『マギ』などで知られる大高忍の連載作品。また、作者の代表作の一つでもある。戦国時代をモチーフにした架空世界「日ノ本」を舞台に、150年前に突如出現した地球外生命体「鬼神」による支配からの解放を目指す物語。主人公の武蔵は幼馴染の鐘巻とともに「最強の武士団」の結成を目指し、「鐘巻武士団」での修行を重ねる。その後、「武田武士団」との出会いや、敵組織「黒曜石の八人」との対峙を通じて、鬼神の真実に迫っていく。本作は戦国ファンタジーとSFの要素を融合させた作品である。鬼神に対抗できる武器「鬼鉄刀」による剣戟描写や集団戦闘、バイクのような乗り物「鬼鉄騎」の存在など、時代を超えた要素を特徴とする。講談社「週刊少年マガジン」2018年26号から2021年6号まで連載。その後「別冊少年マガジン」に移籍し、2021年3月号から2024年11月号まで連載。テレビアニメ化され、2022年1月から3月まで第1クール、7月から9月まで第2クールが放送された。また、2021年10月から2022年10月にかけてノベライズ版が全4巻刊行されている。