雪にツバサ・春

雪にツバサ・春

同作者『雪にツバサ』の新シリーズ。主人公・翼(ツバサ)の高校進学以降の話に加筆・修正のうえ、タイトルを改めて単行本化された作品。現代の日本、北国のひなびた温泉街にある高校が舞台。不良だがいじめられっ子の超能力少年・翼(ツバサ)と、過去の出来事から声を失った女子高生・雪(ユキ)を中心に繰り広げられる青春ドラマ。冬に出会った二人が新しい季節を迎え、新しい関係を築き上げていく様子が見どころ。また、雪の悲しい過去やツバサの元親友との因縁なども明かされていく。講談社「週刊ヤングマガジン」2013年26号から2015年10号までの連載分に加筆・修正された。

正式名称
雪にツバサ・春
ふりがな
ゆきにつばさ はる
作者
ジャンル
青春
 
異能力・超能力
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

(つばさ)

ひなびた温泉街で、母と三人の妹と暮らす高校1年生の男子。いつもヘッドホンをしている。温泉卓球の小学生の部チャンピオンで、元サッカー少年団のエースストライカーでもあった。超能力の持ち主で、口のきけない女子高生・雪(ユキ)の心の声を聞くことができるため、ユキに助けを求められて仕方なく超能力を使うことが多い。居心地のよい学校の部屋で寝ていたところ、たまたまそこが超能力部だったことから、成り行きで部員になる。作中では通常「ツバサ」と表記される。

(ゆき)

高校3年生の女子高生。ショートカットの髪型が特徴。吹奏楽部に所属し、サックスを吹く。両親に虐待を受けたことから心を壊し、幼い頃の記憶がない。また、ショックな出来事があると、すっぽりとその記憶が抜け落ちてしまう。口をきくことができず、携帯で会話をする。数か月前、麓の街から温泉街に引っ越してきた頃に翼(ツバサ)と出会い、彼の超能力をずっと自分のものだと勘違いしていた。ツバサからは「先輩」と呼ばれている。

前作

雪にツバサ (ゆきにつばさ)

作者・高橋しんにとって『きみのカケラ』(小学館「週刊少年サンデー」連載)の完結以来、7年ぶりの週刊連載作品。なお、主人公・翼(ツバサ)の高校進学以降の話は、新章『雪にツバサ・春』として刊行された(連載... 関連ページ:雪にツバサ

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