概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
芦沢 真理絵 (あしざわ まりえ)
双子の妹・鮎沢由梨絵と共に、「愛育園」という施設で育つ。ある日、施設で見た大学生たちの芝居に感銘を受け、将来は役者になることを夢見る。その後、5歳の時に芦沢家の養女となり、両親と共に幸せな日々を過ごす。高校卒業後は、上京して劇団「季節風」に所属。二作目にして主役に抜擢された後、劇団主宰と意見が合わずに独立。テレビドラマや映画で活躍する人気女優となる。ある日、突然訪問してきた由梨絵と20年ぶりに再会。ところが食事の用意をしている最中、由梨絵の不注意で顔に大火傷を負ってしまう。仕事に穴を開けられないため、マネージャーとも相談のうえ、由梨絵を身代わりにして自分は付き人に変装。沢田リエを名乗って現場に立ち向かうことになる。やがて由梨絵は、好き勝手に振る舞うようになり、高校時代からの恋人も寝取られた頃、真理絵は妹の本心に気づく。
鮎沢 由梨絵 (あゆさわ ゆりえ)
双子の姉・芦沢真理絵と共に、「愛育園」という施設で育つ。小さい頃から姉のものを自分のものにしてしまう癖があった。丘の上のお屋敷に住む裕福な家庭・鮎沢家に引き取られ、何不自由のない生活を送る。それから20年後、突然姉の真理絵の家を訪問。食事の用意をしている際、不注意で姉の顔に大火傷を負わせてしまう。仕事に穴を開けられないという姉の身代わりになることを自ら申し出る。それ以来、芦沢真理絵として振る舞うが、徐々に常軌を逸した行動をとるようになる。