漫画・ぢたま(某)、原作・中山文十郎による連載作品。両者にとっての代表作でもある。地球に来訪した友好的な異星人「セイント」と、人類の歴史を影から操る組織「管理者」、対立する両組織の関係を調整する「ヴェスパー」が存在する世界が舞台。残り稼働日数が398日となったことで引退が許可された戦闘用アンドロイドのまほろは、自らの希望で孤独な中学生の優の元に住み込みメイドとして派遣される。優は、かつてまほろが命を奪った上司の遺児であった。突如として現れた美少女アンドロイドに戸惑う優だったが、まほろの雇用を決意し、二人の共同生活が始まる。本作は、アンドロイドと人間の恋愛を描いたSFラブコメディである。戦闘用アンドロイドが日常生活に溶け込むという設定や、限られた稼働時間(寿命)の中での恋愛が特徴となっている。また、メイド漫画の先駆的作品の一つとして位置づけられている。ワニブックス「コミックガム」Vo1.13(1999年2月号)から2004年9月号まで連載。テレビアニメ化され、第1期が2001年10月から12月まで、第2期が2002年9月から2003年1月まで放送された。