概要・あらすじ
藤岡順正のアルバイト先にやって来て、店中の靴を試着したが買わずに帰るという、子供じみたいたずらをした少女がいた。それが、順正(藤岡順正)の隣に越してきた立野瑞希だった。幼馴染の世衣子と婚約をした順正(藤岡順正)だったが、いつも悪態をつく瑞希(立野瑞希)の存在が気になっていく。
父親の葬式の日にボヤ騒ぎを起こした瑞希(立野瑞希)は、これまで心にしまっていた想いを順正(藤岡順正)に告げ、姿を消した。
登場人物・キャラクター
藤岡 順正 (ふじおか じゅんしょう)
家はお寺。大学3年生だが1浪しているので、年齢は瑞希(立野瑞樹)と同じ。数年間ずっと片思いだった2歳年上の幼馴染・世衣子の気持ちを知り、婚約する。アルバイト先で客として訪れた瑞希(立野瑞希)のいたずらに腹を立てつつも、次第に気になる存在として意識する。瑞希(立野瑞希)の父親立野賢一に似ている。
立野 瑞希 (たての みずき)
大学4年生。父親は作家の立野賢一。父親がアル中で肝臓を患い入院中のため、順正(藤岡順正)の隣に越してくる。順正(藤岡順正)に悪態をつきながら、少しずつ自分の気持ちを吐露していく。父親の手紙を燃やしている最中にボヤ騒ぎを起こす。心にしまっていた想いを順正(藤岡順正)に告げ、姿を消す。
世衣子 (せいこ)
順正(藤岡順正)の幼馴染で2歳年上の24歳。自分が順正(藤岡順正)より年上であることから、なかなか自分の気持ちを打ち明けられない。瑞希(立野瑞希)の出現により、順正(藤岡順正)に好きだという想いを伝える。
坊屋 (ぼうや)
順正(藤岡順正)のアルバイト先で一緒に仕事をしている。順正(藤岡順正)が世衣子に惹かれていることを知っており、婚約できたことを喜ぶ。