2巻 

初芝電器産業の販売助成部では、柴山リサーチ社の柴山に、ソラー電機の助成物の裏入手を頼んでいた。しかし、島耕作は自社の助成物もソラー電機に渡っている事に気づき、それが柴山の仕業ではないかと本人を問いただす。しかし柴山には、零細企業は仕事を選ぶ事ができないと、頑なな態度を取られてしまう。困惑する耕作に対し、営業課長の中沢喜一は発想を転換し、助成物ができたら事前に交換するパイプを作ればいい、と問題を解決してしまう。(エピソード「狙い撃ち」) 

ロック歌手のジョーン・ニプルスのアテンドとして選ばれた耕作と町村は、ホテルの会食の席に着いた。だがその途中、ジョーンと町村は席を外してどこかに消えてしまう。彼らを探して周辺を回った耕作がレストランに戻ると、二人はすでに席に戻っていた。あとで耕作がどこに行っていたのか町村に尋ねると、彼女は何食わぬ顔で噓をつくのだった。(エピソード「今夜は踊ろう」)

カリスマ活動家だった先輩の三雲浩に誘われて労組活動の集会に出た耕作は、学生時代から何も成長していない三雲を論破してしまう。その夜、スナックのママ、真央の部屋にいた耕作のもとに、いきなり三雲が訪ねて来る。後日、悩んでいる様子の真央は、5年付き合っている三雲と最近関係がうまくいっていない事を耕作に告白する。(エピソード「翳りゆく部屋」) 

会社の寮を出て、一人暮らしを始めた耕作は、見覚えのあるとなりの住人が誰だったかを思い出す。彼は学生時代にアルバイトしていた焼肉屋のシェフ、次田で、客に出す肉に唾を吐いている事を耕作がオーナーに告げたせいで解雇された男だった。耕作に気づいた次田は、耕作につきまとって金をたかるようになる。そんなある夜、耕作は次田が数人の柄の悪い男達に連れ去られるのを目撃する。(エピソード「懺悔の値打ちもない」)

毎年行われる販売促進コンクールで山梨を訪れた耕作は、山梨ハツシバ販売の白井宅郎から、耕作の上司である種田係長に、去年料亭の勘定を払わされたという話を聞く。それを聞いていた小料理屋の女将は、芸者に顔が利くからリベンジしようと言い出す。翌日、種田は美人の芸者にアフターをせがまれて寿司屋へ向かうが、そこにはほかの芸者衆も待ち構えていた。(エピソード「ハイそれまでヨ」)

耕作は、大物写真家の松田恒樹のアシスタントを務める十津川剛の自宅に招かれる。だが、そんな彼の前で、十津川の妻が松田から預かった高価なゴルフクラブの七番アイアンを、誤って折ってしまう。その翌日、密かに差し替えられた耕作の七番アイアンを使った十津川は絶好調。結果的に十津川は自己ベストで優勝する事となる。耕作は七番アイアンを差し替えた事を詫びるものの、上機嫌の十津川は、耕作のクラブセットと自分のセットを交換してほしいと申し出る。(エピソード「悪口はやめて」) 

正月休みに帰郷した耕作は、母親から見合いをしてほしいと頼まれる。その相手は大学時代に一度気まずい出会い方をした内林恭子という女性だった。流れで恭子をドライブに誘った耕作は、当時より自信をつけた恭子にカーセックスに誘われ、これも何かの縁だとそれに応じるのだった。(エピソード「白い冬」)

第3巻 

樫村健三は同期の島耕作に、上司のいいところを勉強し、嫌われている部分を反面教師とするべきだと熱弁を振るう。その意見に感化された耕作は、嫌われ者の部長、榊原康夫にあえて接近を試みる。耕作に少しずつ胸襟を開いてきた榊原は、耕作を接待の場に連れて行くが、榊原は酩酊してしまい、耕作に孤独な胸の内を明かすのだった。(エピソード「ひとり寝の子守唄」)

初芝電器産業の受付嬢、阿部悦子は、社内中の注目を集める「高嶺の花」ともいえる女性だった。耕作はふとした事から彼女に好意を抱くようになるが、そんな彼のもとに「島耕作ファンクラブ第一回会合」の案内が届く。そのメンバーに悦子の名を見つけた耕作は、天にも昇る気持ちになるが、樫村のイタズラだと勘違いし、その場所には行かなかった。後日、悦子の友人から耕作は意外な事実を聞かされる。(エピソード「別れのサンバ」) 

販売助成部での花見の実行委員になった耕作は、3日前から場所取りを命じられていた。そこで、同じく場所取りをしていた大手銀行の運転手、石塚となかよくなる。そんな中、耕作はトイレに行ったスキにヤクザに場所を横取りされてしまう。耕作に同情した石塚は、所有の土地に咲く桜のもとに耕作を案内し、自分が癌に冒されている事を打ち明ける。翌日、耕作に連れられた販売助成部は、石塚と共に彼の桜の下で花見を楽しむのだった。(エピソード「花は遅かった」) 

1975年に起きた連続企業爆破事件の1年後、耕作は逮捕された重田律子が助成部で密会していた人物が誰なのかを探っていた。庶務課の剣崎良に目星をつけた耕作は、彼の不審な動きを怪しみ、律子が住む鳥取に向かう。剣崎は犯人グループとは関係なかったが、去年彼の机の中に時限爆弾の作り方の本を見つけたと語って懸念する律子は、耕作と共に東京へと向かう。その頃、剣崎はすでに自室で自爆死を遂げていた。遺体に手を合わせた律子は、自分のお腹の子の父親は剣崎だ、と耕作に告げるのだった。(エピソード「銃爪」)

営業本部長で常務取締役の四ツ木恭介から誘われ、耕作は四ツ木勉強会の若手メンバーが集うキャンプに参加する。夜も更け、肝試しで特許部の高橋江里子と組んだ耕作は、彼女からの積極的な誘いにより関係を持ってしまう。翌日、耕作は四ツ木が江里子に見棄てないでくれ、と泣きつく場面に遭遇してしまう。(エピソード「8月の濡れた砂」) 

銀座のクラブから会社に戻った耕作は、明日が定年だという営業本部の経理主任、藤倉から焼き鳥屋に誘われる。藤倉は明日の最後の挨拶で、不正請求伝票のコピーを公にすると息巻くが、耕作はやんわりと藤倉をなだめて思いとどまらせる。翌日、藤倉の挨拶は何事もなく終わったが、耕作は彼から不正の証拠を託されるのだった。(エピソード「ハチのムサシは死んだのさ」)

販売助成部が制作した社内カレンダーに、会長の吉原初太郎が難色を示した。この時、とっさに榊原部長が別のものと替えると言った事で、カレンダーの再制作が決定する。そこで仏像写真の第一人者に頼み込み、できあがったカレンダーは会長も満足し、どうにか年内配送の目途もつく。だが、再制作した事でカレンダーは値上げを余儀なくされたため、販売店は購入をためらい、売れ残りが大量に発生する。結局、売れ残りのカレンダーは無償で配布され、後日、耕作は会長から極秘で呼び出される。(エピソード「勝手にしやがれ」) 

第4巻 

初芝電器産業の販売助成部の新しい部長、宇佐美欣三は、部下に厳しいと評判の人物だった。次長の竹野は、東京営業所時代に部下だった宇佐美を「クン」付けで呼ぶが、宇佐美は島耕作と遠馬課長の目の前で竹野を叱責。宇佐美は腹心の福田敬三を次長として呼び寄せ、竹野を閑職の文書室へと追いやる。これにより、定年を待たずして竹野は退職を余儀なくされる。それからしばらく経ったある日、宇佐美はカラーテレビのロゴの変更に伴い、複数の書道家が書いたロゴを選ぶ事となる。(エピソード「恨み節」) 

耕作と高橋江里子が友達以上恋人未満の関係になり、1年が経っていた。そんなある晩、耕作は江里子から不倫相手の三田村次長が倒れたので、助けてほしいとの連絡を受ける。病院に駆けつけた耕作だが、三田村の妻は夫の浮気に気づいている様子だった。その後、江里子は離婚した三田村をあっさりふってしまう。(エピソード「危険な二人」) 

初芝電器産業でガス機器事業部の事業部長を務める神代正勝は、瞬間湯沸器「HGR-120」の月間販売記録を塗り替えた記念に、ゴルフコンペに参加していた。コンペの途中、幹事役の耕作に、兵庫県で「HGR-120」の不完全燃焼で死亡者が出たとの連絡が入る。それを聞いた耕作は神代に事故を伝えようとするが、宇佐美部長は伝える必要はないと言い放つ。コンペは無事終わるが、事故の被害は拡大し、神代は責任を取らされて降格処分となってしまう。罪悪感から神代を訪ねた耕作に、彼は宇佐美の行動は間違っていないと諭すのだった。(エピソード「わかって下さい」) 

主任研修のあと、樫村健三がセッティングした飲み会で、耕作は大学時代の後輩・岩田怜子と再会した。その後、積極的な怜子と定期的に会うようになった耕作は、ある日、江里子と技術本部の松宮課長が破局を迎えている場面に出くわしてしまう。後日、耕作は江里子に呼び出されて結婚を申し込まれるが、耕作はそういう付き合いではなかったはずだ、と彼女の申し出を断る。(エピソード「さらば恋人」)

技術本部の新製品開発課の主任、名倉大樹は、耕作の同期で出世頭だった。名倉が所属する中央研究所に赴いた耕作は名倉と飲み明かし、彼の恋人で在日二世の大学生、金洋子を紹介される。1か月後、耕作は名倉が無断欠勤していると知り、預かっていた合鍵で彼の部屋に入ると、そこにはハングル文字の本と乱数表が散乱していた。洋子の名前は大学の学生名簿には存在しておらず、名倉も忽然と姿を消していた。(エピソード「夜と朝のあいだに」) 

労働組合に参加した耕作は、商務部の糸賀昭夫と飲みに行ったところ、料亭から出て来た藤代専務と組合の長坂委員長に出くわしてしまう。暗い気分になった二人はおでん屋で飲み直すが、そこに糸賀の同棲相手であるかなえが破水したという報せが入る。元産婆だったという女将を伴い、糸賀は急ぎかなえのもとへ駆けつける。そして出産シーンに感激した糸賀は、かなえにプロポーズするのだった。翌日、耕作は藤代専務から呼び出される。(エピソード「積み木の部屋」)

登場人物・キャラクター

主人公

キャラクター紹介『島耕作シリーズ』の主人公。1947年9月9日生まれ。1970年に大手電器メーカー初芝電器産業に入社した団塊世代のエリート。派閥争いに巻き込まれて左遷されることも多いがそれを糧に変える... 関連ページ:島 耕作

初芝電器産業の創始者、初代社長、初代会長。町工場を大手電器メーカーへと育てた「経営の神様」と呼ばれる日本経済界の正真正銘のカリスマ。自分の一言に、出世を狙う役員や社員が過剰に反応するため、自分の本意で... 関連ページ:吉原 初太郎

初芝電器産業の販売助成部部長時代に部内に総合宣伝課を新設し、島耕作を課長として迎える。珍しく派閥に属さない一匹狼で、その生き方は島耕作に影響を与える。バイクでケガをした不良少年を病院に運び、人生を諭し... 関連ページ:中沢 喜一

中井

初芝電器産業の販売助成部野外広告課に所属する35歳のベテラン女性社員。島耕作が最初に配属された課の先輩で、仕事に厳しく周りからは「オールドミス」などと言われ怖がられている。島と飲みに行って意気投合し、アパートまで送ってきた彼を誘惑する。

重田 律子

初芝電器産業の特許部所属。販売助成部の書類倉庫で行っていた密通を島耕作に見られ、口止め料としてホテルに誘う。その後も島と週に2~3回会う仲となる。付き合いを重ねるうち、自分が連合赤軍の残党であると告白するが、島に「黙って見過ごすことができない」と言われ会社を辞めることになる。

写真家。日本写真家協会の理事を務める写真界の重鎮的存在で、静物を撮らせたら右に出るものはいないと言われている。アシスタントを虫けらのように扱い、良い写真を撮るためにはどんな暴挙も厭わない。島耕作と一緒... 関連ページ:松田 恒樹

真央

島耕作の住んでいた寮の近くのスナック「魔王」のママ。仕事で悩む島をリラックスさせようと、彼を自分の部屋へと誘って以降、肉体関係が続く。一方で、最近は冷たくされているが5年の付き合いになる三雲浩という男性がいる。

城田 登

初芝電器産業の販売推進部に配属された新入社員。父親はハツシバ系列販売会社では関東トップクラスの社長。縁故入社で、五流大学卒の自分の能力のなさに苦しんでいる。地方の名家の長男が会社を辞めて実家に戻ることは世間体が悪くて絶対できないと、日々思い悩んでいる。

三雲 浩

初芝電器産業部品事業部総務部法務課の社員で島耕作とは同じ大学の2年先輩にあたる。旧財閥系の銀行頭取の息子。学生運動のリーダー的存在だったが、現在も寮内では学生時代と変わらぬイデオロギーを語っている。労組活動に島を勧誘するが、半ば論破された恰好となり、以後は島に敵意を抱く。

島耕作が学生時代にアルバイトをしていた、麻布十番の焼き肉店「幸楽」でシェフをしている30代半ばの男性。人間性は最低で、元大阪の暴力団組織にいたと自称し、何かにつけてアルバイト店員たちを威嚇。自分がファ... 関連ページ:次田

十津川 剛

松田フォトスタジオ、チーフアシスタント。島耕作を慕いカニ鍋に招待するが、その際に師匠である松田恒樹の高価な7番アイアンを彼の妻が誤って折ってしまう。松田の恐ろしさを知る彼はクビになることを恐れ、島に助けて欲しいと懇願する。

初芝電器産業の販売助成部部長で、東大時代は筋金入りの学生運動家だった。同期の出世頭だが、ねちっこく部下を叱るため嫌われている。社内カレンダー決定の席では、吉原初太郎会長の差し替え提案を無理を承知で聞き... 関連ページ:榊原 康夫

阿部 悦子

初芝電器産業の受付嬢で、ミスワールドの関東代表にも選ばれた美女。あまりにも高嶺の花すぎるため男性が声をかけるのをためらい、実は孤独な女性。密かに島耕作に想いを寄せており、島も阿部悦子に好意を寄せていたが、切ないすれ違いが生じてしまう。

石塚

大手三友銀行の支店長付きの運転手で、もうすぐ定年を迎える60歳の男性。島耕作とは花見の場所取りで知り合い意気投合する。ヤクザに場所を奪われてしまった島に、自分の所有地の桜の下で花見をするよう勧める。

剣崎 良

初芝電器産業の総務部庶務課所属の男性。重田律子と昭和43年入社の同期。島耕作に、連続企業爆破事件で逮捕された連合赤軍の残党である重田と倉庫に一緒にいた男性ではないかと疑われる。剣崎良は、東アジア反日武装戦線のどのグループにも属していなかったが、時限爆弾の本を所持していた。

高橋 江里子

初芝電器産業の特許部所属の若い女性。一人の男とだけ付き合うのは好きじゃないと公言する「翔んだ女性」。島耕作とは不定期に会う付き合いを続けながら、社内の年上男性とも関係を持つ。これまでは男性をあっさりと切り捨ててきたが、突然そんな関係が嫌になったと、島を屋上に呼び出す。

初芝電器産業の取締役で、初芝電器産業が町工場時代からの生え抜き。出世に貪欲。吉原初太郎が急死した現場に居合わせたことを利用し、密かに島耕作を使いインサイダー取引によって私腹を肥やした。バー「ぎやまん」... 関連ページ:宇佐美 欣三

初芝電器産業ガス機器事業部事業部長。瞬間湯沸かし器「HGR-120」の月間販売記録を塗り替えた記念の、初芝電器産業販売助成部やクライアントのお偉方を招いたゴルフコンぺで責任者を務めた。コンペ最中に「H... 関連ページ:神代 正勝

初芝電器産業の次期社長候補大泉裕介の秘蔵っ子。将来は社長になると目されていた優秀な社員で島耕作も一目置いている。岡山出身。明るく社交的で如才ない性格。島耕作と樫村健三島耕作とは大学時代からの同期で、同... 関連ページ:樫村 健三

島耕作の妻。大学のサークルで知り合った島耕作と結婚し、一女島奈美をもうける。仕事への理解はあるが、勝気な性格。出会いと結婚島耕作と同じ早稲田大学の英語研究会「ESS」に1年生の時に入部。3年生だった島... 関連ページ:島 怜子

初芝電器産業技術本部の新製品開発課主任。東京都町田市の山奥にある中央研究所に勤務している。研究者として高く評価されており、同期の中では一番早く主任になった。島耕作とは大学時代のサークル「ESS」で4年... 関連ページ:名倉 大樹

集団・組織

初芝電器産業

『島耕作シリーズ』に登場する架空の企業。島耕作が勤めている日本最大手の電器メーカーで、カリスマ経営者吉原初太郎が町工場から育て上げた。初代社長吉原初太郎、第2代社長木野穣、第3代社長苫米地功、第4代社... 関連ページ:初芝電器産業

関連

島耕作シリーズ

大手電機メーカー初芝電器産業に務める島耕作が課長から社長へと昇進して活躍する約30年間を描いた弘兼憲史の代表的シリーズ作品。初期はサラリーマンの悲哀、オフィスラブを中心にした物語だったが、出世するにつ... 関連ページ:島耕作シリーズ

書誌情報

ヤング島耕作 全4巻 講談社〈イブニングKC〉 完結

第1巻

(2003年4月22日発行、 978-4063520279)

第2巻

(2004年1月22日発行、 978-4063520552)

第3巻

(2005年2月23日発行、 978-4063520989)

第4巻

(2006年2月23日発行、 978-4063521399)

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