概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
翼 (つばさ)
ひなびた温泉街で、母と三人の妹と暮らす高校1年生の男子。いつもヘッドホンをしている。温泉卓球の小学生の部チャンピオンで、元サッカー少年団のエースストライカーでもあった。超能力の持ち主で、口のきけない女子高生・雪(ユキ)の心の声を聞くことができるため、ユキに助けを求められて仕方なく超能力を使うことが多い。居心地のよい学校の部屋で寝ていたところ、たまたまそこが超能力部だったことから、成り行きで部員になる。作中では通常「ツバサ」と表記される。
雪 (ゆき)
高校3年生の女子高生。ショートカットの髪型が特徴。吹奏楽部に所属し、サックスを吹く。両親に虐待を受けたことから心を壊し、幼い頃の記憶がない。また、ショックな出来事があると、すっぽりとその記憶が抜け落ちてしまう。口をきくことができず、携帯で会話をする。数か月前、麓の街から温泉街に引っ越してきた頃に翼(ツバサ)と出会い、彼の超能力をずっと自分のものだと勘違いしていた。ツバサからは「先輩」と呼ばれている。
前作
雪にツバサ (ゆきにつばさ)
作者・高橋しんにとって『きみのカケラ』(小学館「週刊少年サンデー」連載)の完結以来、7年ぶりの週刊連載作品。なお、主人公・翼(ツバサ)の高校進学以降の話は、新章『雪にツバサ・春』として刊行された(連載... 関連ページ:雪にツバサ