あらすじ
鬼滅の刃 冨岡義勇外伝
鬼殺隊水柱の冨岡義勇は、鎹鴉から「猟師が鬼に喰われている」との伝令を受け、北の雪山へと向かう。雪山の麓の宿場には、生薬の買い付けのために、鬼殺隊蟲柱の胡蝶しのぶも来ていた。そこで二人は八重という名前の娘と出会う。八重は、マタギの父の又造と仲間を熊に殺され、その仇を討つために雪山で熊を捜し続けているという。義勇としのぶは、八重が何かを隠していると感じ、一人で山に入っていく彼女の跡を追う。
鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝
最終選別を突破し、鬼殺隊の癸(みずのと)の隊士となった甘露寺蜜璃は、師匠である煉獄杏寿郎のもとを訪れ、久しぶりに稽古をつけてもらっていた。するとそこへ鎹鴉が現れ、本部からの伝令を伝える。内容は、杏寿郎の父、炎柱の煉獄槇寿郎への柱合会議参加要請だった。しかし槇寿郎は、その要請を無視したため、杏寿郎が代理で向かうことになる。鬼殺隊当主である産屋敷耀哉の用件は、鬼の最高位である、十二鬼月の一人の討伐だった。十二鬼月を倒せば、鬼殺隊の最高位である「柱」への昇格が認められる。耀哉は、槇寿郎の代わりに十二鬼月の討伐任務に当たるよう、杏寿郎に命じた。
登場人物・キャラクター
冨岡 義勇 (とみおか ぎゆう)
『鬼滅の刃 冨岡義勇外伝』の主人公。鬼殺隊の最高位である「柱」の一人で、肩書は「水柱」。鎹鴉からの伝令を受け、北の雪山へと鬼狩りに向かう。無表情、口下手が災いし、村人に不審者扱いされて捕まりかけるが、たまたまその場に居合わせた胡蝶しのぶに助けられる。
胡蝶 しのぶ (こちょう しのぶ)
『鬼滅の刃 冨岡義勇外伝』の登場人物。鬼殺隊の最高位である「柱」の一人で、肩書は「蟲柱」。生薬の買い付けのために、北の雪山の麓にある宿場を訪れていたところ、冨岡義勇と出くわし、鬼狩りに手を貸す。
八重 (やえ)
『鬼滅の刃 冨岡義勇外伝』の登場人物。マタギの娘。熊に襲われ、目の前で父親と仲間を殺されて以来、ずっと雪山に入って、仇を捜しているという。
煉獄 杏寿郎 (れんごく きょうじゅろう)
『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝』の主人公。鬼殺隊の一般隊士で、階級は一般の最高位である甲(きのえ)。炎柱でありながら、虚無的になってしまっている父の煉獄槇寿郎の代わりに、柱合会議に参加。鬼殺隊当主の産屋敷耀哉の命により、十二鬼月の一人、下弦の弐の鬼討伐の任務に当たる。
甘露寺 蜜璃 (かんろじ みつり)
『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝』の登場人物。煉獄杏寿郎の弟子で、最終選別を突破して鬼殺隊に入隊したばかりであり、階級は一番下の癸(みずのと)。十二鬼月の一人、下弦の弐の鬼討伐の任務に同行する。
佩狼 (はいろう)
『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝』の登場人物。鬼の最高位である十二鬼月の一人。階級は「下弦の弐」。軍服にマントを羽織った姿が特徴の男性。炎柱である煉獄槇寿郎にいたぶられた過去を持ち、槇寿郎に凄まじい復讐心を抱いている。殺した鬼殺隊の刀の鍔を戦利品として収集する異常者。また、激高しやすい性格で、自分の頭を拳銃で撃つことで、なんとか理性を保っている。そのため、脳の損傷が激しく、過去の記憶が曖昧になっている。
クレジット
- 原作
ベース
鬼滅の刃 (きめつのやいば)
吾峠呼世晴の初連載作品。大正時代、日が暮れると現れる人喰い鬼に家族を殺された竈門炭治郎は、鬼の血を浴びて人喰い鬼と化した妹の竈門禰豆子を人間に戻す方法を模索する。やがて鬼殺隊の一員として、人々を守る活... 関連ページ:鬼滅の刃
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キメツ学園! (きめつがくえん)
吾峠呼世晴著『鬼滅の刃』の公式スピンオフ。『鬼滅の刃』コミックスの巻末などに描かれていた、吾峠呼世晴によるセルフパロディ『中高一貫!!キメツ学園物語』をベースにしている。小中高一貫の私立校、キメツ学園... 関連ページ:キメツ学園!