耳をすませば 幸せな時間

耳をすませば 幸せな時間

1995年に宮崎駿監督により映画化された、柊あおいの『耳をすませば』の続編。月島雫が中学3年の夏休みに体験した、不思議な出来事を描く。「りぼんオリジナル」1995年8月号に掲載された作品。

正式名称
耳をすませば 幸せな時間
ふりがな
みみをすませば しあわせなじかん
作者
ジャンル
ファンタジー
レーベル
りぼんマスコットコミックス(集英社)
関連商品
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概要・あらすじ

月島雫は高校受験のために大好きな読書を禁止することを考えたが、どうしても本断ちができずにいた。そんなある日の帰り道、雫は空から降って来た1枚の綺麗な羽に興味を持つ。この羽について意見を聞こうと地球屋にいる西司朗を訪ねた雫は、そこで鳥の翼を見つける。その翼は、死を運ぶ鳥と言われるゴイサギが置いていったものだと聞かされ、雫は自分が拾った羽がその翼のうちの1枚であったことを知り胸騒ぎを覚える。

そんな雫の前に1匹の猫ルナが現れ、彼女を猫の図書館へと誘うのだった。

登場人物・キャラクター

月島 雫 (つきしま しずく)

茶色いショートヘアの中学3年生の女子。明るい性格で友達も多く、天沢誠司とは恋人同士。本を読むことが大好きで、よくファンタジー小説を読んでいる。ゴイサギの羽を1本拾った後、西司朗から「ゴイサギの翼は死を運ぶ翼」と教えられて胸騒ぎを覚え、バロンに相談しようと探し回った末に猫の図書館に辿り着く。

天沢 誠司 (あまさわ せいじ)

瞳の大きなショートヘアの中学3年生の男子。月島雫の恋人で、雫と同じく読書が大好き。西司朗が営んでいる地球屋によく出入りをしている。中学卒業後にどこの高校に行くのかは、雫にも知らせていない。

夕子 (ゆうこ)

ロングヘアでそばかすのある中学3年生の女子。月島雫とは友達で、雫と天沢誠司の仲を優しく見守っている。天沢がどこの高校に進学するかも知らない雫に対し、「遠くに行っちゃうよ」ともっと天沢のことに興味を持つよう釘をさす。

西 司朗 (にし しろう)

顎と口の上に白いひげを生やした老年の男性。天沢誠司の祖父であり、月島雫とも交流がある。ある日の夜に自分の羽を売りに来たゴイサギに対して、人形に着せるための羽織を売ったことを雫に話す。

バロン

地球屋に置かれている置物。燕尾服にマントを着け、シルクハットをかぶった猫の姿をしている。普段は動かないが、月島雫とともにいる時には二足歩行し、話すこともできる。猫の図書館にいるムタからは「ジッキンゲン男爵」と呼ばれている。猫の図書館で雫と再会し、彼女にゴイサギの翼の秘密を告げる。

ルナ

細身で鋭い顔立ちをした黒猫。月島雫がゴイサギの翼の存在に悩んでいる時に猫の図書館に行くことを薦め、雫を猫の図書館に案内することになる。

ムタ

全体的に白く片耳だけ黒い猫で、猫の図書館の館長を務めている。人間の月島雫よりもずっと大きい。人間であることを理由に雫の入館を一度は断るものの、バロンの知り合いということで特別に入館を認める。

ゴイサギ

夜行性で鋭いくちばしを持った鳥。翼の羽は黒から青、青から白へとグラデーションがかかっている。自由を求めて地球屋にやって来て、西司朗に対して翼を売りたいと交渉を持ち掛けた。その翼の内の1本の羽を月島雫が偶然拾うこととなる。

場所

地球屋 (ちきゅうや)

西司朗が営んでいるアンティークショップで、孫である天沢誠司や恋人の月島雫がよく足を運んでいる。店の棚にはバロンの人形が置かれている。

猫の図書館 (ねこのとしょかん)

月島雫がゴイサギの翼のことを知るためにルナに連れられて訪れた図書館で、ムタが館長を務めている。たくさんの本が並んでいるため、雫はやって来た目的を忘れてつい読書にふけってしまった。

前作

耳をすませば (みみをすませば)

図書カードに書かれた名前しか知らない相手に惹かれていく中学生の女の子と、その周囲の人々の恋模様を描いた少女マンガ。続編として『耳をすませば 幸せな時間』と、スピンオフ作品として猫の男爵が登場する『バロ... 関連ページ:耳をすませば

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バロン 猫の男爵 (ばろん ねこのだんしゃく)

猫の国に迷い込んだ少女・吉岡晴を不思議な猫の人形バロンが助け出すファンタジーな物語。柊あおい原作の漫画『耳をすませば』からのスピンオフ作品。 関連ページ:バロン 猫の男爵

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